梅雨の時期に革製品や衣類がダメになる理由とは?収納内の湿度を2週間計測して見えた盲点

株式会社大川家具ドットコム(代表:堤太陽/福岡県大川市)は、梅雨時期の各収納内の湿度環境を2週間にわたり実測。見た目ではわからない“収納内部環境”が、衣類の寿命を左右することに

株式会社大川家具ドットコム

梅雨の時期、収納の中では何が起きているのか? 

革靴のカビ、衣類のニオイ、バッグの型崩れ――これらの原因の多くは「湿度」。株式会社大川家具ドットコム(所在地:福岡県大川市)は、こうした梅雨シーズンに多く寄せられる「収納内の湿気」に関する声に応えるべく、同社倉庫内で7種類の収納家具と外気の湿度環境を約2週間にわたり実測・可視化しました。

同様の実験は今年4月にも行いました

服が長持ちする収納は?桐たんす・プラケース・不織布を徹底比較!

が、気候が安定していた4月に行ったため、湿気の多い梅雨時期に再度行った実験が今回の実験です。

実験に使用した収納は以下の6種と、倉庫内外気です。

総桐クローゼットチェスト
総桐衣装ケース
アイクーリチェストレール付
プラ衣装ケース
不織布衣装ケース
なごみチェスト

湿度の結果

2025年6月初旬から中旬にかけて、収納家具6種と外気に温湿度ロガーを設置。結果は驚くべきものでした。

不織布ケース・プラケース・外気:湿度40〜80%と大きな変動

総桐クローゼットアイクーリなごみチェスト:湿度65〜75%で安定

特に「なごみチェスト」は、湿度のブレが最も少なく、常に安定した環境を保ちました。

温度の結果

こちらもなごみチェストが温度の変動が少ない結果になりました。

湿度が安定する3つの理由

密閉構造の引き出し:レールを使わない設計で、外気の侵入を抑制

引出しの桐無垢材:自然な調湿作用を持ち、空気中の湿気を吸放出

脚付き構造:底面からの湿気を遮断し、空気がこもらない設計

さらに密閉性があるからこそ、除湿剤の効果も大きく発揮され、小型除湿剤を設置するだけで更なる安定が可能です。

 

湿度管理は、見落とされがちな“収納の中の品質”に直結します。調湿性能を備えた家具は、革製品や衣類、コレクションの保存にも大きな差を生みます。今回の実験により、「昔から伝わるいい家具」というのは、引出しを閉めたら他の引出しが勝手に開く。

という言い伝えの裏付けになったのでないでしょうか?

今回の実験のポイント

・実測データに裏付けられた家具評価

・収納内部の環境価値を可視化

・梅雨の季節に直結した生活課題の提起

  

私たちは、「見た目」だけではなく、「使う人の安心」まで届ける家具をつくり続けます。目に見えない収納内部の環境が、暮らしの質を変えていくと信じています。

 【お問い合わせ先】 

福岡県大川市郷原621

株式会社大川家具ドットコム

担当:堤 太陽

info@okawakagu.com

TEL 0944-88-3889(案内5番)

FAX 050-3173-1743(電子FAX)

販売サイト:https://www.coordinatekagu.jp/

コーポレートサイト:https://www.okawakagu.com/

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会社概要

株式会社大川家具ドットコム

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URL
http://www.okawakagu.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
福岡県大川市郷原621
電話番号
0944-88-3889
代表者名
堤 太陽
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2014年07月