VRスタートアップのイマクリエイト、総額1.8億円を資金調達(シリーズA)

バーチャル空間を活用した現実以上に効果のあるトレーニングの研究・開発を加速

イマクリエイト株式会社

現実に作用する身体性のあるバーチャル技術の研究・開発を行うイマクリエイト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:山本彰洋、以下イマクリエイト)は、シリーズAラウンドで総額1.8億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。調達先は東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大泉克彦、以下「東大IPC」)をリード投資家として、株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)、個人投資家の皆様です。今回の資金調達により、現実以上の効果性という特徴を更に強化することを目的とした、バーチャル空間だからこその体験の研究・開発を進めてまいります。

 

  • イマクリエイトとは
イマクリエイトは、「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、時間や場所などの様々な現実の壁をこえて、全ての人がもっと自由に、便利に活動できる世の中の実現を目指し、身体性のあるXRの研究開発と社会実装に取り組むスタートアップです。

主に産業や医療分野でバーチャル技術を活用したトレーニングの開発に取り組んでおり、360度動画のような「見るVR」ではなく、バーチャル空間内で現実のように身体を使う「するVR」の開発力を強みとしています。

 
  • 「するVR」とは
バーチャル空間では、物体の可視化や透過、ガイドの表示、重力や動きの出力等の現象や事象の操作、動きに対する即時フィードバックなど、テクノロジーの活用によって現実ではありえない体験が可能になります。このような、現実のように身体を使って得られるバーチャル空間だからこその体験をイマクリエイトでは「するVR」と呼んでいます。

 
  • 「するVR」の特徴:現実以上に効果のあるトレーニングが可能
イマクリエイトは「するVR」に関する知見を活かし、「現実以上の効果性」をコンセプトにしたトレーニングの開発に取り組んでいます。例えばけん玉では、バーチャル空間で練習した初心者1,128人中1,087人が今まで成功したことがない技を習得し、また、コベルコE&M様と共同開発した「ナップ溶接トレーニング」では、バーチャル空間で行う練習が実技練習以上に習熟効果があることを確認しました。こうしたバーチャル技術を活用したトレーニングの開発力を評価頂き、これまで様々な賞を受賞してまいりました。

  ▼現実への効果性

​  ▼様々な賞を受賞

  • 調達資金の用途:「現実以上の効果性」という特徴を強化
今回の資金調達により、「するVR」を活用したトレーニングの「現実以上の効果性」という特徴を更に強化することを目的とした、バーチャル空間だからこその体験の研究・開発を進めてまいります。

その第一弾として、マルチプレイ機能を開発。イマクリエイトが開発したこれまでのトレーニングは一人で行うものでしたが、バーチャル空間だからこその体験性はそのままに、同じバーチャル空間に複数人が同時に入ることができるようになりました。これによって、物理的に距離が離れている人同士であっても、まるで隣同士にいるかのようなコミュニケーションがとれるようになり、マンツーマンで技術を教える・教わる、一緒に作業をする、といった、人を介するからこその柔軟性の高いトレーニングがバーチャル空間でも可能になります。

 
  ▼「するVR」紹介動画
 


イマクリエイトは、これからも現実以上に効果のあるトレーニングの実現を目指し、バーチャル空間だからこその体験性をより高めてまいります。
 

  • 各関係者のコメント
■CEO・CTO

イマクリエイト 代表取締役CEO 山本彰洋
遠くない未来に、肉眼レベルのVR、MR機器がメガネのように当たり前になり、誰もがバーチャル空間だからこその様々な新しい体験をすることができるようになります。そのときを見据えながら、まずは成長が期待されるTo Bの教育・トレーニング分野で最先端の研究を社会に実装していきます。
 




 

イマクリエイト CTO 川崎仁史
映画『マトリックス』に登場する戦闘訓練システムのように、バーチャルな体験を通じて人の能力値が向上するシステムの実現を目指しています。ネオが1人で技術を習得した後にモーフィアスと2人で戦いながら学んだ実戦システムを思い浮かべながら、システムの研究・開発を進めてまいります。






■技術顧問

 

東京大学 先端科学技術研究センター教授 稲見昌彦
現実世界のシミュレーションでなく、VRを用いて現実世界以上にトレーニング効率を高めようとするイマクリエイト社の取り組み、大いに期待しています。






■投資家


東大IPC パートナー 古川圭祐

初めてデモを体験したときに、度肝を抜かれたのを今でも覚えております。これなら彼らが目指している世界観を本当に実現できるのではないか、と考え、また経営陣も高く評価し、ご一緒させて頂くことになりました。XRで人がUpdateされているミライを実現すべく、今後、共に邁進してまいります。様々な業界で応用の可能性があるので是非、お気軽にお問合せ頂ければと存じます。



 


MZV CEO 牧野成将
私達はIoTや製造業技術に特化した投資を行っており、デジタル化が進展する中で製造業DXには大きく期待をしていました。そんな中、イマクリエイト社は「VRは技術の習得効果が高い」というTipsから各種トレーニングVRを展開しており、その一つが日本の強みである製造業とVRを掛け合わせた「溶接VR」でした。「製造業xデジタル」は今後の市場拡大が見込まれますし、日本の強みが活きる領域でもあります。イマクリエイト社とともに製造業にイノベーションを起こしていきたいと思います。

 


新規事業家 守屋実
「まずはバーチャルでやってみる」という未来。ついこの間までは遠い未来の話でしたが、技術は猛烈なスピードで進化、すでにそう遠くない未来にまで近づいてきました。医療、製造、技術伝承。体得の未来を「Do with XR」で切り拓くイマクリエイトに期待し、貢献して参りたいと思います。



 


ナエドコ CEO 湯川恭光
可視化しづらいされづらい技能をイマクリエイトはXR空間上に再現/伝承/昇華していくことができます。技能伝承の新しい形を拡げていくことが将来の技能者達の世界をよりよくしていくことと信じ支援させて頂いてます。
  • イベント出展
10月26日より開催のXR総合展のイマクリエイトブースにて「するVR」を活用したトレーニングを体験頂けます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。


名称:XR総合展 秋
会期:2022年10月26日(水)~28日(金) 10:00~18:00
         (最終日のみ17:00まで)
会場:幕張メッセ 小間番号2-75
主催:RX Japan株式会社 
  • 採用情報
イマクリエイトは、「知る」だけではなく「する」機会を誰もが享受できるようにするために、「XRでやってみる」が当たり前になった世界の実現を目指して、「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、身体性のあるXRの研究開発に取り組んでいます。

現在、Unityエンジニア・サーバーエンジニア・3DCGモデラー・3DCGデザイナー・事業開発の募集を行っています。弊社の取り組みにご興味を持って頂ければ、ぜひご連絡ください。

   イマクリエイト採用ぺージ
   https://ima-create.com/recruit

  • そのほか
■関係者からのプレスリリース
・東大IPC
   URL : https://www.utokyo-ipc.co.jp/2022/10/ima-create/

■補足情報
note記事にて今回のリリースの内容を補足しています。VRが技術習得に効果的な理由などを掘り下げて記載していますので、ぜひご一読ください。

 URL : https://note.com/imacreate/n/nc9c88c06252e

■会社概要
社名:イマクリエイト株式会社
所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目22-7 KAY&KAY West 101号室
代表取締役CEO:山本彰洋
URL:https://ima-create.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

イマクリエイト株式会社

23フォロワー

RSS
URL
https://ima-create.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東五反田5丁目22-7 池田山KAY&KAYウェスト101号室
電話番号
-
代表者名
山本彰洋
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年10月