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学校法人 多摩美術大学
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画家・難波田龍起、史男親子の国内屈指となる作品群など故・寺田小太郎氏のコレクション受贈を記念した展覧会を開催

多摩美術大学美術館「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に」展【前編】「起源」(2021年7月10日~9月20日)

多摩美術大学

多摩美術大学(東京都世田谷区・八王子市 学長:建畠晢)はこのたび、東京オペラシティビル地権者の故・寺田小太郎氏(1927-2018)のコレクションから59点の作品を受贈したことを記念し、「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に」展を、多摩美術大学美術館(多摩市)で開催いたします。
本展は、作品収集の背景にあるコレクターのまなざしや個人のライフストーリーを辿りながら、収集という行為そのものが社会をより充実させるための営みであると捉えることで、「社会におけるコレクターが果たす役割」を再考する展覧会シリーズ『コレクターズ/Collectors』の第2回企画展です。

総数4,500点に上る「寺田コレクション」は、難波田龍起・史男親子の国内屈指となる作品群のほか、戦後日本美術から現代アートに至るまで、幅広い年代・ジャンルにわたります。

本展では、前編・後編でテーマを分け、当館に寄贈された収蔵品を含む約190点の作品と資料から、寺田の想いに寄り添い、その人物像を浮かび上がらせると共に、コレクションに込められたメッセージを紐解きます。また、寺田が長年携わった「造園」の仕事にも光を当て、そこで育まれた自然観・美的感性と美術コレクションの相関を探ります。

 
  • 「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に」展【前編】「起源」開催概要
寺田コレクションには、戦争を経験して生成された『日本とは何か』『人間とは何か』という 2 つの問題意識が投影されています。戦前/戦後における価値観の大きな転換に対峙した寺田は、美術作品を通じて自らのアイデンティティの拠りどころを探っていきました。本展【前編】ではコレクションの原点にさかのぼり、寺田コレクションを語るうえで欠かせない難波田龍起・史男の作品、そして「東洋的抽象」「ブラック & ホワイト」「日本的なるもの」といった収集テーマから、寺田の感性と美意識のルーツを辿ります。

会期:2021年7月10日(土)〜9月20日(月・祝)10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
会場:多摩美術大学美術館
〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
交通:多摩センター駅 徒歩7分 (京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール)
休館日:火曜日
入館料:一般300円(200円)
※( )は20名以上の団体料金 ※障がい者および付添者、学生以下は無料
主催:多摩美術大学美術館
出品協力:東京オペラシティ アートギャラリー、府中市美術館、早稲田大学 會津八一記念博物館

※多摩美術大学美術館は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため必要な対策を講じてまいります。ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
<ご来館の皆様へのお願い>
https://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/200601_oshirase.htm
 
  • 【前編】「起源」出品作家一覧
麻田 浩、アド・ラインハート、有元 容子、磯見 輝夫、伊藤 彬、榎倉 康二、奥村 美佳、柿崎 兆、郭 仁植、桑山 忠明、小泉 淳作、齋藤 満栄、白髪 一雄、チャールズ・ランフ、鄭 相和、崔 恩景、堂本 右美、中路 融人、中村 徹、難波田 龍起、難波田 史男、野田 裕示、野見山 暁治、稗田 一穂、ベン・ニコルソン、前田 昌良、松谷 武判、松本 祐子、村上 友晴、山口 長男、尹 熙倉、尹 亨根、吉澤 美香、李 禹煥(敬称略)
 
  • 寺田小太郎(Kotaro Terada)

1927(昭和2)年5月7日、滋賀近江の商人を出自とし江戸に移って約500年続く寺田家の長男として生まれる。東京農業大学緑地土木科(現造園科学科)および同大学農学部農業経済学科出身。1963年から東京農業大学の恩師・中島健(1914-2000)の誘いを受けて綜合庭園研究室に勤務し、造園の仕事に携わる。造園の仕事は寺田にとって「天職」となった。1980(昭和55)年に綜合庭園研究室から独立し、創造園事務所を設立。中島とともに東京オペラシティビルの植栽・管理を行った。1988年、新国立劇場建設のため官民一体となった都市開発事業が開始され、寺田は所有していた土地を提供し、本プロジェクトに唯一の個人として参画する。行政が掲げた文化施設を設置するプランに賛同し、美術館創設(現在の東京オペラシティアートギャラリー)を提案し、私財を投じて美術館創設に向けて収集活動を開始した。
2018(平成30)年11月18日、逝去。

相笠昌義《トップルームの寺田さん》1999年 油彩、キャンバス
東京オペラシティ アートギャラリー所蔵
撮影:武藤滋生
 
  • 関連イベント◆ゲスト・トーク①會津八一記念博物館の寺田コレクション
ゲスト:玉井貴子氏(早稲田大学 會津八一記念博物館 学芸員)
日時:2021年7月17日(土)14:00~
会場:多摩美術大学美術館 B1多目的室
定員:20名
参加費:無料 ※ただし、入館料が必要
申込:要事前申し込み ※先着順、定員に達し次第受付終了
お申し込みはこちらから
https://forms.gle/RXhfRuUwZTc6Ft4y8
 
  • 関連イベント◆ゲスト・トーク②寺田コレクション形成の軌跡
ゲスト:福士理氏(東京オペラシティ アートギャラリー シニア・キュレーター)
日時:2021年8月21日(土)14:00~
会場:多摩美術大学美術館 B1多目的室
定員:20名
参加費:無料 ※ただし、入館料が必要
申込:要事前申し込み ※先着順、定員に達し次第受付終了
お申し込みはこちらから
https://forms.gle/RXhfRuUwZTc6Ft4y8
 
  • 関連イベント◆キュレーターズ・トーク
企画担当者による展示解説
日時:2021年8月7日(土)14:00~
会場:多摩美術大学美術館 B1多目的室
定員:20名
参加費:無料 ※ただし、入館料が必要
申込:当日会場にて受付
 
  • 次回予告◎【後編】「継承」(2021年10月2日~11月21日)
寺田は「芸術には人を変容させる」力があるという信念を持って収集活動を行い、作品やアーティストとの出会いとともに自らの思考を深化させていきます。そして寺田は収集活動を「創造的な営み」と考え、そのプロセスを通じて自分の想いを表現しようと試み、自らが生きた証となるコレクションを未来へ伝えようとしました。本展【後編】では、寺田から私たちへ受け継ぐメッセージを「人間とは何か」「幻想美術」「自然の声」「センス・オブ・ワンダー」というテーマに込めて構成し、寺田のまなざしの先にある未来へ想いを馳せていきます。

*本展は前編・後編で1つの「物語」を構成しています。ぜひ合わせてご覧ください。

  難波田龍起《生の記録 3》1994年 油彩、キャンバス
  東京オペラシティ アートギャラリー所蔵
  撮影:若林亮二

  難波田龍起《生の記録 4》1994年 油彩、キャンバス
  東京オペラシティ アートギャラリー所蔵
  撮影:若林亮二

  難波田史男《自己とのたたかいの日々 N-14》1961年 水彩、インク、紙
  東京オペラシティ アートギャラリー所蔵
  撮影:斉藤新
 
  • 展覧会カタログ『寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に』


2021年7月10日刊行
24.0 × 18.7cm / 272 ページ / 2,500円(税込)

展覧会会場にて販売
※通販も行っております。詳細は当館HPをご覧ください。


 

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区上野毛3-15-34
電話番号
03-3702-1141
代表者名
青柳正規
上場
未上場
資本金
-
設立
1935年11月
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