「ASEANアタッチメント・プログラム」にて文化交流を目的とした茶会を企画運営しました

最先端技術で植物本来の香りと旨味を抽出する「COLDRAW」がドリンクを提供

株式会社TeaRoom

株式会社TeaRoom(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:岩本 涼 / 以下 TeaRoom)は、12月12日(金)に京都市で開催された『ASEANアタッチメント・プログラム』にて、ASEAN加盟国の代表者を対象とした文化交流茶会を企画・運営しました。日本茶の生産から文化発信まで一貫した事業を行うTeaRoomが、国際交流の場において、茶会の特性を用いて国を超えた調和・対話を生み出す取り組みです。提供されたドリンクの一部は、植物本来の香りと旨味を引き出す特許技術を持つ『COLDRAW』が開発を行い、プログラムの趣旨に合わせたブレンドとしてふるまわれました。日本文化とイノベーションを掛け合わせたプレゼンテーションにより、参加者との対話を深める機会となりました。


ASEANアタッチメント・プログラムとは

アタッチメント・プログラムは、ASEAN域内の格差是正を目的とした「ASEAN統合イニシアティブ(IAI)」支援の一環として、ASEAN統合基金(JAIF)を通じて実施されています。本プログラムには、ASEAN事務局に1年間派遣されているカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、東ティモールの若手政府職員 計15名が参加しており、参加者の行政能力の向上、外部パートナーとのネットワーク構築、日本の文化や歴史に触れることで、相互理解を深め、交流や親交を促進する機会となっています。

国や時代を超えた対話が生まれた茶会

本茶会のテーマとして掛けていた軸「古今無二路」は、古より今に至るまで、君子が歩むべき本質の道は一つであるという禅の教えに基づいています。

正式な茶事の形式に則り、茶懐石からお茶一服へと進む一連の流れの中で、日本文化として形成され受け継がれてきた精神性と空間を体感いただきました。

一方で、お互いを慮りながら茶を点て合う体験を通して一座建立の精神を共有し、今を生きる感覚を道具や所作に重ねることで、伝統と現在が一本の道として自然につながり、国や時代を超えた対話が生まれる場を創り出しました。

当日の様子

参加者の出身国で重宝される植物をブレンドし、文化の調和を表現したドリンク提供

今回の茶会では、特許取得の最先端抽出技術「冷温減圧抽出」で飲料を創造するCOLDRAWがドリンクの提供を行いました。1種類目は、参加者の出身国で親しまれている植物を一杯の中に重ね合わせた香煎です。ジャスミン緑茶、レモングラス、カルダモン、クローブなど、ASEAN各国を象徴するボタニカル素材をブレンドしました。COLDRAWの抽出技術により、それぞれの植物が持つ香りや個性を損なうことなく引き出すことで、多様な文化が調和する味わいを表現しています。参加者からは、自国の植物に気づき、語り合うきっかけになったという声も寄せられ、文化的背景を共有する一杯として好評を博しました。
もう1種類は、食中茶として日本の和紅茶をベースに、金木犀の華やかな香りや、パイナップルやマンゴーといった果実のやさしい甘みを重ねたドリンクです。日本の茶文化に根ざしながらも、COLDRAWならではの表現で現代的に再構築した一杯として、食事とともに提供されました。参加者からは、口中を穏やかに整えながら料理や会話を引き立てる存在として評価され、日本文化を体感する体験の一部として嗜まれました。

TeaRoomの文化事業について

TeaRoomはこれまでも、企業・行政・教育機関など多様なステークホルダーと協働し、日本文化を軸とした国際的な交流や体験の設計に取り組んできました。今後も、ソフトの体験設計から建築・意匠デザインまでカバーできるグループの強みを活かし、企画・実装の両面から貢献してまいります。

■ COLDRAW(コールドロー)について

COLDRAWは、特許取得の最先端抽出技術「冷温減圧抽出」によって植物本来の香りと旨味を引き出し、これまでにない飲料〈ネイチャーカクテル〉を創造するプラットフォーム企業です。機器・素材・体験を一体で展開し、シェフやバーテンダーなどのクリエイターと共に多様なレシピを共創。“飲料をつくる”という共創モデルを軸に、飲み手と場をつなぎ、新たな食文化・産業構築を目指しています。2025年2月より三井不動産が展開する&mogにCOLDRAW抽出所を開設し、研究開発活動を推進しています。https://coldraw.com/


​​■ 株式会社TeaRoomについて

株式会社TeaRoomは、「対立のない優しい世界を目指して」を理念に掲げ、2018年に創業。代表者・岩本の茶道経験を背景に、文化と産業の関係や、それらの衰退の状況に課題意識を持ったことから、2020年に静岡県本山地域の茶畑と製茶工場を承継し、農地所有適格法人である「株式会社THE CRAFT FARM」を設立。さらに、日本で育まれた文化の有用な価値を現代に活かす取り組みを行うべく、2023年に「一般社団法人文化資本研究所」を設立。茶産業が存続するためのエコシステムの再編や、時流の変化に対応したお茶の需要創出や用途開発などを行い、アートや工芸などとともに、日本文化や茶の湯の価値を活用した事業を行う。また、海外輸出や海外でのお茶の教育や評価制度整備などにも取り組む。文化や産業、社会のはじまりとなる仕組みづくりを、企業や行政、地域など多様なステークホルダーとの共創によって挑む。

代表取締役:岩本涼

所在地:151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目38番14号 STANTION kitasando 5F

工場:421-2304 静岡県静岡市葵区渡1449

創業:2018年

事業:日本茶の生産/販売/コンサルティング業/茶道・日本茶を中心とした文化関連事業

コーポレートサイト:http://tearoom.co.jp

採用サイト:https://career.tearoom.co.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/tearoom_japan/

X:https://twitter.com/TeaRoom_Japan

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社TeaRoom:古賀

Tel:050-1432-8320 E-mail:pr@tearoom.co.jp

コーポレートサイト:https://tearoom.co.jp/

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会社概要

株式会社TeaRoom

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URL
http://tearoom.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目38番14号 STANTION kitasando 5F
電話番号
050-1432-8320
代表者名
岩本 涼
上場
未上場
資本金
5900万円
設立
2018年05月