新教材『18歳成人とキャリア教育:グローバル社会で「おとなになる」を考える』発行
開発教育を推進するNGO、開発教育協会(東京都文京区、代表理事・湯本浩之)は、参加型学習のための教材『18歳成人とキャリア教育 グローバル社会で「おとなになる」を考える』を発行しました。
18歳成人制度の施行を契機に、主体的な市民として「おとなになる」に向き合うことを目的とした参加型学習(アクティブ・ラーニング)のための手引書です。
https://www.dear.or.jp/books/book01/11592/
https://www.dear.or.jp/books/book01/11592/
- 各教科・キャリア教育で使える10のアクティビティを掲載
キャリア教育は職業キャリアのみを意味しません。社会的自立には、職業スキルと合わせて生活スキル、そして、社会参加のための市民性スキルが求められます。自立をし 、役割を果たし、自分らしい生き方をする力を育むためには、自己決定と社会経験を重視する「日々の教育活動」に基づいたキャリア教育が重要になります 。
本教材は、「おとなになる」ことを描きつつ、社会構造の何を知らないか、何を知りたいかを追求し、地球的課題への関心とコミットを広げながら、地域参加、職業参加、社会参加をする教育の一つのご提案となります。
- 概要
・2023年4月、A4判76頁(ダウンロードして使えるワークシート付)
・一般価格:¥1,650(図書館価格:¥3,300)
・会員価格:¥1,320
・対象:中学生以上
- ねらい
2)自分の未来を描くために、自分自身に目を向ける。
3)働くことについて考え、多様な働き方に関心を持つ。
4)一人の市民として社会参加を考える。
- もくじ
アクティビティStep1:「おとなになる」を描く
1-1:どんなおとなになりたい?何をしたい?
1-2:18歳になってできること・できないこと
1-3:18歳成人までに知っておきたいこと
1-4:18歳成人をめぐる様々な意見
Step2:「はたらく」を考える
2-1:「わたし」を知ろう
2-2:はたらくってどんなこと?
2-3:はたらく人に聞いてみよう
2-4:世界のはたらく人
Step3:「社会参加」をする
3-1:自分の意思で「ボランティア」?
3-2:アクションを起こすハードル
3-3:模擬選挙をやってみよう
3-4:『18歳選挙権と市民教育ハンドブック』を活用する
- 解説
2.18歳成人の法律論(南部義典)
- 教材とワークショップのお問い合わせ
112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
FAX 03-3818-5940
URL: http://www.dear.or.jp/
E-mail: main@dear.or.jp
教材詳細:https://www.dear.or.jp/books/book01/11592/
※本教材を利用した研修や講座、教員・ファシリテーター研修会への講師派遣も承ります。
- 開発教育協会(DEAR:ディア)とは
https://www.dear.or.jp/about/
<受賞歴>
消費者教育教材資料表彰「優秀賞」(2022年/『服・ファッション 開発教育アクティビティ集5』)
消費者教育教材資料表彰「優秀賞」(2021年/『プラスチックごみ 開発教育アクティビティ集4』)
「博報賞」教育活性化部門(2018年)
消費者教育教材資料表彰「優秀賞」(2018年/『スマホから考える世界・わたし・SDGs』)
消費者教育教材資料表彰「内閣特命担当大臣賞」(2017年/『写真で学ぼう!地球の食卓』)ほか多数
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