事務職から異職種へ転職した理由ランキング!経験者456人アンケート調査

事務職から異職種への転職に関する意識調査

Biz Hits

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、事務職から異職種への転職経験がある456人を対象に「事務職から異職種への転職に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/10187 )
転職希望者に人気の事務職ですが、実際に働いてみると「合わない」「辛い」「辞めたい」と感じる人も少なくありません。

・PC作業ばかりで単調
・忙しいわりに給料は安い

そんな理由で「事務職から他職種へ転職したい」と考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、事務職から異職種への転職経験がある456人に「事務職から異職種への転職」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。

 
  • 調査概要
調査対象:事務職から他の職種への転職経験がある人
調査日:2021年2月26日~3月9日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:456人(女性351人/男性105人)
 
  • 調査結果サマリー
・事務職から異職種へ転職した理由1位は「他の職種に興味があった」
・異職種への転職活動は順調だった人が65.1%
・事務職から異職種へ転職してよかった人は86.0%

 
  • 事務職から異職種へ転職した理由1位は「他の職種に興味があった」

事務職から異職種に転職した理由を尋ねたところ、1位は「他の職種に興味があった」でした。

営業職や接客業、医療などの専門職に興味や憧れを抱いていて、思い切って事務から転職したという人が多いようです。

4位にも「専門性・スキルを身につけたかった」という前向きな回答がランクイン。

ただ全体的には「仕事内容への不満」「給料への不満」「職場の雰囲気がよくなかった」「体調不良」など、ネガティブな回答が多くなりました。

では具体的な回答をご紹介します。

【1位 他の職種に興味があった】
・興味を持っていた職種にチャレンジできるギリギリの年齢だと思い、思い切って転職(女性、25歳で転職)
・長年事務職しかやってなかったこともあり、異業種に興味を持った(女性、38歳で転職)
・屋外での仕事がしてみたかった(男性、42歳で転職)

やってみたい職業に挑戦するため、事務職を辞めて転職した人が1位でした。

ひとつは「憧れの職業を一旦諦めて事務職になった人」が、「やっぱり諦めきれない」と挑戦したパターン。

もうひとつは、事務職として働くうちに他の職種に興味を持ったり「より自分にあった職種があるのではないか」と考えるようになり、転職を決意したというパターンでした。

【2位 仕事内容への不満】
・同じ場所で行う作業に向いていなかったので(男性、27歳で転職)
・電話応対が途切れず、電話に出たくなくなったから(女性、33歳で転職)
・ズバリ、やりがいです。毎日、同じような作業に飽き飽きしていました(男性、40歳で転職)

2位は「事務職としての仕事内容に不満があり、転職した」でした。

不満の内容は、「ルーティンワークばかりで単調」「やりがいを感じない」「マルチタスクが苦手」「電話応対が苦痛」「アシスタント的な仕事に限界を感じた」など。

仕事そのものが向かなかった人と、事務作業にやりがいを感じられなかった人がいました。

【3位 給料への不満】
・何年勤めても、お給料が上がらなかったため(女性、27歳で転職)
・婚約者に「事務職では将来不安」と言われ、しっかり稼げる他の職種に転職しました(男性、29歳で転職)
・お給料が低く、生活に困ったから(女性、30歳で転職)

「給料への不満」が理由で、事務職から他職種へ転職した人が3位。

事務職は「仕事の成果」が可視化・評価されにくく、営業職や販売職のようなインセンティブもあまりありません。

企業によっては、事務職だと昇進や昇給が遅いこともあり、収入面での不満を抱く人が多いようです。

【4位 職場の雰囲気がよくなかった】
・営業事務をしていましたが、担当の営業さんからのセクハラを受けていたから(女性、21歳で転職)
・職場の人間関係が嫌だったから。事務職だと一日中会社にいなければいけないためストレスが多かった(男性、25歳で転職)

「職場の雰囲気が良くなかった」が4位に入りました。

事務職だと「同じメンバー・同じオフィス」の中で仕事をすることが多く、営業職のように外出する機会は少ないです。

居心地の悪い職場から離れる時間がなく、「職場の人間関係・雰囲気の悪さ」の影響を大きく受けてしまい、異職種への転職を考えはじめる人が多いのでしょう。

【同4位 専門性・スキルを身につけたかった】
・事務職では技術的な成長が見込めなかったため(女性、25歳で転職)
・手に職を持ちたくて、看護師に転職した(女性、32歳で転職)
・資格を持って働いた方が、歳を取り環境が変わったときにも仕事が見つけやすいと思った(女性、35歳で転職)

同率4位は「専門性・スキルを身につけたかった」でした。

事務職は決まった業務を繰り返すルーティンワークが多く、「事務職のままではスキルアップに繋がらない」「将来が不安」と感じる人も。

「手に職をつけたい」「資格をとって、専門的な仕事がしたい」と考えた人が多いとわかりました。

【6位 事務職での転職が難しかった】
・希望の事務職の求人に巡り合えなかったので、一旦繋ぎの意味で他の職種に就きました(男性、32歳で転職)
・事務職の求人が少なく、また年齢的にも難しいと言われたので(女性、54歳で転職)

6位にランクインしたのは「事務職での転職が難しかった」でした。

事務職での転職を希望したのに、求人数が少なかったり不採用になったりしたために、やむなく他の職種に転職したパターンです。

「120回も不採用になった」「子育てしながら、平日短時間のみ働ける事務職は見つけられなかった」という回答もありました。

【7位 事務職ならではの体調不良】
・パソコンを見すぎて、毎日の頭痛に耐えられなくなったため(女性、22歳で転職)
・同じ姿勢でのパソコン作業で腰痛、ストレートネック、頭痛で体が辛くなってしまった(女性、41歳で転職)

腰痛や眼精疲労など「事務職ならではの体調不良」が理由で転職した人もいました。

事務職の人は座って一日中パソコンに向かうことが多いため、腰痛、肩こり、目の疲れや視力低下、頭痛に悩まされることもしばしば。

身体のメンテナンスをしながら続けられる程度ならよいですが、転職・退職を考えるレベルに達してしまう場合もあるようです。

 
  • 異職種への転職活動は順調だった人が65.1%
次に「事務職から異職種への転職活動が順調だったか」を聞いたところ、結果は以下のようになりました。
 


65.1%の人が「順調だった」「まあ順調だった」と回答し、「事務職から他職種への転職は、スムーズにいくことのほうが多い」とわかりました。

「転職活動が順調だった人」「順調ではなかった人」からの経験談をご紹介します。

【転職活動が順調だった理由】
・人材不足の職種だったため、転職活動はスムーズに進んだ(女性、25歳で転職)
・事務職=裏方作業を知っていることで、業務の最適化に繋がると転職先にて評価をしていただいたため(男性、27歳で転職)
・転職先で活かせる資格を取得していたため、即決で採用された(女性、35歳で転職)

事務職から他職種への転職活動が順調だった人からは「資格を持っていたからスムーズに採用された」「適性や経験を活かせる職種への転職だったから」などの回答が寄せられました。

また「人手不足の業界への転職だったから、スムーズに決まった」「資格やスキルが必要なく、未経験歓迎の仕事だった」など、職種や業種の特性についての回答も。

希望職種が決まっておらず「とにかく事務を辞めたい」という人なら、「人手不足の業界」「未経験者が活躍中の業界」をリサーチしてみるのも手ですね。

【転職活動が大変だった理由】
・資格もなく未経験だったため、いくつも面接で落ちました(女性、26歳で転職)
・資格取得に約2年間を要しました。資格取得後にやっと転職ができました(女性、33歳で転職)
・事務職の経験だけでは採用してくれる企業がとても少ないから(男性、50歳で転職)

転職活動が順調ではなかった人からは「資格がなくて大変だった」「これまでの経験が評価してもらえなかった」という回答がありました。

転職活動が順調だった人とは反対の結果です。

「学校へ通った」など、転職するための資格取得に時間がかかり、大変だったという人もいました。

 
  • 事務職から異職種へ転職してよかった人は86.0%
最後に「事務職から異職種に転職して、よかったと思うか」と聞くと、回答は以下の通りでした。
 


「よかったと思う」「まあ思う」と答えた人が86.0%。

「事務職を希望していたが難しかったため、他職種に転職した」という26人の中でも、「よかったと思う」「まあ思う」と答えた人が20人でした。

自分から異職種転職を希望したかどうかに関わらず、事務職から異職種への転職に満足している人が多いとわかります。

では具体的な回答をご紹介します。


【転職してよかった理由】
・収入の大幅アップと、その後の就職にかなり有利になりました(男性、27歳で転職)
・自分の能力を最大限に活かせていると感じてます(女性、32歳で転職)
・適度に体が動かせるので、事務の時の体の不調がなくなった(女性、42歳で転職)

転職してよかった理由として、「収入増」「希望の仕事につけて、やりがいアップ」「体調不良の改善」などが挙げられました。

転職によって「憧れの仕事・興味がある仕事につきたい」という希望が叶ったり、給料への不満などが解消されたりしたことがわかります。


【転職してよかったとは思わない理由】
・(事務職なら)ノルマというストレスがなく、休日出勤もなかったから(女性、21歳で転職)
・前職とのギャップに適応するのが大変だったから。前職では経理や総務で活躍していたのに、食品工場では役立たずのように扱われ屈辱だった(女性、34歳で転職)
・快適な室内で仕事をしているほうがいい(男性、42歳で転職)

転職してから「やっぱり事務職のほうがよかった」と感じた人は14.0%でした。

目立ったのは「立ち仕事やシフト勤務が体力的にきつい」「人と多く接する仕事のほうが疲れる」「事務以外の仕事に馴染めない」などの回答。

自分で希望して接客業やクリエイティブ職に転職したものの「自分には事務の方が向いていたとわかった」という人もいました。
 
  • まとめ
事務職から他職種に転職した経験がある456人にアンケートを実施したところ、転職理由は「他の職種に興味があった」「仕事内容への不満」が上位でした。

事務職を辞めて他の職種についた人のうち86.0%が転職に満足しており、転職への満足度は高め。

事務は人気職種ですが、実は「事務からの転職を目指す人」「事務職から他職種に転職して満足している人」もたくさんいます。

事務職を辞めたい人は、転職サイトなどで「興味を持てる職種」「かつて憧れていた職種」の求人を探してみてはいかがでしょうか。

事務職への転職を希望している人も、「何が何でも事務!」と思い込むのではなく、一度「本当に事務が向いているか」「事務以外の職種への適性はどうか」を考えてみるのもいいかもしれません。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/10187


■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。

また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ビズヒッツ

9フォロワー

RSS
URL
https://bizhits.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
電話番号
059-392-5012
代表者名
伊藤陽介
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年01月