縄文時代の自然を再現した「わくわく里山・縄文の里」に ニホンアナグマとホンドタヌキの新展示場が10月14日オープン
水族館での展示は日本初!里山の穴掘り名人「ニホンアナグマ」がやってくる
ニホンアナグマとホンドタヌキは古くから里山にすむ動物として人々になじみの深い日本の在来種です。縄文時代の貝塚からもこれらの骨が発見され、当時から食料として利用されてきた様子がうかがえます。またニホンアナグマは山林に巣穴を掘って住みかとし、その巣穴をホンドタヌキが利用することがあります。アナグマは「狢(ムジナ)」とも呼ばれ、ときには同じ巣穴を利用するタヌキもムジナとして混同されることがあります。こうした習性が「同じ穴のムジナ」ということわざの由来であるといわれています。
今回新たにニホンアナグマ2頭を飼育し、アナグマが巣穴で暮らす様子を観察できる他、隣接してホンドタヌキを展示することで、共に里山の自然の中で暮らす習性を紹介する新展示場をオープンします。水族館でのニホンアナグマの展示は初めてです。(タヌキは現在の展示場から新展示場に移動しますが、アナグマとの同居展示ではありません。)
1 展示開始日 2020年10月14日(水)
*初めは1頭での展示となります。また個体の状況により展示開始日は延期となることがあります。
2 搬入生物情報
ニホンアナグマ
①2020年10月 5日(月) 午後
オス 1才(2019.3.21生まれ) 日立市かみね動物園より搬入
②2020年10月16日(金) 午後
メス 保護個体のため年齢不詳(推定6,7才) 盛岡市動物公園より搬入
【ニホンアナグマ】
学名 Meles anakuma 英名 Japanese badger
体長40-60cm、体重12kg程。日本の本州、四国、九州の比較的人間が暮らしている地域に隣接した里山に生息しています。警戒心が比較的弱く、温厚な性格、ずんぐりとした体形が特徴。夜行性で、名前のとおり穴掘りを得意とし、複数の部屋を持つ立派な巣穴を作り日中はそこで過ごします。ミミズ、昆虫の他、小型哺乳類、カエル、トカゲ、果実等も食べる雑食性です。
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