エクイニクス、セガサミーグループのAI実行環境を「Platform Equinix®」で構築

データ資産を利活用した新しいAI事例

グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、セガサミーホールディングス株式会社(代表取締役社長グループCEO 里見 治紀、以下「セガサミーホールディングス」)傘下のグループ会社による玩具の企画や開発を含む各種業務の効率化のため新たに構築した生成AI実行環境の基盤に、当社の「Platform Equinix®」が採用されたことをお知らせします。

セガサミーグループにおける生成AIの活用

セガサミーホールディングスは5月7日、グループ会社である株式会社セガ フェイブ Toysカンパニー(以下、Toysカンパニー)の玩具の企画業務を効率化し製品開発を強化するため、生成AIを活用する環境を展開しました。

 

画像生成AIにより100倍のデザイン案の創出

自社製品の画像を学習させた画像生成AIを活用し、既存製品のデザインを踏襲した改善案等を短時間かつ幅広く生成する。デザイナーは、AIが生成したデザイン案を基に、一層洗練されたデザインを制作するなど、クオリティを高める業務に集中することが可能となった。 なお、本画像生成AIの活用により、デザイン案は100倍もの件数にのぼる。今後、他の玩具のデザイン案制作においても選択の幅が大きく広がることを見込む。

※画像学習や商品化にあたり他社様の権利を侵害することはありません。また、取引先様との契約内容を遵守した上で運用していくとされます。

アンケート分析生成AIにより80%の時間短縮

 数万件におよぶ購入者アンケートの回答から、自由記入欄を含めた分析を実行する。顧客からいただいたご意見や背景にある感情まで生成AIが抽出、分類し、製品改善案の提案まで行う。これにより、担当者の主観やバイアスを排除した信頼性の高いデータを得ることが可能となり、同時に飛躍的な効率化を実現した。 なお、今回の実証実験において、アンケート分析業務は約80%の効率化を実現。

Toysカンパニーの生成AI利用環境のシステム構成

クラウド接続 低遅延 セキュアな相互接続の提供

Toysカンパニーに展開された生成AI環境で主要な役割を果たしているPlatform Equinix上のEquinix Fabricは、お客様のサーバをオンデマンドでクラウドサービスやAIへ接続するためのソフトウェア定義の相互接続サービスです。これにより、オンプレミスのデータをハイブリッドに展開できるため、低遅延と俊敏性の実現と安全かつセキュアに直接接続することが可能です。 Equinix Fabricのマルチクラウド接続機能を利用することで、AIアプリケーションやサービスをさまざまなクラウド間で効率的に接続し、運用することができます。これにより、計算負荷を分散させ、AIサービスへの接続を簡単にすることができます。

クラウドに近接したデータ基盤の構築

さらにセガサミーグループでは、多様なデータを一元的に格納できるシステム(以下、データレイク)の構築や生成AIの活用などの新たなデータ活用プロジェクトを推進しており、これらのプロジェクトにおいて Platform Equinixをご利用いただきます。

セガサミー x エクイニクスで創るさらなるイノベーション

セガサミーグループの企業25社がエクイニクスのInternational Business Exchange™(IBX®)データセンターを活用しデータを保存しています(2024年5月時点)。これらのデータは主に動画や音源などのコンテンツで、エクイニクス内に置かれているサーバーやストレージ群の中で管理されさまざまなクラウドと接続されているため、昨今のビジネス環境で求められるグローバルにおけるデータの共有と利活用に適応しています。

エクイニクスは今後も、セガサミーグループのAI活用による生産性や業務品質の向上、新たな価値の創造、そして同グループのグローバルな開発能力強化をサポートしていきます。

セガサミーホールディングスのプレスリリース:https://www.segasammy.co.jp/ja/release/50127/

エクイニクスについて 
エクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業です。先進的な企業や組織であるデジタルリーダーは自社の成功に向けて、信頼できるプラットフォームとしてエクイニクスを選定し、基盤となるインフラストラクチャをソフトウエアレベルのスピードで集約し、相互接続しています。エクイニクスは、お客様が競争優位性を向上させる上で必要とする適切な場所、パートナー、可能性のすべてにアクセスできるよう支援します。エクイニクスの利用により、ワールドクラスの体験に加え、俊敏な拡張、デジタルサービスの迅速な立ち上げと共に、サステナビリティの目標をサポートすることで、ビジネス価値の増大が可能になります。 

Forward Looking Statements

This press release contains forward-looking statements that involve risks and uncertainties. Actual results may differ materially from expectations discussed in such forward-looking statements. Factors that might cause such differences include, but are not limited to, risks to our business and operating results related to the current inflationary environment; foreign currency exchange rate fluctuations; increased costs to procure power and the general volatility in the global energy market; the challenges of acquiring, operating and constructing IBX and xScale® data centers and developing, deploying and delivering Equinix products and solutions; unanticipated costs or difficulties relating to the integration of companies we have acquired or will acquire into Equinix; a failure to receive significant revenues from customers in recently built out or acquired data centers; failure to complete any financing arrangements contemplated from time to time; competition from existing and new competitors; the ability to generate sufficient cash flow or otherwise obtain funds to repay new or outstanding indebtedness; the loss or decline in business from our key customers; risks related to our taxation as a REIT and other risks described from time to time in Equinix filings with the Securities and Exchange Commission. In particular, see recent and upcoming Equinix quarterly and annual reports filed with the Securities and Exchange Commission, copies of which are available upon request from Equinix. Equinix does not assume any obligation to update the forward-looking information contained in this press release.

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会社概要

URL
https://www.equinix.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9丁目7番2号  ミッドタウンイースト 8F
電話番号
-
代表者名
小川 久仁子
上場
海外市場
資本金
-
設立
2000年06月