【産官学民連携】 滋賀県SDGs「こどなBASE」と滋賀大学が居場所の空気感や小学生の気持ちの可視化に挑戦!
~ 11月14日(木)・ワークショップ実施/11月28日(木)・成果報告会開催 ~
「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(代表理事:平岩国泰、本部:東京都文京区/以下「放課後NPOアフタースクール」)は、2023年度より滋賀県との協働事業である、地元企業等と子どもたちの放課後の居場所をつなぐ事業 滋賀県SDGs「こどなBASE」(以下「こどなBASE」)において、滋賀大学(学長:竹村彰通、本部:滋賀県彦根市馬場1-1-1)との“大学連携プロジェクト”を実施します。
大学連携プロジェクトとは:滋賀県内の大学と連携し、大学生と共にSTEAM体験プログラムを県内の放課後児童クラブにて実施するプロジェクト
STEAMとは:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の略
今回は、居場所の空気感や子どもたちの気持ちなど、目に見えないものを可視化すること=「はかる(測る、計る、量る等)」をテーマとして設定し、滋賀大学の学生と彦根市内の放課後児童クラブに通う小学生が対話を通じて探究していきます。
本プロジェクトは、滋賀大学の講義(プロジェクトB|STEAM探究プロジェクト2024秋『子どもたちと「はかる」を探究』)の一環として全8回で構成されており、経済学部1~4年生の計12名が履修しています。これまでに、計量・包装システムメーカーの「株式会社イシダ」協力のもと、計量技術の紹介・解説、知見の提供を行なう講義も実施しました。現在は、11月14日(木)に実施予定の小学生向けワークショップに向けて、放課後児童クラブへの訪問も重ねながら企画設計を進めています。最終回の11月28日(木)には、学生たちによる成果報告会を開催予定です。
■「はかる」のテーマ設定の背景と目的
昨今、AI・ICT技術の発展に伴い、ビッグデータの活用、分析手法の発達、客観性を担保するための数量・定量化など、「はかる」技術は、社会の様々な場面で活かされようとしています。社会からのニーズが高まる理系的素養の一つを、「問いを立てる能力」であると設定し、学生と子どもたちの素養醸成の一助となることを目指しています。また、子どもたちの「こうなるといいな」という潜在的なニーズや願いが「はかりたいもの・こと」として出てくると考え、それらを今後の放課後の居場所づくりへとつなげていきます。
■本プロジェクトのスキーム
■今後のスケジュール
下記2日程は、現地にてご取材いただけます。放課後児童クラブの住所等は、ご取材希望の方へのみ別途ご連絡いたします。なお、大学生や子どもたちへのインタビューをご希望の方は事前にお申し付けください。
【小学生向けワークショップの実施】11/14(木) 14:30~17:40
・場所:前半は彦根キャンパスにて準備を行い、後半は放課後児童クラブに移動してワークショップを実施
14:30~15:15|滋賀大学・彦根キャンパス校舎棟 第8講義室(〒522-8522 滋賀県彦根市馬場1―1―1)
15:45~17:30|彦根市内放課後児童クラブ
※時間については、多少前後する場合がございます。
・内容:グループごとに、これまでの子どもたちとの対話を通じて見つけた「はかりたいもの・こと」を可視化するワークショップを実施。
【成果報告会】11/28(木) 15:00~17:30
・場所:滋賀大学・彦根キャンパス校舎棟 第8講義室(〒522-8522 滋賀県彦根市馬場1-1―1)
・出席者:株式会社イシダ、彦根市教育委員会事務局生涯学習課、大学と連携したSTEAM事業に関心を持つ企業等
・内容:
①こどなBASEによる大学連携プロジェクトとSTEAM体験プログラムの概要説明
②参加企業と学生たちの対話型ワークショップ
③学生たちによる実践報告(10分発表+3分講評)×4グループ
※本講義は、環びわ湖大学・地域コンソーシアムによる理系人材育成体験プログラム事業の助成を受けています。
■こどなBASEとは|子どもと地元企業をつなぐことで、滋賀県の持続可能な社会づくりを目指す
滋賀県内の子ども・次世代とともに、県内で本社や事業所を営む企業等事業者をはじめ、自治体や団体、教育・福祉機関といった多様なステークホルダーと連携しながら、滋賀県の持続可能な社会づくりに向けた取組を促進することを目的とし、企業等と子どもたちを見守る現場のマッチングやコーディネートを行っています。
――― 参考資料 ―――
■過去の実績|大学連携プロジェクト第1弾「成安造形大学」での実施の様子
2024年7月~8月に実施した成安造形大学との連携では、CO2ネットゼロにつながる取り組みを楽しく学べるワークショップと体験教材を学生たちが主体となって制作し、放課後児童クラブを利用する小学生へ届けました。
●制作した体験教材と子どもたちの様子
●参加した子どもたちの事後アンケートの結果
・「今日のプログラムで環境のことをもっと知りたいと思いましたか?」に対して、「とてもそう思う・まあそう思う」と回答した子どもは90.6%
・「自分たちが暮らす滋賀や地球のために、自分でも何かやってみようと思いましたか?」に対して、「とてもそう思う・まあそう思う」と回答した子どもは87%
・フリーアンサーでは、「これからは地球にいいことをしようと思います」「蛇口をちゃんと閉める」などの回答があり、地球環境を守っていきたいという意識が醸成されたことが読み取れた。
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