舞台は歴史と文化が折り重なる丹波亀山城跡「城跡芸術展」で特別な体験を
亀岡市ゆかりのアーティスト28組による大規模な展覧会を10月12日から開催
かめおか霧の芸術祭実行委員会(委員長:佐々木 京子)は、令和6年10月12日(土)から10月27日(日)まで、京都府亀岡市ゆかりの芸術家による展覧会「城跡芸術展」を丹波亀山城跡で開催します。
自然と調和した歴史的で非日常感あふれる空間をめぐりながら、絵画や陶器、漆造形、インスタレーション、パフォーマンスなど多様な芸術作品を一度に鑑賞できる展覧会です。
10月11日(金)に記者・招待者向け内覧会を行いますので、ぜひお越しください。
開催概要
【会期】10月12日(土)~10月27日(日)
午前10時~午後4時30分
【会場】丹波⻲⼭城跡
(⼤本本部・みろく会館 / 春陽閣 / 花明⼭植物園 / 広場)
※JR嵯峨野線亀岡駅から徒歩10分、駐車場あり
【入場料】無料
(ワークショップは一部参加費あり)
【主催】かめおか霧の芸術祭実⾏委員会、⻲岡市
【助成】令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
■メディア向け内覧会
【日時】10月11日(金)午後2時~4時30分
【場所】丹波亀山城跡(大本本部)みろく会館1階
【対象】記者・招待者
【内容】主催者等の挨拶の後、在廊する出展作家の説明を聞きながら会場内を案内いたします。
新たな芸術に触れるきっかけに
一般的に展覧会は、絵画、陶芸、彫刻といったテーマ、ジャンルを絞って開催されますが、本芸術展は、多様なテーマ、ジャンルの作品を丹波亀山城跡の随所に展示するのが一つの特徴です。自分の興味のあるものだけでなく、その他の作品も自然に鑑賞することとなります。多種多様なジャンルの作品鑑賞を通じて、自分の中の芸術の新しい扉を開くことができる展覧会です。
また本年は、28組のアーティストによる作品展示と、アーティスト自ら企画するイベントを行います。参加者とアーティストが出会い、交流し、作品を深く知り、つくることを体験する機会をより多く設けます。
見どころ
■1.出展作家それぞれが開催するイベントシリーズ
本年はすべての出展アーティストが作品展示だけではなく、トークやワークショップ、オープンアトリエ、上映会をはじめとするアーティスト各々の特性を活かした様々なイベントを開催します。
■2.会場である丹波亀山城跡(大本本部)の魅力
丹波亀山城は1577年頃に明智光秀によって築城され栄えたのち、明治維新後の廃城令により解体されましたが、現在は所有者である「宗教法人 大本」により石垣などが修復され、地域の歴史を感じる自然豊かな場として人びとに開かれています。
城跡芸術展では、丹波亀山城跡に佇む美しい日本家屋だけでなく、約1000種類もの植物が栽培・保護されている「大本花明山植物園」や松林、中庭、広場など、多様な場所に作品を展開します。
■3.サポーターの存在
城跡芸術展やかめおか霧の芸術祭を支える人々「市民サポーター」が2022年から誕生しました。本展はアーティストと市民が一緒に作り上げていく展覧会として、市民サポーターとともに新たな出会いや交流が生まれることを目指します。本年は会期中の展示だけでなく、イベントについても市民サポーターと運営します。
出展アーティスト
世界的に活躍するアーティストから近年注目されている新進気鋭のアーティストまで、亀岡市にゆかりのある芸術家の作品が丹波亀山城跡に集まります。
出展アーティスト:28組
稲あゆ美/上野裕二郎/Acoon Hibino/大石早矢香/大村大悟/大矢一成/奥村博美/栗本夏樹/小峰花香/ZENG HUIRU/柞磨祥子/崔石鎬/辻將成/出口鯉太郎/でぐちみつぎ/中山元宗/西野康造/日置結弥/フォックチン/ベリーマキコ/松井利夫/松岡勇樹/森太三/八木良太/安井友幸/山口さとこ/山本和夫/吉田伊佐
同時開催イベント
子どもから大人まで楽しめる様々なイベントを同時に開催。アートだけではない、亀岡の魅力を体験できます。
〈ボンボンマルシェ〉
【日時】:10月13日(日)午前11時~午後6時
【内容】:「循環」をテーマにしたマルシェ “亀岡市内のモノ・ヒト・食” の「循環」をコンセプトに、地域に新たな価値を生み出し、愛着の湧く日々をつくるマルシェです。クラフト、物々交換市、食のマーケットなどの出店が会場に立ち並びます。
〈霧メニューめぐり〉
亀岡市内の飲食店とのコラボ企画。亀岡の食材を使ったメニューを「霧メニュー」と銘打ち、城跡芸術展の会期中に20ほどの店舗で提供されます。
かめおか霧の芸術祭とは
かめおか霧の芸術祭が開催されている京都府亀岡市は、山々に囲まれた自然豊かな盆地で、寒暖差が大きく、晩秋から初春に連日見られる霧が名物です。その霧を地域の象徴として、2018年から年間を通じて様々な活動をしています。
作品だけが芸術ではなく、先人の知恵や職人の技、農村の美しい風景など、形のないものや日々の暮らしを豊かにしてくれるものも“芸術”として捉え、文化芸術の振興だけでなくアートの力による地域課題の解決にも取り組んでいます。当芸術祭の取り組みは、2020年に内閣府から「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選ばれており、まちのSDGsに関わる活動を進めるためのプラットフォームの役割も担っています。
■かめおか霧の芸術祭のホームページ
■亀岡市のSDGsの取り組み
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