アバターソリューションを手がける4COLORSと東大 松尾研発スタートアップ SCIEN、課題を一言入れるだけ“ROIが見える、つなぐ”DXを一瞬で――新しいAI技術の特許を取得
AIエージェントが〈課題を聞く → 効果をはかる → 最適な解決策を示す〉までを自動化。「どのベンダーDX・製品が 良いか?」を迷わず、スピーディーな意思決定を実現!
“伝える”をビジネスの成果に変える動画ソリューションを提供する株式会社4COLORS(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:加山 緑郎)と、東大 松尾研発スタートアップ 株式会社SCIEN(本社:東京都文京区、CEO:田端そら)は、2025年8月27日、入力した業務課題からAIが瞬時にROI(投資対効果)を計算し、最適なDXやソリューションパートナーをレコメンドする仕組みをAIモデリング技術と課題抽出・業務設計を組合せて共同開発し、特許を取得しました。



開発背景
企業の現場では、課題を解決するソリューションを選定するために、ベンダーとの商談、RFP作成、見積依頼、ROI(投資対効果)の算出など、多大な工数を要します。忙しいビジネスパーソンにとって、これらは大きな負担となり、事業推進のスピードを阻害しています。
多くの企業では、
● どの課題から着手すべきかわからない
● 費用対効果を数値で示せず、導入目的が曖昧になり定着しない
● デジタル人材不足でDXの理解不足や運用計画が作れない
● 課題や予算感のヒアリングに時間を費やし、提案準備や比較検討に膨大な工数がかかる
といった共通課題を抱えており、【ツール選定 →社内説得 →投資判断】 に多くの労力と時間がかかり“ボトルネック”になっています。
この課題に対し、4COLORSとSCIENは、AIがROI(投資対効果)生産性の費用対効果をリアルタイムで見える化し、最適なDXやソリューションパートナーを提案する仕組みを共同開発しました。
これにより、顧客は商談や説明を省略でき、社内稟議のスピードが向上します。また提案側にとっては、予算感を把握したうえで効率的に提案できるため、準備工数の削減と成約率向上が期待できます。
「4COLORS × SCIEN」の特許技術で変わること

この技術によって、課題を持つ企業と解決策を提供する企業の双方に利益指標となる「数字」とROIに基づいた「ストーリー」を両面から繋げ、効率的かつスピーディーに以下の3つの課題解決を実現します。
1. 課題を可視化 — ROIツリーで“効果が出るポイント”をひと目で確認
2. 人と人をつなぐ — 課題に最もフィットする製品やソリューションパートナーを費用対効果に基づいて自動的にマッチング
3. 最適な判断を加速 — データに基づく提案で、社内稟議や投資判断がスムーズに
業務課題を一言入れるだけでAIエージェントがビジネス効果を伝え、スピーディーに解決してくれる世界へ。4COLORSとSCIENは、常態化する“DXの空回り”を断ち切り、ITリテラシーを問わず最適なDXを実現できる未来を創ります。
特許内容

特許番号 |
特許第7733890号 |
登録日 |
令和7年8月27日(2025.8.27) |
発明の名称 |
課題解決支援システム、課題解決支援プログラム、及び課題解決支援方法 |
本発明のポイント ― “わかりやすさ”にこだわった4つの仕掛け

機能 |
機能概要 |
得られる効果 |
|
---|---|---|---|
1 |
ROIツリー自動生成 |
投資・効果を階層構造で可視化する「利益指標ツリー」を数秒で生成 |
投資インパクトの大きい領域を即座に特定し、施策の優先順位付けを迅速化 |
2 |
深掘り質問アルゴリズム |
AIが不足情報のみを選別して追加質問し、モデル精度をリアルタイムで最適化 |
最小限の入力で高精度な分析を実現し、ユーザーの負担を軽減 |
3 |
単位自動変換エンジン |
取得したコスト・効果を共通指標(円/年、工数/人月等)へ自動補正 |
異種データの統一比較が可能となり、社内合意形成に必要な根拠を提供 |
4 |
ROIリアルタイム算定 |
候補ソリューションごとにROIを瞬時に算出し、ランキング形式で提示 |
稟議書作成や経営層への説明が効率化され、意思決定サイクルを短縮 |
ROIツリーとは
投資額・人的資源・時間などのコストと、それによって得られる売上増・工数削減・品質向上といった効果を“親子関係”で整理した独自の階層チャート。重要度の高い枝を視覚的に強調することで、財務部門以外でも直感的に投資効果を理解できます。
代表コメント
株式会社4COLORS 代表取締役社長 加山 緑郎

日本は世界からみても課題先進国で産業の人材不足は差し迫った問題です。実際には8割以上が導入に失敗しています。これは、真の課題が見えておらず、最適な解決の軸が不明確であることが原因です。私たちはここに着眼して“課題をいれると利益が見える”基盤を実現しました。日本企業のDX推進を実効性のあるものへと変えていきます。
株式会社SCIEN 代表取締役 田端 そら

『科学の力で、暮らしに彩と縁を』というビジョンを形にする大きな一歩です。AIによるROI自動計算で現場の意思決定を加速し、4COLORS社とともに新たなDXのスタンダードを創出していきます。
【10月8,9,10日】東大 松尾研発スタートアップ SCIENと「AI・人工知能EXPO(NexTech Week)」に共同出展します!

10月8日(水)~10日(金)に開催される「AI・人工知能EXPO(NexTech Week)」に共同出展し、4COLORSの最新AIソリューション「ROI-Maker」と、東大 松尾研発スタートアップ SCIENの先端技術を連携した次世代のAI活用事例を紹介します。
本イベントでは、最新技術を用いた製品紹介を行うほか、ブース内にて、実際の活用方法を解説するミニセミナーを開催予定です。
イベントにお越しの際は、ぜひ当社ブースにお立ち寄りください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
【イベント概要】
日時:10月8日(水)・9日(木)・10日(金) 10:00~17:00
会場:幕張メッセ4~6ホール
小間番号:35-33
▼AI・人工知能EXPO(NexTech Week)の詳細はこちら
https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/visit/ai.html
▼電子招待状はこちら
https://www.nextech-week.jp/autumn/ja-jp/register.html?code=1461168118980754-MKX
株式会社4COLORSについて
「伝わる価値をつくる」=“伝える力で、顧客の課題を解決する”というブランドメッセージのもと、誰でも簡単に動画を作れるだけでなく、“伝える”という行為そのものを通じて顧客の課題解決に貢献する動画制作サービス「PIP-Maker」をご提供し、これまでに累計700社以上に導入され、制作された総動画数15万本、制作者は4.6万人、世界150ヵ国で視聴されています。
アジア・欧米・南米を含むグローバル市場でも、日本法人を中心に広く活用されており、直感的に使えるユーザーインターフェースにより、規模を問わず、多様な現場の情報伝達における効率化をサポートしています。
●社名:株式会社4COLORS
●設立日: 2006年10月31日
●代表者: 代表取締役社長 加山緑郎
●所在地: 〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2 TSプラザビルディング 13階
●事業内容:アバターサービス事業PIP-Maker開発。PowerPointを使って撮影・録音不要で動画コンテンツを作成出来るシステムの開発・ライセンス販売・技術サポートの提供。
株式会社SCIENについて
私たちSCIENは、「科学の力で人々の暮らしを『彩』り、『縁』を与える」というビジョンのもと、単なる技術提供ではなく、真に社会に必要とされる価値を創出することを目指しています。
製造業などの現場を中心に、独自の外観検査システムやデジタル化・自動化ソリューションを開発・提供し、PoC(概念実証)で終わらない段階的な導入プロセスを強みとしています。技術ありきではなく、課題を深く理解する“課題ドリブン”のアプローチを重視することで、企業のDX推進や価値創造に寄与しています。
●社名 :株式会社SCIEN
●所在地 :東京都文京区本郷6-25-14 宗文館ビル3F
●代表者 :田端 そら
●設立日 :2024年2月2日
●事業内容 :AI受託開発、システム運用、コンサルティング
●URL :https://scieninc.jp
●お問い合わせ:https://scieninc.jp/contact
*記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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