ボーイスカウトがJAXA 日本人宇宙飛行士候補者の一般サバイバル技術訓練を支援します
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟(東京都杉並区、理事長・水野正人)は、Space BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの委託を受けて提供する、日本人宇宙飛行士候補者の基礎訓練である一般サバイバル技術訓練に協力することになりましたので、お知らせいたします。
2023年に諏訪理さん・米田あゆさんの2名が宇宙飛行士候補者に選出され、現在、宇宙飛行士認定に向けた基礎訓練を受けており、訓練項目の1つとして一般サバイバル技術訓練が定められています。
この度、宇宙ビジネスに取り組むSpace BD株式会社がJAXAから一般サバイバル技術訓練プログラムを受託し、ボーイスカウト日本連盟はそのなかでサバイバルに役立つ技術の導入訓練と、実践訓練を行う予定です。
訓練では、地図の読み方、コンパスやナイフの使い方など野外活動に必要な技術を身につけることを目的とし、宇宙船が想定外の地点に着陸した場合等においても生き抜くことができるよう基礎的なサバイバル技術を提供いたします。
青少年教育活動を100年続けているボーイスカウトがこれまで培ってきた技術や訓練プログラム体系の提供を通じて宇宙活動の発展に貢献し、次代を担う子どもたちに希望を届けたいと考えております。
(参考)
宇宙飛行士にはボーイスカウト(ガールスカウト)経験者が多く、月面に降り立った宇宙飛行士12人のうち11人はボーイスカウト経験者です。日本においても野口聡一さんは少年期からボーイスカウト活動に励み、仲間と協力しながら物事に取り組むことや野外活動での技術が宇宙飛行士になるうえで役に立ったと話しています。
●ボーイスカウトとは
1907 年にイギリスで始まったボーイスカウト運動は、今では世界174 の国と地域、5,700 万人以上が参加しています。野外活動を中心に、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においてもさまざまです。
日本には団と言われる活動母体が全国に約1,800あり、子どもと大人をあわせて約8万人が活動しています。
●ボーイスカウトの構成
小学校1年生4月~ ビーバースカウト
小学校3年生4月~ カブスカウト
小学校6年生4月~ ボーイスカウト
中学校3年生9月~ ベンチャースカウト
18歳~25歳 ローバースカウト
■Space BD 株式会社について
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社®」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。
2023年11月現在、衛星取扱い件数 約70件を含め、約450件以上の宇宙空間への輸送実績を重ねています。
社名: Space BD株式会社
本社住所: 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
代表者: 代表取締役社長 永崎将利
設立: 2017年9月1日
事業内容: 宇宙における各種サービス事業・教育事業
URL: http://space-bd.com/
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