2020年第4四半期と通年台湾医療器材産業の振り返りと重大トピック<ワイズ機械業界ジャーナル2021年3月第4週号発行>

〜台湾機械業界の動向が分かる〜

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の3月第4週号を発行しました。今週号では、医療器材業界、製造業界、電源メーカーのFSP、再生エネルギー業界について紹介します。

<210325号内容>
1 2020年第4四半期と通年台湾医療器材産業の振り返りと重大トピック
2 2020年台湾の主要輸出製品及び競争力の分析
3 電源メーカー 全漢(FSP)
4 台湾再生エネルギー産業の振り返り及び今後の展望

 

●今週号の記事を一部紹介します。
<2020年第4四半期と通年台湾医療器材産業の振り返りと重大トピック>(本文から一部抜粋)
一、主要医療器材産業の概況
診断・測定用医療器材
 新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、個人センサーなど防疫製品の需要が大幅増加し、2020年第4四半期の診断・測定用医療器材の生産額は37億7,000万台湾元で前期比20.5%減となった。
 生理検査用器材は、体温計、血圧計、聴診器などを主要輸出品目とする。このうち、非接触型体温計は、新型コロナウイルス感染症の流行で需要が大幅成長し、比較対象となる前期の数値が高かったことから、2020年第4四半期の輸出額は前期比2.65%減となった。最大輸出市場は米国、日本、ドイツだ。血圧計の輸出額は同37%増となった。コロンビアと韓国への輸出が成長した。
 生体情報器材は、電気診断器具が主要輸出品目だ。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、患者モニターシステム製品とその他の防疫関連製品の需要が高まり、その他電気診断器具の輸出が伸びた。2020年第4四半期の輸出額は前年同期比148.6%増となり、最大輸出市場の米国への輸出額は同11倍となった。
 医療用画像機械は、超音波検査用装置、X線設備とパーツが主要輸出品目である。この数年、台湾メーカーはプローブなど超音波検査用装置のパーツや完成品を海外販売するようになった。しかし2020年は主要輸出市場である中国と米国で、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて防疫以外の医療器材の需要が大きく縮小したため、輸出額は前年同期比24.8%減となった。X線設備とパーツは、主要輸出市場であるカナダで需要が大幅減少したため、輸出額は同31.9%減となった。

手術・治療用医療器材
 手術・治療用医療器材の生産額は58億9,000万台湾元で、前期比5.1%増、前年同期比13.3%減となった。
 動力手術器材は、歯科用その他医療器材・部品が主要輸出品目だ。2020年は、日本市場が最も大きく成長した一方、主要輸出市場である米国とフランスも好調であったため、輸出額は前年同期比36.9%増となった。眼科などのその他医療器材は、新型コロナウイルス感染症の流行で緊急性の低い手術が減少したことから、輸出額は同43.3%減少した。
 新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、2020年第2四半期に呼吸治療設備のうち、その他呼吸用具の需要が拡大し、20年第4四半期の輸出額は前年同期比23.3%増加した。主要輸出市場はシンガポールだった。その他治療用呼吸器も新型コロナウイルス感染症の流行を受けて大幅成長し、輸出額は同1.8%増となった。主要輸出市場は、米国、ドミニカ共和国、香港だった。
 物理治療器具は、その他マッサージ器具が主要輸出品目で、主に米国と中国に輸出されている。新型コロナウイルス感染症の影響で緊急性の低い医療診療が減少したことから、2020年第4四半期の輸出額は前年同期比36.9%減となった。


補助・補填用医療器材
 補助・補填用医療器材の生産額は67億4,000万台湾元で、前期比12.8%増、前年同期比21.1%減となった。
 コンタクトレンズは台湾医療器具産業で最も大きい輸出割合を占める製品だ。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、第1~3四半期の輸出は低迷したが、第4四半期から回復し、輸出額は前期比27.4%増となった。通年では前年比6.8%減となり、今後の回復は新型コロナウイルス感染症の流行状況によるとみられる。
 身体機能補助器具は、新型コロナウイルス感染症の影響で緊急性の低い手術が減少したことから、人工関節の輸出額は前年同期比0.2%減、人工骨やボルトなどの部品は同13.4%減、成形用具は同42.8%減となった。
 福祉用具は電気車いす、シニアカー及びその部品などが主要輸出項目だ。2020年は欧米で行動が制限されるなど新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けた。このうち、シニアカーの輸出額は前年同期比39.2%減、シニアカー部品は同12.2%減となった。各国で感染防止のため、外出制限が実施されたことから、福祉用具の需要は低迷している。新型コロナウイルス感染症の流行を抑えられるかが、今後の輸出回復の鍵となるだろう。

体外診断用医療器材
 体外診断用医療器材の生産額は71億2,000万台湾元で、前期比16.5%増、前年同期比11.9%増だった。
 体外診断用医療器材は血糖値測定製品が主要製品であり、血糖値測定器や血糖試験紙などが約7割を占め、台湾当産業の主要輸出製品のひとつである。主要輸出市場は米国、イタリア、ドイツだが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、輸出額は期ごとに減少した。20年通年の血糖値測定製品の輸出額は前年比6.9%縮小となった。
 台湾は体外診断検査試薬メーカーが多く、研究開発と生産能力は十分にある。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、各社が関連製品の開発に注力し、欧米の緊急使用許可(EUA)を取得している。これによって輸出が大幅成長し、2020年の各診断試薬の輸出額は前年比10.6%成長し、体外診断用医療器材の輸出額全体に占める比率は4割に達した。

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