VadeがHornetsecurityグループに加わり、 ヨーロッパ発の知見を日本国内に展開

データ主権とクラス最高のクラウド、コンプライアンス、デジタルコミュニケーション分野のセキュリティサービスを重視する顧客やパートナーに、Hornetsecurityグループを卓越したサイバーセキュリティ・プロバイダーとして位置付けることを目的にVadeを買収

世界でクラウドセキュリティとコンプライアンスを提供するSaaSプロバイダーであるHornetsecurity（本社：ドイツ・ハノーファー、読み方：ホーネットセキュリティ、URL: https://www.hornetsecurity.com/en/ ） グループとVade（本社：フランス・リール、読み方：ヴェイド、URL: https://www.vadesecure.com/ja/ ）は、Hornetsecurityが毎日25億通以上のメールを分析するフランスのメールサイバーセキュリティのリーダーであるVadeを買収し、VadeがHornetsecurityグループに加わったことを発表しました。 

クラウドビジネスソリューションやコラボレーションツールの利用が急速に増加する中、進化するサイバーセキュリティ環境と高度なサイバー脅威が相まって、あらゆる規模の組織が、自らを守るための柔軟で適応力のあるクラウドソリューションを必要としています。Hornetsecurityグループは、クラス最高のクラウドサービスと、カスタマイズされた次世代セキュリティ、コンプライアンス、バックアップソリューションにより、企業のITインフラ、デジタルコミュニケーション、データを保護する重要なパートナーとしての地位を確立しています。 

Vadeは、差別化されたAPIベースのメールフィルタリング技術を用いたMicrosoft 365向けの業界をリードするSaaSベースのメールセキュリティ製品と、世界中の大手通信事業者やOEM向けの非常に効率的なメールセキュリティソリューションを持つ企業として知られるようになりました。HornetsecurityグループはMicrosoft 365向けに、バックアップ、権限管理、自動化されたセキュリティ意識向上トレーニング、AIによる受信者検証など、Microsoft 365に追加可能なサービスを複数提供しています。 

HornetsecurityグループにVadeを統合することにより、ユーザーとパートナーは、Hornetsecurityグループが提供するクラウドベースのサイバーセキュリティサービスを、より広範なメリットをもたらす世界的なスタンダード製品として位置づけることが可能になります。 

Hornetsecurityで最高経営責任者（CEO）を務めるダニエル・ホフマンは、次のように述べています。「VadeをHornetsecurityに迎えることができ、大変嬉しく思います。今回の買収は、Microsoft 365セキュリティサービスを提供する、最強のグローバルプロバイダーを構築するという我々のジャーニーにおける重要なマイルストーンです。」 

Hornetsecurityで最高執行責任者（COO）を務めるダニエル・ブランクは、次のように述べています。「HornetsecurityとVadeの両社は、同じ価値観を持ち、グローバルな組織を保護するという真のコミットメントを共有することで、そのお客様は中核となるビジネスに集中することができます。また、両社ともチャネル・ファーストのアプローチを採用しています。Vadeチームと協力して、エキサイティングで新しい展開に取り組めることを楽しみにしています。」 

Vadeで最高経営責任者（CEO）を務めるジョルジュ・ロティジエは、次のように述べています。「Vadeは設立以来、サイバーセキュリティの脅威と戦うための革新的なアプローチを導入することに注力してきました。Hornetsecurityへの参画により、ヨーロッパをはじめ世界中で拡大し続けるサイバーセキュリティ市場に、より幅広いトップクラスのソリューションを提供できるよう支援することで、このコミットメントを追求し、加速させていきます。今回の統合は、Vadeのビジョンと企業文化を共有し、志を同じくする欧州の企業同士の提携であり、Vadeにとって自然な次のステップです。」 

買収取引完了後、Vadeのリーダーシップ・チームはHornetsecurityグループでは現在と異なる役職に就任し、ジョルジュ・ロティジエはHornetsecurityグループのスーパーバイザリーボードのメンバーに就任します。 

今回のVadeの買収取引は、Hornetsecurityグループの製品開発と国際展開の戦略に沿ったものです。Hornetsecurityグループは、PSG Equity、TA Associates、Verdaneの3つの大手ソフトウェアおよび成長分野に特化した投資家の支援を受けており、世界的なクラウドセキュリティとコンプライアンスソフトウェアのリーダーとしての地位を確立することを目指しています。 

買収取引は完了しており、財務条件は公表されていません。 

Hornetsecurityについて 

Hornetsecurityは、次世代クラウドベースのセキュリティ、コンプライアンス、バックアップ、セキュリティ啓発ソリューションを提供する世界有数のプロバイダーで、世界中のあらゆる規模の企業や組織を支援しています。主力製品である365 Total Protectionは、Microsoft 365向けの市場で最も包括的なクラウドセキュリティソリューションです。イノベーションと卓越したサイバーセキュリティを原動力とするHornetsecurityは、受賞歴のあるポートフォリオで、より安全なデジタルの未来と持続可能なセキュリティ文化を構築しています。8,000以上のチャネルパートナーとMSPからなる世界的な販売ネットワークを通じて、30カ国以上で事業を展開。プレミアムサービスは50,000以上の顧客に利用されています。 

Vadeについて 

Vadeは、AIと人間の力による検知と対応の組み合わせにより、人々のコラボレーションを保護するグローバルなサイバーセキュリティ企業です。マルウェア、ランサムウェア、スピアフィッシング、ビジネスメール侵害、フィッシングなど、メールを介するサイバー攻撃から消費者、企業、組織を保護する製品やソリューションを提供します。Vadeは、MSPおよびMSSPパートナーのネットワークを拡大し、北米、EMEA、アジアの大手ディストリビュータやアグリゲータと販売契約を結ぶなど、チャネル・ファーストの急成長企業です。2009年に創業し、サイバーセキュリティの向上とIT効率の最大化を支援する受賞歴のある製品とソリューションで、ISP、SMB、MSP市場にサービスを提供しています。主な投資家には、ヨーロッパのサイバーセキュリティ投資のリーダーであるTikehau Capital、フランスのTech Sovereignty Fundの継続的協力者であるAuriga Partnersおよび、Hornetsecurityグループの少数株主となったCyberKが含まれます。