アクセルスペース、宇宙戦略基金事業における「国内打上げが調整可能な軌道上実証機関」に登録
~「AxelLiner Laboratory」の実証機会提供を加速~
小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が実施する宇宙戦略基金事業における国内打ち上げ調整に関する軌道上実証機関登録リストに登録されたことをお知らせいたします。

宇宙戦略基金は、「輸送」、「衛星等」、「探査等」の3つの分野において「市場の拡大」、「社会課題解決」、「フロンティア開拓」の3つの出口に向け、スタートアップをはじめとする民間企業や大学等が複数年度(最大10年)にわたって大胆に技術開発に取り組めるよう、宇宙分野の資金配分機関としてJAXAに新たに基金を設置し、支援するものです。今回、当社は国内打ち上げ調整に関する軌道上実証機関登録リストの優先順位1グループに登録されました。優先順位1グループは、宇宙戦略基金事業の基本方針で示される「国内打ち上げ原則」に基づき、打ち上げを円滑かつ確実に履行するため、打ち上げまでの技術調整を国内で完結することを前提とした実証サービスを提供する軌道上実証機関を指します。
当社は2024年に、小型衛星を用いた軌道上実証サービス「AxelLiner Laboratory(アクセルライナーラボラトリー、以下「AL Lab」)を発表しました。また、2026年にはサービス適用第一号としてASPINAシナノケンシ株式会社と共同開発を行ってきたリアクションホイール(姿勢制御機器)の軌道上実証を予定しています。継続的な実証機会を提供する本サービスは、日本の宇宙産業における技術開発の加速に寄与する取り組みです。
今回の登録を契機に、当社はより多くのパートナーの軌道上実証の支援を通じ、宇宙産業の発展と、宇宙活用が当たり前になる社会に向けて貢献してまいります。
アクセルスペースについて
「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。
株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
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