コックピットに情報がない!法律事務所経営を革新するデータ活用―弁護士法人リーガルプラス、データ統一クラウドを導入
売上向上・コスト削減・生産性を実現するスピーディーな経営判断へ。ノーコードでデータ活用ができる「データ統一クラウド」でデータ基盤を構築!

中堅・中小企業のデータ活用推進に取り組む株式会社Srush(東京都品川区、代表取締役:樋口 海)は、2025年1月より弁護士法人リーガルプラス(東京都中央区、 代表弁護士:谷 靖介)へ、データ統一クラウドの提供を開始しました。
◆導入の背景◆
弁護士法人リーガルプラスは、千葉県を中心に東京都や茨城県など関東に拠点を構え、個人から法人まで幅広い法律サービスを提供する法律事務所です。相続トラブルや交通事故被害、労働事件や離婚問題のほか、企業法務など幅広い分野で専門的なリーガルサービスを展開しています。特に相続トラブルや交通事故分野では専門性を高め、妥協のない的確な解決を強みに地域密着型の相談体制を築いています。
従来では、経営状況の可視化を、大手Webデータベースサービス とスプレッドシート上のデータを開発ベンダーに依頼して提供されたBIツールで行いつつ、補完できない部分をExcelで加工・集計していました。
しかし、提供いただいたBIツールではデータ容量の制限や動作の遅さが課題となり、そもそも可視化すべき指標や計算ロジックも整理されていなかったため、「本当に必要な情報」を迅速に把握しづらい状況が続いていました。
特に、問い合わせ受付から受任、売上発生までの一連のプロセスは各弁護士・拠点に属人化しており、案件状況や収益情報を正確かつタイムリーに集約できず、月次・年次ベースでの業績把握に多大な時間を要していたため、経営層の迅速な意思決定を妨げる要因となっていました。
加えて、データ入力の運用ルールが定まっていなかったことで「どこにどう反映されるのか誰にも分からない」という混乱も生じ、業務効率化と生産性向上が喫緊の課題として浮き彫りになっていました。
以前の他社BIツール導入プロジェクトでの失敗経験から慎重になられていたリーガルプラス様も、Srushの「データ活用伴走サポート」により成功への道筋を具体的にイメージ。売上向上・コスト削減・生産性向上を見据えたスピーディーな経営判断を支えるデータ基盤を抜本的に整備できると確信され、データ統一クラウドを導入いただきました。
Srushにより、各拠点・弁護士別・事業分野別の売上や案件進捗状況が一元化され、日々の経営指標を迅速かつ正確に把握できる環境を手に入れています。
弁護士法人リーガルプラスが掲げる「一人ひとりの依頼者にプラスとなるリーガルサービス」をSrushはデータの統合と活用を通じて全力でご支援してまいります。
◆導入に向けた弁護士法人リーガルプラス様のコメント◆
弁護士法人リーガルプラス マーケティング部 村山 様
「ご相談者様から問い合わせをいただき、受任して事件終了までのプロセスやコストを数字で一元管理し、これらの情報をもとに無駄なコストの削減と次に向かうべき経営判断を迅速に行いたい。」
この目標に向けて弊所ではこれまでCRMの開発に着手はしたものの、広告費から売上までのデータを部署やシステムごとにバラバラに管理していたことや現場の理解不足、弊所が考えるデータ活用に対する開発業者の理解不足など、様々なマイナス要因が重なり、問題解決にはほど遠い状況でした。
これまでの開発を通じて部分的なデータ取得に成功した工程もあったのですが、データを一気通貫で取得し、それを活用することで事務所運営の効率化及び課題解決というステージにはたどり着くことができず、再度の開発をスタートさせることとなりました。
このとき、今一度弊所の問題点を洗い出し、これまでの経験から次はどのような視点で業者を選定するべきか、半ば背水の陣で開発に臨むこととなったわけですが、CRM開発とBIツールの業者選定をどうするかは慎重に情報収集を行いました。
そうしたなか複数の業者候補があがり、ご提案いただきましたが、Srush様はさまざまなシステムと連携できることやデータ加工もしっかりサポートいただけること、定額料金のためコスト負担が大きくないこと、また、事前に弊所の状況をかなり細かくヒアリングいただきました。
弊所の問題点を把握し、状況理解を深めていただいたことで、弊所の現状に沿ったCRM開発を的確に進行・成功に導こうとさまざまなご提案を受けることができたため、私を含めた担当スタッフ全員が、今回はきちんとゴールに辿り着くことができるというイメージをもつことができました。
こうして開発成功に向けたプロセスをきちんと提示いただいたことから、Srush様とともに開発することを決断。弊所のデータ管理がエクセルからスプレッドシート、所内業務管理システムなど、ステージごとにまったくバラバラに管理していたデータに対し、担当の方から助言をいただきながら所内スタッフでデータ入力のインフラ構築を行い、Srush様のシステム連携まで進めることに成功しました。
ここからダッシュボードの開発に入りましたが、Srush様の担当が士業業界に理解のある方で、とりたいデータ内容についてはすでに把握されていたことから、ダッシュボードで閲覧したい項目については早い段階でまとめていただきました。また、こちらが希望する指標に対してデータ加工が必要な場面においても素早く対応いただき、問い合わせから受任、事件終了から売上、弁護士の稼働状況など、ダッシュボード上でデータ確認できるところまで、比較的スムーズにたどり着くことができました。
これまでは毎月の各事務所の売上情報や受任件数など、翌月に集計するため取りまとめに時間がかかっておりましたが、今後はこうした作業が発生せず、ダッシュボード上ですぐ確認でき、スタッフの人的労力も大幅に軽減できるため、経営判断の迅速化及びスタッフの作業効率化が進むと考えられます。
データ分析というステージに降り立つことができ、今後は担当現場のデータ入力のワークフロー構築やweb流入状況の可視化など、新たな指標の構築も検討しつつ、売上予測や市場動向の把握など、より有益な経営判断に結びつくデータ活用を推し進めることができればと考えております。
■株式会社Srushについて
Srushは、「データを誰にとっても身近なものにする」を掲げ、Srush AIを軸に、ノーコードでデータを統合・可視化できる「データ統一クラウド」、データ活用を支援する「データ活用伴走サポート」、データを自在に操る人材を排出する「データ人材育成プログラム」の3つを展開しています。2025年4月には福岡に九州支社を開設し、地域の中堅・中小企業への支援を本格化しています。
■データ活用に関する無料相談会について
現在、社内データ活用に関する無料相談を実施しております。
ご興味のある方は、こちらのリンクからお問い合わせいただけますと幸いです。
https://www.srush.co.jp/request
■会社概要
会社名 : 株式会社 Srush(Srush Inc.)
所在地 : 東京都品川区西五反田 8-4-13 五反田JPビルディング 2F
代表者 : 樋口 海
設立:2019年11月21日
事業内容:データ統一クラウド、データ活用伴走サポート、データ人材育成プログラムの企画・開発・運営・販売
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