カクナル、仙台市にて「数字」を「対話」へ変える組織改善ワークショップを実施
組織人事コンサルティングや地方創生に取り組む株式会社CAQNAL(社名:カクナル、本社:東京都港区)の代表取締役 中島 篤(ナカシマアツシ)は、2026年2月3日に仙台市総務局においてを課長以上を対象としたワークショップを実施いたしました。本ワークショップでは、2025年9月8日〜9月12日に行ったエンゲージメント調査の結果を読み解き、データの背景にある組織課題を仮説思考で捉え、「明日から現場で実践できる具体的なアクション」を策定しました。

背景・目的
現在、地方自治体では若手職員の離職率増加という厳しい局面に立たされています 。以前は効果的だった「安定」というキーワードだけでは働き手の共感を得にくい状況において、職員が組織の目指す姿に共感し、自発的に貢献したいと感じるエンゲージメントの向上が、持続可能な行政運営の鍵となっています。
仙台市においては、令和3年度(2021年度)に策定された「仙台市人材育成基本方針(令和2年度改定版)」に基づき、職員一人ひとりが誇りと挑戦心を持って市民生活の質向上に貢献できるよう、人材育成のDX化や組織風土の改革に力を入れています 。その一環として実施された今回のワークショップでは、調査を単なる数値で終わらせず、データの裏付けとなっている職員の本音を読み解き、心理的安全性の高い職場づくりに向かうよう活発な議論が行われました。
エンゲージメント調査結果
組織の信頼関係を土台に、次世代のキャリア支援へ
今回のエンゲージメント調査の結果、仙台市役所の大きな強みとして、職場内の良好な人間関係や、上司・同僚との円滑な連携、そして安心して相談できる組織風土が再確認されました。一方で、今後の注力領域として、若手職員を中心とした将来のキャリアビジョンの明確化や、業務負荷の適切なコントロール、そして現場の声が施策へ反映されているという実感の醸成といったテーマが浮き彫りとなりました。
ワークショップの実施
これらの結果を踏まえ、ワークショップでは下記の3つのレベルで改善策を検討しました。
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組織レベル:業務分担の見直し、育成方針の策定など
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部署レベル:情報共有の仕組み、会議の改善など
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日常レベル:声かけ、任せ方、対話の頻度など
ワークショップの主な内容
結果を正しく読む「3つのレンズ」
本ワークショップでは、結果のみに一喜一憂するのではなく、組織の実態を多角的に把握するための「3つのレンズ(平均値・標準偏差・相関係数)」を用いたカクナル独自の読み解き方を共有しました 。
3つのレンズ
①平均値:「全体の温度」を把握する
②標準偏差:「組織内の認識のズレ」を把握し、施策の優先順位を決める
③相関係数:満足度や継続意向に影響を与える「優先順位のヒント」を紐解く
平均的な傾向だけでなく、回答のばらつきから組織内の認識のズレを可視化し、満足度に直結する要素との相関を紐解きました。そこからまず何から着手すれば、職員の主体性が引き出され、市民サービスと職員の働きがいが同時に向上する好循環が生まれて組織が良くなるのかという優先順位を明確にしました 。参加者は安易な正解探しを避け、仮説思考を持ってデータを分析することで、自身の部署に特有の課題を浮かび上がらせました。
明日の行動を変える「行動宣言」
ワークショップの締めくくりとして、参加者は自らの部署で明日から実践する「行動宣言」をしました。「現場でコントロールできるか」「会話が増えるか」といった判断軸をもとに、イメージではなく、具体的なコミュニケーションや声かけの頻度、情報の共有方法など、地に足のついたアクションが各部署で言語化されました。
中島 篤(ナカシマアツシ)コメント
私自身、仙台で学び、現在は東京との二拠点生活を送る中で、この地の可能性を強く感じています 。調査の結果、「職場内の人間関係は良好である」「上司や同僚に安心して相談できる組織風土がある」といった項目で高い肯定回答が得られており仙台市職員の皆様が持つ互いへの信頼感と関係性の質の高さは、かけがえのない財産であることが分かりました 。サーベイの真の価値は、スコアの上下ではなく、結果をきっかけに職場での対話が生まれ、行動が一つ変わることにあります 。今回のワークショップで生まれた小さな一歩から、仙台市役所がさらに生き生きと働ける職場へと進化する過程をこれからも伴走支援してまいります。

株式会社CAQNAL(カクナル) 代表取締役 中島 篤(ナカシマアツシ)
iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授
地方創生アドバイザー
1976年福島県生まれ。東北学院大学2部経済学科卒業。在学中は(株)紀伊国屋書店で契約社員として勤務し、昼間就業・夜間就学という二足の草鞋で過ごす。卒業後、2001年にスターバックスコーヒージャパン入社。その後ユニクロをはじめ、複数の業界・企業で現場・人事部長およびコンサルタントとして就業。2011年、東日本大震災を機に働き方改革や地方創生に関心を持ち、フリーランスとして活動後、(株)CAQNAL(カクナル)創立。現場経験を活かした伴走型コンサルタントとして、リアルな組織診断とその具体的な解決を信条として、慣例や既成概念に囚われないブランディング・制度設計・研修を実施している。自身も積極的にテレワーク・ワーケーションを行い、様々な地域で食と酒を楽しむ。
【株式会社CAQNAL(カクナル)について】
「人のチカラで『場』を興(おこ)す」というミッションの下、大手企業からベンチャー、行政や自治体などさまざまな組織の価値を向上させるコンサルティング・グループ。
組織人事、採用/転職、人事制度、労務、DX、業務効率化を中心に幅広い領域を支援。豊富な実務経験を兼ね備えた専門家集団として、企画やノウハウの提供だけでなく制度の定着まで伴走する支援スタイルを強みとしている。
【株式会社CAQNAL 会社概要】
代 表 取 締 役 : 中島 篤
設 立 : 2018年 1月
所 在 地 : 本社:東京都港区六本木 7-12-2 R7ビルディング SPACES六本木
東北拠点:宮城県仙台市青葉区花京院1-2-15ソララプラザ3F SPACES仙台
中部拠点:愛知県名古屋市西区名駅2−34−17 セントラル名古屋 1101
関西拠点:大阪府大阪市福島区福島7-1-10Wiz fukushima 2F GRANDSLAM 239
業 務 内 容 : 組織人事開発・地方創生・DXコンサルティング・人材紹介・新規事業開発
U R L : https://caqnal.jp/
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