シーメンス、バッテリー製造装置のDX推進でヒラノテクシードと協業

シーメンス株式会社

● バッテリー向け塗工機標準化の共同プロジェクト、市場投入加速、収益向上を図る
● デジタルツイン構築で要求仕様、設計変更対応迅速化、量産体制確立
● 製造装置の最適化を推進

この度、シーメンス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:堀田邦彦、以下シーメンス)と、株式会社ヒラノテクシード(奈良県北葛城郡、取締役社長 代表取締役 岡田 薫、以下ヒラノテクシード)は、バッテリー製造装置の標準化やデジタル化推進において協業していくことで合意しました。


コーティング、ラミネーティング装置製造において世界トップクラスの技術を誇るヒラノテクシードは、2023年5月に「長期ビジョン2030」を策定し、「“ロール to ロール”の技術で世界に貢献する」というミッションの下、次世代電池も含めたバッテリー製造装置等のエネルギー分野でビジネスを拡大させ、塗工機のグローバル・リーディングカンパニーを目指しています。

シーメンスは、シミュレーションやTIA(Totally Integrated Automation))を含む 包括的なデジタルエンタープライズに向けたソリューションと、海外の大規模工場構築で培った経験と知識を提供することで、ヒラノテクシードの長期ビジョン実現をサポートします。


一例として現在両社が共に取り組んでいるのが、バッテリー向け塗工機の標準化です。グローバルな競争に勝ち抜くためには、装置の標準化が不可欠です。標準化により市場投入スピードを高めつつ、柔軟かつきめ細かにエンドユーザーからの要求に応えることを可能にします。

シーメンスのコンセプトや豊富なハードウェア、ソフトウェアソリューションが標準化を容易にし、ヒラノテクシードの収益性向上に寄与します。

またシーメンスはヒラノテクシードのデジタルツイン構築を支援し、昨今の多様化するエンドユーザーからの要求仕様や設計変更に迅速に対応する体制を共に整えます。シーメンスのバーチャルコミッショニング技術により商談段階から要求を高度に評価し、エンドユーザーの迅速な量産体制の確立をサポートします。更には、製造データを製品設計へフィードバックするデジタルツインの利点を活かし、製造装置の継続的な最適化を推進します。


今後、シーメンスとヒラノテクシードは、急成長する日本国内外のバッテリー業界のDX推進のためにバッテリー製造装置の競争力向上の技術パートナーとして協業を進めていきます。

ヒラノテクシード本社ヒラノテクシード本社


本プレスリリースの英語版は、以下の URL よりご覧いただけます。

https://press.siemens.com/jp/en/pressrelease/pr-20230626


国内外で多数ご採用頂いているシーメンス製品の導入事例やコラボレーション、シーメンス社内での導入事例についてはこちらをご覧ください。

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会社概要

シーメンス株式会社

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業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー6F
電話番号
-
代表者名
堀田 邦彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年12月