2027年卒以降の全学年を対象とする年度統合版『薬キャリ1st』を2025年2月1日(土)にリリース
医師会員33万人以上を有するエムスリーグループで医療人材ビジネスを展開するエムスリーキャリア株式会社(本社:東京都港区虎ノ門)は、2027年4月以降に就職する予定の薬学生と既卒生の皆様へ、全学年を対象とする薬学生向け就職情報サービス『薬キャリ1st』の年度統合版を、2025年2月1日(土)にリリースいたします。(『薬キャリ1st』URL:https://pcareer.m3.com/1st)
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■年度統合版『薬キャリ1st』リリース背景
厚生労働省が掲げる地域医療構想において、薬剤師は欠かせない存在です。しかし、長期的には人口減少に伴い、投薬対象が減少することで薬剤師の需要も減少すると予測されています。厚生労働省から薬剤師の供給が需要を上回り、2045年には最大28%が過剰になると発表されています。(*1)
薬剤師数が飽和している地域では選考の難易度が上昇しており、薬学生が自身の価値観や希望に合った企業と出会い、長期的に働き続けることが難しくなっています。
現に、薬キャリ1stの調査(*2)において、就職活動を終えた大学6年生に就職活動を始めるに当たっての不安を聞いたところ、「新卒入社した企業で長く働けるか不安」と答えたのは50.4%で、約半数が不安を感じていたことがわかりました。
また、企業側でも薬学生数が6年制制度の開始や少子化の影響を受け減少傾向にあるため、自社にフィットする学生を採用したいニーズが加速しており、市場の買い手化が進んでいます。そのため、新卒採用の難しさは年々増しています。このような状況下で、薬学生の新卒就職・採用におけるマッチングの重要性が一層高まっていると認識しています。
『薬キャリ1st』では、薬学生と企業の希望に沿ったマッチングを実現するため、年度統合版をリリースいたしました。
■年度統合版『薬キャリ1st』の取り組み
就職活動は5年生時にキャリアを考えると同時に企業応募が求められます。さらに薬学生は学業・実習・国試勉強などとも重なるため、キャリアを考える時間が限られてしまうことが課題となっています。
新たに年度統合版『薬キャリ1st』では、低学年向けのキャリア形成講座やイベント、インターンシップを拡充し、全学年(2027年卒以降)がそれぞれのタイミングでキャリアを考えられるサイトに進化します。
なお、就職活動の早期化を助長しないために、イベントやインターンシップごとに申し込みの対象となる卒業年度を設け、該当しない学生の申し込みを制限しています。
この取り組みにより、学生は低学年からキャリアや自身の志向について考える機会が増え、自己分析や企業分析を重ねることで、就職活動が本格化する5年生時には自分の軸に基づいた企業選びができるスキルを身につけられると考えています。
関連リンクおよび注釈
*1:第13回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会
*2:『2025卒学生の就職活動に関するアンケート調査レポート』2025卒薬学生を対象に、2024年 7月19日~8月22日の期間でアンケートを実施。回収数:就職活動を終了した6年生238人。
■『薬キャリ1st』サービス概要
名称:薬キャリ1st
URL:https://pcareer.m3.com/1st
■会社概要
会社名:エムスリーキャリア株式会社
設立:2009年12月
代表取締役:沼倉敏樹
<本件に関するお問い合わせ先>
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