三重県桑名市で病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」が導入開始

市から委託を受ける2施設の病児保育室で、スマホから空き状況の確認と予約が可能に

株式会社グッドバトン

株式会社グッドバトン(東京都中央区、代表取締役:園田正樹)は、三重県桑名市から委託を受ける2施設の病児保育室で、2025年4月1日(火)より病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育(以下、あずかるこちゃん)」を活用した予約受付を開始します。これによって、桑名市内2か所の病児保育室において、スマホから空き状況の確認と予約申込の受付が可能に。病児保育の利用ハードルが下がり、保護者にとっても、施設や自治体にとってもより使いやすくなります。

桑名市内2施設の病児保育室で利用可能に

病児保育とは、病気や病み上がりなどで登園・登校できない子どもを、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かり、みてくれる素晴らしい事業です。一方で、手続きの複雑さから利用に至るまでのハードルが上がっている面も。このハードルを下げるべく、手続きをする保護者と保育を担う施設、さらに事業委託をしている自治体を適切にサポートするのがあずかるこちゃんです。

今回、桑名市はあずかるこちゃん導入により、市内2つの病児保育室で空き状況がリアルタイムに見える化されます。保護者はLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。時間を気にせず、いつでもスマホから予約申込とキャンセルが行えます。さらに、これまで事前に記入し、施設に提出しなければならなかった紙の登録用紙もデジタル化。スマホであずかるこちゃんから施設への登録ができるようになります。

また、本取り組みと病児保育事業自体の周知強化を目的としたパンフレットやポスターを制作し、桑名市内の保育園等で配布、掲示します。あずかるこちゃん導入時の広報支援によって「使いづらさ」と「認知不足」2点の課題を解決。病児保育の利用、運営、啓蒙を促進します。

サービス導入の背景

桑名市が令和6年に行った子ども・子育て支援に関するニーズ調査において、子どもが病気等で教育・保育事業や小学校を欠席した際の対処法として「父親または母親が仕事を休んだ」と回答した保護者のうち、「病児保育室利用したいと思ったことがあった」と回答した人の割合は、教育・保育事業利用者の保護者で37.7%、小学校の保護者で11.3%でした。病児保育室のニーズは高く、さらなるサービスの充実が期待されています。

(桑名市 「子ども・子育て支援に関するニーズ調査」 「子ども・若者の生活実態・意識調査」 結果報告書、p.54、p.109)

桑名市の病児保育の現状は、各施設によって手続きや運用が異なり、電話予約のみの受付や事前登録の紙提出など、とてもわかりづらく利用しにくい仕組みになっていました。あずかるこちゃんを導入することでこれらの課題に対応し、利用者にとってはよりわかりやすく便利になり、さらに事業者の負担軽減にもつながります。

はなまる病児保育室

また、4月にあずかるこちゃん導入となる川越町とは病児保育の広域利用が行われており、川越町にある病児保育室もあずかるこちゃんから予約が可能になります。

※病児保育の広域利用:自宅や職場からの利便性を考慮して、近隣自治体の病児・病後児保育室も利用可能にする施策のこと。広域連携、広域受入とも呼ばれます。

桑名市子ども未来課からのコメント

コロナウィルス感染症が5類に移行したこともあり、病児保育施設の利用者数は年々増加傾向にあります。今後も利用ニーズが拡大していく可能性がある中で、今回「あずかるこちゃん」を導入することで、病児保育が利用者にとってより身近で、利用しやすいサービスとなり、少しでも子育て世帯の負担軽減に繋がればと期待しています。

保護者と病児保育室をつなぐ、あずかるこちゃん病児保育

保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザーから利用できます。保護者にとって使いやすいだけでなく、施設のスタッフも煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できるように。また、導入自治体は地域にある委託先の病児保育室の情報を一元管理できます。現在295施設、24自治体で導入、登録児童数は187,102人および累計予約数649,173件を突破しました。

https://azkl.jp/

※あずかるこちゃんは無料で利用できますが、病児保育は各自治体または病児保育室が定めた料金がかかります。

病児保育の現状

弊社が2018年に全国の子どもを持つ就労女性300人にアンケートを行ったところ、「病児保育の利用経験がない」と答えた方は88%にのぼりました。さらに病児保育を利用したことがない方に、病児保育について知っているか聞くと、75%が「知らない」もしくは「名前しか知らない」と回答。また、アンケート結果から、手続きの煩雑さが利用を遠ざけているということも分かりました。

あずかるこちゃんは、そんな病児保育利用のハードルを下げ、より使いやすくなるようサポートします。病児保育を必要とする保護者と空きがある病児保育室が、時間の縛りなくつながることが、病児保育事業をよりよくしていけると考えているからです。

会社概要

株式会社グッドバトン

産婦人科医の園田正樹により2017年設立。2020年に病児保育事業を保護者、施設、自治体の三方で支援するサービスとしてあずかるこちゃんをリリース。「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」をビジョンに掲げ、病児保育事業にとどまらず「産む」「育てる」そして「育つ」が関わる領域を包括的に支援することを目指しています。

代表取締役:園田正樹

所在地:東京都中央区築地6丁目7-11-901

設立年月日:2017年7月7日

事業内容:病児保育や産後ケアの検索・予約サービス、病児保育室の経営コンサルティング

https://goodbaton.jp 

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会社概要

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URL
https://goodbaton.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区築地6丁目7-11-901
電話番号
050-3703-2017
代表者名
園田 正樹
上場
未上場
資本金
700万円
設立
2017年07月