【ANRI】AMEDによる「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の認定VCに採択

ANRI

2024年10月7日 15時30分

独立系ベンチャーキャピタルANRIは、日本医療研究開発機構（AMED）が実施する令和6年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」において、創薬ベンチャーの支援に適した認定ベンチャーキャピタル（以下「認定VC」）に採択されましたのでお知らせいたします。ANRIは、AMEDと認定契約書を締結し、認定VCとして活動します。

今後、投資先創薬スタートアップと共に創薬ベンチャーエコシステム強化事業の採択、そこで得た資金による迅速な非臨床・臨床試験の進捗を目指します。

■AMEDとは

AMEDは、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担う機関として設立された国立研究開発法人です。創薬スタートアップの大規模な開発資金の供給源不足を解消するため、非臨床・臨床試験の支援を行う「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」を実施しています。本事業は、認定VCが補助対象経費の１/３以上を出資することを要件として、創薬ベンチャーが行う医薬品の実用化開発にAMEDが補助金を交付する事業です。

令和6年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業（ベンチャーキャピタルの認定）」（第4回）におけるベンチャーキャピタルの採択について

https://www.amed.go.jp/koubo/19/02/1902C_00052.html

■担当者コメント

ANRI シニアアソシエイト榊原和洋

ANRIは圧倒的な未来を創ることを目指し、それを創り得る夜明け前の技術へシードから投資しております。その技術と魅力的なパイプラインのギャップを埋めるべく、開発ロードマップ作成や薬事対応の支援体制を一つずつ積み上げたことが今回の採択につながったことを嬉しく思います。スタートアップの皆さまの成長スピードに負けぬよう、彼ら彼女らをご支援できるよう、認定VCとして活動してまいりたいと思います。

■ANRIについて

ANRIは2012年のANRI1号ファンド設立より、一貫して創業初期（シード期）に特化したスタートアップへの投資を実行してきました。現在５つのフラッグシップファンドと脱炭素に特化したANRI GREENファンドを運営し、投資社数280社以上、累計約780億円を運用しております。

「未来をつくろう、圧倒的な未来を」というビジョンのもと、創業当時からの強みであるインターネット領域と共に、ディープテックやライフサイエンスなど幅広いテクノロジー領域への大学発研究開発型スタートアップへの支援も行っております。シード期の企業への投資を中心に、その後の投資ラウンドも追加投資を行うことで、起業家の事業実現を一貫した姿勢で手厚く支援をしております。

また、2023年2月よりひとつの空間に起業家とANRIの投資家を一同に集めたスタートアップの集積地「CIRCLE by ANRI」を六本木ヒルズ森タワーに開設。より起業家と近い環境で、起業の準備段階からサポートできる体制を整え、さらに起業家同士の交流を活性化させるコミュニティ作りのサポートをしております。