認定NPO法人CLACK、大阪の高校でITインフラ×AI×サイバーセキュリティの無償授業実施
〜マイクロソフト協力、体系的な学びを600名以上の高校生に〜
認定NPO法人CLACK(以下:CLACK)は、Microsoft Corporation(以下「マイクロソフト」)サポートのもと、大阪府内の高校生に対し、ITインフラ&サイバーセキュリティ・AI・キャリアの3分野で教育を届けるプロジェクト「IT Bridge Osaka」を開始します。
2025年度内に、600名以上の高校生に機会を届ける予定です。
■「IT Bridge Osaka」について
AIやIoTが産業の基盤となった昨今において、あらゆる企業でITインフラ強化の重要性やサイバーセキュリティの脅威は年々増大しています。また、AI技術の発展・浸透により、データセンターの拡張や増強も行われ、専門人材の需要はより一層高まる傾向が想定されます。しかし、データセンターに携わるITインフラ人材やサイバーセキュリティ人材は世界的にも需給ギャップが広がっています。サイバーセキュリティ人材の需給に関するアメリカの調査によると、世界では480万人もの人材が不足しています。日本においても、需要に対して約17万人不足しており、日本は人材需給ギャップの増加率が対象国の中で最も高いとされています。(*1) また、データセンターの人員不足により、今後5年間でデータセンターの拡張や成長が制限される可能性も懸念されています。(*2)
持続的なデジタル基盤を築き産業を発展させるためには、強固なインフラ設計やサイバー攻撃の脅威の抑制を担うITインフラ人材、サイバーセキュリティ人材の育成が急務の課題です。
CLACKは、2018年より大阪を拠点として、困難を抱える高校生に対しデジタル教育・キャリア教育を完全無償で届ける活動をしてきました。この実績やノウハウを活かし、今後ますます需要が高まる分野での体系的な学びを届けることで、子どもたちの将来の選択肢を広げるプロジェクトとして「IT Bridge Osaka」を推進してまいります。
(*1) 出典元: 2024 ISC2 Cybersecurity Workforce Study
(*2) 出典元:Uptime Institute Global Data Center Survey 2024
■今後の活動予定
5月〜6月は、ITインフラ&サイバーセキュリティ・AI・キャリアの3分野の中で18回の授業を実施することが確定しています。実施形式は、CLACKが各学校に伺い、直接生徒向けに授業を実施します。(実施校は大阪府内の7校を予定)


※「IT Bridge Osaka」は、マイクロソフトによるサポートのもと、完全無料で実施しています。
▼学校関係者様専用:本プロジェクトに関するお問い合わせ先
授業実施に関するお問い合わせについては、以下よりお願いいたします。
※大阪府以外の学校関係者様へ
「IT Bridge Osaka」は大阪府内を対象としておりますが、AI教育等の研修に関しては別のプログラムでのご案内が可能です。
→ 高校の先生方向け無償AI研修プログラム「mirAI for Japan」:https://mirai.clack.ne.jp/
■認定NPO法人CLACKについて
CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」をビジョンに掲げ、世代を超えた貧困連鎖の解消を目指し活動している団体です。大阪・東京を拠点に、無完全無償のデジタル教育やキャリア教育、デジタルを活用した居場所を提供し、様々な困難を抱える中高生の自走に向けた伴走支援に取り組んでおります。
公式ホームページ:https://clack.ne.jp/
<CLACKの主な事業・プロジェクト>
■企業の使用済みPCが高校生の”自走”に繋がる「Pass the Baton(パスザバトン)」
■デジタル教育とキャリア教育を行うプログラム「Tech Runway」
■デジタルを活用した中高生の秘密基地「よどがわベース」「テクリエさぎのみや」
企業から寄贈されたPCは1,300台を突破。プログラミング体験会には1,800名以上、3ヶ月以上の継続的なプログラミング教室には約500名の高校生が参加しました。
<ご寄付等に関する企業・個人の方からのお問い合わせ>
より多くの子どもたちへ機会を届けるため、ご協力いただける企業様・個人寄付者様を募集しております。
・企業のご担当者の方はこちら
・個人の方はこちら
※Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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