経済合理性を優先しすぎた資本主義をアップデート　社会の仕組みの変革を目指すハルキゲニアラボイベント開催

ハルキゲニアフェス2022年3月29日（火）オンライン開催

​一般財団法人社会変革推進財団（所在地：東京都港区、理事長：大野修一）は、2022年3月29日（火）、新たな資本主義の在り方を構築するエコシステムづくりのアクセラレータープログラム、ハルキゲニアラボのイベント「HALLUCIGENIA Fes 2022」を開催いたします。当イベントでは、地域社会における新たな経済・エコシステムとなるような事業を展開されるオルタナティブ事業者・ベンチャー起業家を登壇セッションでご紹介しながら、各テーマの社会的意義やビジネスモデルのあり方などを登壇形式で発信していきます。

 

＜HALLUCIGENIA Fes 2022　（日時：2022年3月29日（火）10:30-18:30） *オンライン配信＞
お申込みはこちら>> https://halluci-fes2022.peatix.com/

・オープニングトーク「ハルキゲニアラボ活動報告」
・セッション①　専門化された社会システムに対する民主化とOS、ソフトウェアのあり方
・セッション②　パーパス経営〜これからの社会的企業に必要な意義と哲学
・セッション③　新しいコミュニティビジネスと社会関係資本のあり方
・セッション④　地域メゾン化計画〜インクルーシブな産業群のあり方
*セッションとセッションの間には、オルタナティブ事業者のみなさんにショートプレゼンテーションをしていただきます。
**コロナ禍での開催となりますため、当日急な変更が生じる可能性がございますことをご了承くださいませ。

- 登壇者一覧（以下、敬称略）：
・VUILD株式会社 代表取締役 秋吉浩気
・一般社団法人Next Commons Lab ファウンダー/代表理事 林篤志
・シタテル株式会社 代表取締役CEO 河野秀和
・株式会社ゼブラアンドカンパニー 共同創業者 / 代表取締役 陶山祐司
・株式会社クロスフィロソフィーズ 代表取締役社長 吉田幸司
・株式会社アドレス 代表取締役社長 佐別当隆志
・シェアビレッジ株式会社 取締役 半田理人
・Nesto株式会社 代表取締役 藤代健介
・GOOD GOOD 株式会社 CEO 半田光正
・株式会社散歩社 代表取締役CEO 小野裕之
・ココホレジャパン株式会社 代表取締役社長 浅井克俊
・株式会社巻組 代表取締役 渡邊享子
・プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役社長 野池雅人
・Sustainable Innovation Lab 事務局長 瀧口幸恵

-申込方法：
・Peatixからお申込みいただいた方に別途Zoomのリンクをご案内いたします。
お申込みはこちらから>>https://halluci-fes2022.peatix.com/


-主催・問い合わせ先：
一般財団法人社会変革推進財団（SIIF）　03-6229-2622

 
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10:30〜11:30　オープニングトーク　ハルキゲニアラボ活動報告

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社会変革推進財団では、2020年度より社会に対して新たなエコシステムとなるような、システミックチェンジを起こす事業者への支援としてアクセラレータープログラム「ハルキゲニアラボ」を運営してまいりました。成長を前提とした既存の資本主義経済の限界が現実となっているいま、社会や経済の仕組みを社会的インパクトの創出を中心としたものに変えていく必要があります。このオープニングトークでは、プロジェクトリーダーとしてハルキゲニアラボを実施し、複数の事業者様と伴走しながら新しい社会のあり方について研究を進めてきた、社会変革推進財団インパクト・オフィサーの古市奏文からこれまでの活動報告と、そこから見えてきた新しいビジョンやコンセプト、今後の展望についてまとめてお話いたします。

<登壇者>
一般財団法人社会変革推進財団　インパクト・オフィサー古市奏文

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12:30〜13:30　【セッション①】専門化された社会システムに対する民主化とOS、ソフトウェアのあり方

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近代以降、専門化されていった結果、多くの人々の手から離れてしまった活動がたくさんあります。「建築」や「衣服の生産」はまさにその例でしょう。また、主体性の欠如という意味では「まちの自治のあり方」にも似たようなことがいえるかもしれません。当セッションでは、いつの間にか人々の手からこぼれ落ちてしまった「社会システム」を民主化すべく、活動している起業家のみなさんと具体的な方法論も含め、お話ししていきます。

＜登壇者＞
・VUILD株式会社 代表取締役 秋吉浩気
・一般社団法人Next Commons Lab ファウンダー/代表理事 林篤志
・シタテル株式会社 代表取締役CEO 河野秀和
・一般財団法人社会変革推進財団 事業本部 インパクト・オフィサー 古市奏文（モデレーター）

 

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14:00〜15:00　【セッション②】パーパス経営〜これからの社会的企業に必要な意義と哲学

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経営において「パーパス」が求められるようになってきている昨今。なぜ、ビジネスは意義化・哲学化していくのか？そういった背景から、「本質的なパーパスとはどういったものなのか」といった理論的な話、そして「パーパスが実際の経営の現場でどう具現化されるのか」といった実践的な話まで議論していきます。

＜登壇者＞
・株式会社ゼブラアンドカンパニー 共同創業者 / 代表取締役 陶山祐司
・株式会社クロスフィロソフィーズ 代表取締役社長 吉田幸司
・一般財団法人社会変革推進財団 事業本部 インパクト・オフィサー 戸田満（モデレーター）

 

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15:30〜16:30　【セッション③】新しいコミュニティビジネスと社会関係資本のあり方

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人口減少著しい現代において、コミュニティのあり方に注目が集まっています。新型コロナウイルスの影響もあり、その形はますます多様化してきているのも実情です。コミュニティを生み出す新しいビジネスとは何か？またそのビジネスにより培われるソーシャル・キャピタルはどういったものなのか？それらに迫っていきます。

＜登壇者＞
・株式会社アドレス 代表取締役社長 佐別当隆志
・シェアビレッジ株式会社 取締役 半田理人
・Nesto株式会社 代表取締役 藤代健介
・一般財団法人社会変革推進財団 事業本部 インパクト・オフィサー 田立紀子（モデレーター）


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17:00〜18:00　【セッション④】地域メゾン化計画〜インクルーシブな産業群のあり方

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地域内に包摂的な産業群が生まれることで、経済性・社会性の両面からポジティブな影響が見込める注目すべき取り組みについて掘り下げます。実際に「和牛」などを軸に、地域産業を新しくする取り組みをされているGOOD GOOD 株式会社半田氏と、下北沢を舞台に地域と都会のお店のあり方を追求されている株式会社散歩社 代表取締役CEO小野氏を招いて議論します。

＜登壇者＞
・GOOD GOOD 株式会社 CEO 半田光正
・株式会社散歩社 代表取締役CEO 小野裕之
・一般財団法人社会変革推進財団 常務理事 工藤七子（モデレーター）

 

 

 

＜ハルキゲニアラボの名前の由来＞
ハルキゲニアとは、生態系の理屈から逸脱したものも含めて多様な生物の誕生が爆発したカンブリア紀における代表的な生き物であり、奇妙な構造を持っていたとされる不思議な生物「ハルキゲニア」になぞらえて、「今はまだいびつであったり、不自然だったりするが、将来の世の中や世界に必要とされるであろう社会的な課題解決の試み」＝ハルキゲニアを一つでも多く生み出すことを目指します。



【社会変革推進財団（SIIF）について】
日本におけるインパクト投資のエコシステムを共に育て、社会課題を解決していくというミッションのもと設立されました。ソーシャル・インパクト・ボンドを含む社会的インパクト投資のモデル開発や、普及のための環境整備、調査研究・政策提言に取り組んでいます。世界に先駆けて成熟社会に突入する日本を起点として持続可能な社会を支える資金の流れを多様なパートナーと共に作り出すことを目指します。当財団は、日本財団の支援を受けて活動しています。