ヴィーナ・エナジー、LINE ヤフーとバーチャルPPAを20年間締結 国内最大規模のバーチャルPPA用単体太陽光発電所

アジア太平洋地域最大のグリーンエネルギー・ソリューションプロバイダーであるヴィーナ・エナジーは、岡山県真庭市で建設される真庭太陽光発電所(設備容量72MW)において、LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)と20年間のバーチャルPPA(Virtual Power Purchase Agreement:再生可能エネルギーに係る非化石証書譲渡契約(*)、以下VPPA)を締結したことを発表しました。なお、真庭太陽光発電所はゴルフ場跡地に建設され、VPPA用単体では国内最大規模(**)となります。また、商業運転開始は2026年を予定しています。

(*電力需要家と発電事業者が発電量に応じた環境価値のみを直接取引する電力購入契約 **デジタルグリッド社調べ)

「真庭太陽光発電所」地鎮祭集合写真:豊田 祐介 デジタルグリッド株式会社 代表取締役(最前列左より3番目)、 西田 修一 LINEヤフー株式会社 執行役員/サステナビリティ統括本部 統括本部長(最前列左より4番目)、ラウル・リエンダ ヴィーナ・エナジー日本代表(最前列左より5番目) 、ヴィーナ・エナジー・ジャパン 亀岡 信行(最前列左より6番目)、伊藤 敦哉真庭市副市長(最前列左より7番目)
契約署名式の様子:西田 修一 LINEヤフー株式会社 執行役員/サステナビリティ統括本部 統括本部長、ラウル・リエンダ ヴィーナ・エナジー日本代表

ヴィーナ・エナジーは、本VPPA契約を通じ、LINEヤフーが事業で使用する電力の一部をクリーンエネルギーで賄うことを可能にします。また、LINEヤフーがCO2排出量を削減することにヴィーナ・エナジーが寄与することで、日本政府が掲げる2050年カーボン・ニュートラルの実現へも貢献します。本VPPAにおいては、真庭太陽光発電所の十分な発電量、再生可能エネルギーの追加性、環境負荷の低減、環境保全への対策、地元雇用や地域貢献の取り組み等がLINEヤフーに評価され、締結に至りました。

太田 昇(おおた・のぼる)真庭市長は以下の通り述べています。

「真庭市は2050年二酸化炭素排出実質ゼロ都市『ゼロカーボンシティまにわ』を2020年宣言し、市民と事業者、そして行政が一体となった脱炭素のまちづくりを着実に、そして確実に進めているところであります。

この度、ヴィーナ・エナジー様は、事業地域住民の皆様へ長期間にわたり丁寧に説明し、理解促進を図るとともに、真庭市とは事業地域一帯を含む広大なエリアの環境保全協定を締結いただいています。こういった真摯な対応により、ここに真庭太陽光発電所を着工されるにいたりました。誠におめでとうございます。

真庭太陽光発電所完成の暁には、『ゼロカーボンシティまにわ』の実現に向けて、積極的なご協力を頂けることを期待するとともに、盤石な管理体制の維持、そして地域での雇用創出や持続可能な地域づくりへの長期的な支援協力をお願い申し上げます。」

ヴィーナ・エナジー日本代表ラウル・リエンダは以下の通り述べています。

「国内最大級の本VPPA契約は、クリーンエネルギーの利用拡大を図り、持続可能な未来をつくるための先進的な取り組みと言えます。また、LINEヤフー社とのパートナーシップにより、低炭素経済への移行を加速させるとともに、地域社会の発展や活性化へ貢献できることは大変光栄です。なお、本プロジェクトは造成地を利活用するため、周辺環境への影響を低減したクリーンエネルギー供給を実現します。」

真庭太陽光発電所は、年間約18,500世帯相当にクリーンエネルギーの供給が可能です。また、年間約4万トンの温室効果ガスの削減と約6,800万リットルの節水効果(火力発電所との比較*)が見込まれます。なお、真庭太陽光発電所で発電したクリーン電力は、デジタルグリッド株式会社を通じ、日本卸電力取引所(JEPX)において取引されます。

(*各数値は自社ツールにて算出)

●本VPPAのスキーム概要図

ヴィーナ・エナジーについて

アジア太平洋地域最大のグリーンエネルギー・ソリューション・プロバイダーであるヴィーナ・エナジーは、持続可能で低価格な再生可能エネルギーへの移行を加速し、事業地域や関係者の経済的及び社会的発展、環境保全を目指しています。ヴィーナ・エナジーは、合計出力39GW※1の開発・建設・稼働中の太陽光発電所、風力発電所(陸上/洋上)の再生可能エネルギー資産、さらに合計出力24GWhのエネルギー貯蔵システム※2(定置型および可搬型貯蔵)、総電力容量620MWのデータセンター、80万トン/年のグリーン水素及びアンモニアを含むグリーンインフラパイプラインを有し、お客様へグリーンエネルギーとデジタルソリューションを提供しています。

ヴィーナ・エナジーはシンガポール本社を含む世界80拠点に1,000人を超える従業員を有しており、地域との密接な連携を推進し、低炭素エネルギーの普及拡大を実現、更には気候変動対策と環境に配慮した未来づくりを目指しています。

※1. 2024年9月30日時点

※2. 稼働、建設中、売電契約確保済みの様々な段階にある0.2GWhのエネルギー貯蔵システム(BESS)を含む

詳しくは、https://www.venaenergy.co.jp(日本語)、https://www.venaenergy.com(英語)をご参照ください。

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会社概要

URL
https://venaenergy.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目10番4号 オークラ プレステージタワー 17階
電話番号
03-6452-9777
代表者名
ラウル・リエンダ・セビージャ
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年09月