ケルヒャー ジャパン株式会社 2022年 年頭所感「新たな清掃文化の発信」
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
一昨年から続く新型コロナウイルスの影響で、昨年は様々な面で生活様式も大きく変化した一年となりました。世界に目を向けると、ワクチン接種の開始や緊急事態宣言の解除など、アフターコロナに向けた兆しも見えつつありますが、未だ収束の見通しは立っておらず、不確実性の高い状況が続くことが予想されます。
昨今、「with コロナ」という新たな生活様式が定着しつつある中、高い衛生管理意識を持つ方が多くなり、社会全体として、衛生や清掃活動に対する考え方、そして清掃業界の位置づけも大きく変化していると感じています。このような状況の中、清掃機器専業メーカーならではの技術力、ノウハウ、そして、グローバル市場で培った知見を活かし清掃をより快適に、より楽しくできるよう貢献できればと考えています。
家庭用分野では、新製品発売によるカスタマープラットフォームの拡大を行い、新たな顧客層の獲得を図るとともに、家庭での衛生ニーズの高まりを受け、洗剤を使わず水だけで除菌できる環境にやさしいスチームクリーナーなどのインドア製品を活用した清掃ソリューションも強化してまいります。業務用分野においてはSDGsへの対応を踏まえて、バッテリー製品のさらなる拡充や温水除草など環境に配慮した製品導入を進めます。さらにより効率的な清掃を実現できるよう、ロボット掃除機の導入や清掃分野でのDX化にも注力してまいります。
社会が急激に変化していく中、これからも皆さまにご期待いただけるよう今一度初心に帰って「カスタマーセントリック(お客様中心主義)」に基づいた経営を実践していく所存でございます。お客様のニーズや環境の変化に素早く対応し、人々が安心安全に暮らせる社会の実現に貢献いたします。清掃機器専業メーカーのリーディングカンパニーとして新たな清掃の価値・文化を広めていく事ができれば幸いです。
本年も、皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
ケルヒャー ジャパン株式会社
代表取締役社長
マーク・ヴァン・インゲルゲム
【ケルヒャー ジャパン株式会社について】
ケルヒャーは、ドイツで生まれた、世界最大手の清掃機器メーカーです。高圧洗浄機をはじめ、床洗浄機、スイーパー、乾湿両用クリーナー、スチームクリーナーなど、3,000種類もの清掃機器を有し、世界中で愛用されています。それらの技術開発力を活かして、ニューヨークの自由の女神やベルリンのブランデンブルク門、リオデジャネイロのキリスト像、広島平和記念公園のモニュメントなど、世界的に有名な建造物や彫像の洗浄・再生も手がけています。
ケルヒャー ジャパンは、18番目の現地法人として1988年に設立しました。以後、全国に拠点を開設し、販売・サービスネットワークを構築・拡充しています。社会貢献活動としては、2000年に広島平和記念公園の9体のモニュメント、2008年に栃木県の松田川ダム壁面をキャンバスに、高圧洗浄機で汚れを落として絵を描くエコ・アートを実施し、2010年には国の重要文化財である「日本橋」を洗浄・再生するクリーニングプロジェクトを成功させています。今後も日本に新しい「清掃文化」を根付かせることを目標に、より一層の努力と挑戦を続けて参ります。
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