東京・表参道にIoTスマートごみ箱 「SmaGO」を10月1日より新たに設置

オーバーツーリズムの未然抑止に係る補助事業に採択され計34台を導入

株式会社フォーステック（所在：東京都千代⽥区　代表取締役：竹村 陽平、以下「フォーステック」）は、10月1日より東京・表参道沿いの歩道にIoTスマートごみ箱「SmaGO」（スマゴ）を既設ゴミ箱と差し替える形で新たに34台設置いたしました。フォーステックは本設置を通し、訪日観光客をはじめとした人流の増加で賑わいを見せる一方、関連して課題感が強まるゴミ問題の抑止に協力してまいります。なお、本取り組みの主体である商店街振興組合原宿表参道欅会（所在：東京都渋谷区　理事長：松本　ルキ、以下「欅会」）は観光庁が公募するオーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業として申請の上で採択され、取り組みの実現に至りました。

また、2023年4⽉1⽇より⽇本特殊陶業株式会社（所在：名古屋市東区、社⻑：川合 尊）、株式会社ヘラルボニー（所在：岩⼿県盛岡市、代表取締役Co-CEO：松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」）と連携のもと実施している｢スマートアクションプロジェクト｣も引き続き実施いたします。今回、新たに設置される34台の筐体には、本プロジェクトにより生み出された秋のデザインが施されます。

・ 背景

2024年は訪日観光客数が過去最高となる見通しの中、表参道は国内でも有数の観光エリアで賑わいを見せています。その一方、ゴミの量が増加しただけでなく、記録的な猛暑や観光客の属性が移り変わった影響から捨てられるゴミの種類の傾向も変化しました。この状況を踏まえ、この度、欅会は観光庁が公募するオーバーツーリズムの未然抑止に係る補助事業への申請を行い、採択されました。具体的な取り組みとしては、高いゴミの収容力を有するIoTスマートごみ箱「SmaGO」（スマゴ）を設置するとともに、種別ごとで変化したゴミの量に合わせ、分別区分ごとでゴミ箱の設置台数を最適化いたしました。欅会による本取り組みの実施は恒久的な対策として大きく期待が持てるものと考えており、フォーステックはSmaGOの設置を通して当該エリアのシンボルである欅並木の美観維持、向上の実現に協力していきます。

・ 「SmaGO」とは

株式会社フォーステックが展開する、IoTスマートごみ箱です。当ごみ箱は、上部のソーラーパネルで発電した電力を活用し、ごみ箱の中のごみを圧縮でき、一般的なごみ箱で換算すると約 500L相当のごみを一度に収容できる特徴を有しています。また、内蔵センサーによってごみの集積状況をリアルタイムに把握することが可能です。これらの特徴から全国各地でごみ回収の効率化・最適化ならびに街の美化を実現しています。

・ ⽇本特殊陶業株式会社による⽀援継続の背景

⽇本特殊陶業株式会社は環境貢献、持続可能な社会づくりを表現したいとの考えから2023年4⽉1⽇より「SmaGO」の運用支援を行っています。本取り組みで連携しているヘラルボニーのデザインで通りを秋色にし、引き続きごみを適切な場所へ捨ててもらう循環型社会の発信、啓発を行っていきます。

・会社名：日本特殊陶業株式会社

・所在地：名古屋市東区東桜一丁目1番1号　アーバンネット名古屋ネクスタビル

・事業内容：(1) スパークプラグおよび内燃機関用関連品の製造、販売

　　　　　　(2) ニューセラミックおよびその応用商品の製造、販売、その他

・代表取締役社長：川合　尊

・公式サイト：https://www.ngkntk.co.jp/