自動運転車両運行管理システム「Dispatcher」がGoogle マップなどの経路検索サービスに対応
~経路検索サービスで自動運転バスの位置情報をリアルタイムに確認可能に~
ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社(ボードリー、代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、以下「BOLDLY」)は、BOLDLYが開発・提供する自動運転車両運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」において、Google マップなどの経路検索サービスで車両の位置情報をリアルタイムに表示できるように、「標準的なバス情報フォーマット(GTFS)」による車両の位置情報の提供を2023年8月から開始しました※。
※Google マップの場合、車両の位置情報のリアルタイム表示はスマートフォン(スマホ)アプリのみ対応しています
BOLDLYは、自動運転バスの導入を支援した「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」や茨城県境町などにおいて、自動運転バスの利用促進や乗客の利便性向上を目的に、2020年11月から、バス停や運行ダイヤなどの情報(静的な情報)を「GTFS」で経路検索サービス事業者に提供してきました。今回新たに、「Dispatcher」で取得する自動運転バスのリアルタイムの位置情報(動的な情報)を自動で「GTFS」に変換し、経路検索サービス事業者に提供する仕組みを開発しました。これにより、経路検索サービスで、自動運転バスを用いた経路に加えて、自動運転バスのリアルタイムの位置情報を表示することが可能になりました。
茨城県境町では、2023年8月から、定常運行している全ての自動運転バスのリアルタイムの位置情報をGoogle マップのスマホアプリで確認できます。その他、全てのバス停および運行ダイヤの情報がすでにGoogleマップに対応しており、境町での自動運転バスの利用促進や乗客の利便性向上に貢献しています。
BOLDLYは今後、交通事業者や自治体と連携しながら、自動運転バスに関する情報の外部サービスとの連携を拡大し、自動運転バスのさらなる利便性向上と普及を目指します。
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