認定NPO法人キッズドア 2024年度ACジャパン支援キャンペーンがスタート
認定NPO法人キッズドアは、公益社団法人ACジャパン(以下、ACジャパン)による2024年度ACジャパン支援キャンペーンに採択され、7月1日(月)より1年間、全国のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の各メディアと電車内中吊り広告で、広告が放送・掲載される予定です。
ACジャパン支援キャンペーンとは、ACジャパンが広告を通じて、公共福祉に取り組む非営利活動団体に対し、その活動の支援を行うものです。
支援キャンペーンのテレビCM・ラジオCM・新聞広告が、ACジャパンの公式ページ(以下リンク)で、7月1日(月)午後よりご覧いただけます。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_08.html
キッズドアの支援広告のねらい
子どもの貧困は、「塾に行けない」「落ち着いて学習できる家庭環境がない」などの教育格差を生み、子ども本人の力だけでは解決することができない理不尽な状況を作り出しています。
その様子を陸上競技のスタートラインになぞらえることで、「生まれながらにスタートラインが他の子どもたちと異なり、平等に頑張れるチャンスが与えられていない」という社会課題を、視覚的に表現。
他の子どもたちには当たり前にある学習機会や挑戦の機会が、家庭の経済事情で得られないことによる教育格差で、当事者の努力が足りないのではないことを伝えます。
そしてキッズドアが、こういった子どもたちに学習支援で伴走することで、教育を通して子どもたちが未来を切り開くための活動を行っていることをメッセージします。
陸上競技のレーンのラインとしてノートの罫線をモチーフとし、教育分野における社会課題であることを印象づけています。
作品名:『スタートライン』(テレビCM30秒)
「スタートラインはみんな同じだと思ってた。」
「頑張ってるのに。⼀⽣追いつけないのかな。」
「わたしは未来を選べないんですか?」
~家庭の経済事情によって、未来を諦めるしかない子どもがいます。
無料学習会 オンライン学習会 キャリア教育
~キッズドアは学習⽀援で⼦どもたちが夢や希望を描ける社会を⽬指しています。
~キッズドア
~ACジャパンは、この活動を支援しています。
キッズドア理事長 渡辺由美子コメント
私たちは、日本の子どもの貧困がほとんど知られていない2010年に、高校受験のための無料塾を開始しました。
学習だけでなく、家に帰っても食事が用意されていない子供も多いことが分かり、勉強の合間に簡単な夕食を食べさせる学習会も増やしました。
最初に1箇所で始まった無料学習会はどんどん広がり、今では2,000人を超える子どもに、継続的に学習できる機会を提供しています。
親の経済力に関わらず、自分の夢や希望を持ち、明るい笑顔で未来を切り開く子どもを増やしたい。
それがキッズドアの願いです。
「自分を応援してくれる人がいる、それが一番嬉しかったです」
そんな答えが返ってきます。
今回のACジャパンの支援キャンペーンを通じて、キッズドアの活動にご理解いただくことで、多くの方に子どもたちの応援に力をお貸しいただけることを願います。
『子どもから、未来をひらこう。』
■公益社団法人ACジャパンについて
1971年に関西公共広告機構として設立。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献することを目標として活動する民間の組織で、活動は約1000社の会員社や個人会員からの会費を基に運営されています。
■認定NPO法人キッズドアについて https://kidsdoor.net/
2009年設⽴以来、⽇本の⼦どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の⼩学⽣〜⾼校⽣・⾼校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開しています。
コロナ禍で困窮する⼦育て家庭が急増した2020年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の⼦育て家庭を対象に、情報⽀援や⾷料・⽂房具⽀援、保護者への就労⽀援も⾏っています。
理事⻑渡辺由美⼦は、こども家庭庁 こども家庭審議会 貧困対策・ひとり親家庭⽀援部会臨時委員、厚⽣労働省 社会保障審議会・⽣活困窮者⾃⽴⽀援及び⽣活保護部会委員など、政府委員も務めています。
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