アイシン、超高精度周波数信号の配信技術が内閣府の研究開発テーマに採択
株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市 社長:吉田 守孝)は、内閣府が公募する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第 3 期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」のサブ課題「量子センシング」の研究開発テーマ「超高速通信・モビリティ等を支える時空間ビジネス基盤の構築」に応募し、採択されました。
今回採択された提案研究題目は福岡大学の大前宣昭准教授を研究開発責任者とする「光格子時計精度の周波数信号の光ファイバー配信インフラストラクチャ技術」で、当社は共同研究機関として参画します。
光格子時計とは、18桁精度を実現する従来よりも格段に精度の高い原子時計です。アイシンは、この光格子時計に基づく超高精度な周波数情報を、当社の先端研究拠点であるIMRA AMERICA,INC.が保有するレーザー技術を応用した「高安定光コム生成技術」を生かし、光ファイバー網を用いた超高精度周波数信号の配信技術確立に貢献していきます。
本研究の進展によって、GPSに依存しない超高速通信や正確な位置測定を必要とするモビリティへの社会実装をめざしていきます。
アイシンはこれからも、環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現していきます。
福岡大学からのプレスリリース
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。