住宅向け太陽光発電システムにフィットした小型軽量化と総発電量アップを両立 マルチ入力型パワーコンディショナ「KPR-Aシリーズ」の発売について

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁、以下オムロン)は、主に住宅用に向け、施工性向上と総発電量アップを両立したマルチ入力タイプの太陽光発電システム用単相パワーコンディショナ「KPR-Aシリーズ」を、本年11月10日より発売開始します。

                                    (価格はすべてオープン価格)

<製品の外観>

                 サイズ:W450×H562×D232(mm) 


近年、国内のエネルギー関連市場は多様な変化を見せており、2012年夏に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(以下買取制度)をはじめとし、昨年4月よりスタートした電力小売全面自由化や、本年7月に閣議決定された第5次エネルギー基本計画(※2)など、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズはますます広がりをみせるものと思われます。また昨今の住宅市場においては、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)における自然エネルギーの自家消費促進や、自然災害時への備えなど、エネルギーを効率的に使用するニーズは今後もますます増えるものと思われます。
当社は20数年の長期にわたり、太陽光発電市場に関わる社会ニーズにお応えするため、住宅・産業向けの太陽光発電用パワーコンディショナ(以下パワコン)や蓄電システムなど、様々な技術や製品・サービスをご提供してまいりました。

近年の住宅用太陽光発電では、システム設計の自由度が格段に高まるという利点からマルチ入力型のパワコンの採用が進んでおり、ZEHに対応するため、より小さな面積でより効率的に発電する高出力のパネル搭載も求められています。またパワコンの施工面では直射日光の当たらない住宅の北側の壁面は室外機などでスペースが限られてしまうといった課題も発生しています。
この度発売する「KPR-Aシリーズ」は、これらのニーズに対応した施工性向上と総発電量アップを両立したマルチ入力型パワコンです。
本製品では、省スペース設計により北側の限られたスペースにも設置が可能となりました。また本体は従来機比質量68%の小型軽量化を実現。わずか19.5kgのため1人での施工作業を可能にしました。施工工数の大幅縮小により初期投資費の削減に貢献します。
さらに、太陽光パネルからの入力電流値を最大12Aに拡大することで、高効率化が進む太陽光パネルに対応します。また、電力変換効率は業界最高水準の96%を実現。あわせて最大変換効率97.1%(※3)、朝夕や曇りなどの低出力時でも95.4%(※4)の高変換効率を実現しました。いつでも、しっかり発電し、売電収入の拡大に貢献します。 

<主な特長>
1.省スペース設計・小型軽量化により施工性を大幅に向上し、初期投資費の削減に貢献
●従来品比57%の省スペース設計
パワコンが設置される住宅の北側壁面には、室外機などの屋外機で設置スペースが限られるケースが数多く見受けられますが、本製品ではW450×H562の小型化に加え、機器左右の離隔距離を従来機(KP-R)の15cmから3cmに削減。
2台設置の場合でも幅1mのスペースにおさまるので、設置場所に悩むことなくお使いいただけます。      

●1人でも楽々施工
本年4月に発売し、ご好評を得ている野立て専用パワコン「KPVシリーズ」の小型軽量化を継承。
本体はわずか19.5kg(従来機比68%)のため、従来機では2名必要だった設置作業が1人で対応可能となりました。

2.総発電量の大幅アップにより、売電収入の拡大に貢献
●高変換効率を実現
電力変換効率は業界最高水準96.0%の高効率化を実現しました。規格で対応が必要とされる力率0.95時にも
96.0%を維持、発電量が変わることなく使用できます。あわせて最大電力変換効率は97.1%(※3)となり、
総発電量アップをサポート。
また、日照の少ない朝夕や曇りといった低出力(500W程度)の時間帯でも95.4%(※4)の高変換効率を実現しました。
いつでも、しっかり発電します。

●高効率パネルに対応
近年、ZEHなどでニーズが高まっている高効率タイプの太陽光パネルは高電流入力への対応が必要となります。
本製品は最大12Aの高電流入力を実現し、より高電流のパネル(高効率タイプ)にも対応が可能となりました。

<その他の特長>
●太陽光パネルの過積載に対応(※5)
●塩害地域への設置が可能 (※6)
●省令改正における出力制御に対応

■マルチ入力型のパワコンとは           

国内の住宅で多く見られる寄棟屋根に対応し、屋根の形状に合わせた枚数の異なるパネルを回路毎に入力設定することができるため、一括入力タイプでは必要となる昇圧ユニットや接続箱が不要となり、システム設計の自由度が格段に高まります。


<主な仕様>

※1 現時点での予定です。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問合せください。

※2 エネルギー需給に関する政策についての中長期的な基本方針。2030年に再エネの電源構成比率22~24%を目指すことなどが示されている。
※3 出力電力2.5kW、入力電圧320V、起動直後時測定値 
※4 入力電圧320V、起動直後時測定値 
※5 運転可能電圧範囲内で最大許容短絡電流以下であること
※6   海岸および汽水域から500mを超える屋外設置

<本製品の詳細に関しては、次の担当者までお問合せください>
オムロン株式会社 環境事業本部 マーケティング部
担当:井上 健一 TEL:075-344-8160

<本リリースに関する報道関係のお問合せ先>
オムロン株式会社 環境事業本部  マーケティング部
広報担当:鈴木 純子 TEL: 075-344-8160

当社は、低圧から高圧までをサポートする太陽光発電用パワーコンディショナのラインナップと蓄電池をはじめとするエネルギー関連製品を品揃えし、関連会社のオムロンフィールドエンジニアリングの140拠点のアフターサービス網と連携しながら、住宅用及び公共・産業用のエネルギー関連市場の普及に大きく貢献するとともに、エネルギーの変換技術と制御技術を用いて「ムダなく創る・上手に貯める・かしこく使う」をサポートし、お客様のエネルギー効率の最大化と持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

■ オムロン株式会社についてオムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。詳細については、 https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。   

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