甲子園で鳴り響け、感謝の音色
~楽器寄附ふるさと納税の輪が高等学校にも拡大~
<コンサートで寄附楽器を使用する大安中学校の生徒>
「楽器寄附ふるさと納税」は、全国に眠る使われなくなった不用楽器を不足しているいなべ市の教育機関及び音楽団体へ寄附いただくことで、楽器の査定額が税金控除される国内初の取り組みです。2018年10月の受付開始から3ヶ月で、150を超える楽器の寄附依頼をいただきました。現在までに40もの楽器が学校に届けられており、教育現場からは感謝の声が多く届けられています。
1月27日(日)に、いなべ市で開催されたコンサートでは、大安中学校の生徒が寄附いただいた楽器で演奏をしました。遠方からも寄附者が駆けつけ、奏でられる感謝の音色に聞き入っていました。
2月1日(金)からは、新たにいなべ市内唯一の県立高校「いなべ総合学園高等学校」吹奏楽部の楽器寄附受付を開始いたします。同校は、三重県吹奏楽コンクールにおいて、小編成の部で優秀な成績を収め、3年連続三重県代表として東海大会に出場しています。地域の商業施設や企業イベント等にも積極的に参加し、地域活動も盛んです。また、同校の野球部は、近年、春のセンバツ(選抜高等学校野球大会)1回、夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)2回の出場実績がある県内有数の強豪であり、毎試合吹奏楽部が応援に駆けつけ、演奏を行なっています。吹奏楽部は、慢性的な楽器不足に加え、こうした炎天下での楽器の激しい消耗に悩まされてきました。
同校では、楽器寄附ふるさと納税制度の活用により、楽器寄附解消を図り、地域で、そして甲子園で、感謝の音色を鳴り響かせます。
今後、引き続き休眠楽器を再起させ課題解決に注力していくと同時に、国内の寄附文化の定着とふるさと納税のあるべき姿を推進していく所存です。
<専用サイト「楽器寄附ふるさと納税」>
ウェブサイト https://www.gakki-kifu.jp/
運用開始日 平成30年10月10日
■いなべ市
三重県の北の玄関口に位置し、岐阜県や滋賀県と隣接するいなべ市は、名古屋から車で約50分の距離にあり、自動車関連企業などが進出し、活力あるまちとして発展を続けています。西に鈴鹿山脈をいただき、中央に流れる員弁川を挟んで田園地帯が広がる緑豊かな住みよいまちです。2019年3月には東海環状自動車道大安インターチェンジが開通し、更なる発展が期待されています。
ウェブサイト http://www.city.inabe.mie.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、 “賢い消費”を世の中に提案する、主にネット型リユース事業を展開する企業です。 2006年に事業開始以来、 販売店舗を保有しない事業形態で成長を続けています。 2015年6月には東証マザーズに上場、サービス利用者は延べ260万人を達成しました。
ウェブサイト https://www.marketenterprise.co.jp/
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