ラピュタロボティクス、EC大手アスクルの物流センターにて「ラピュタPA-AMR」国内EC業界最大規模34台(※)を本格稼働、生産性は約1.8倍に向上
なおEC向け物流倉庫において、34台のAMRの本格稼働は国内EC業界最大規模(※)であり、両社にとって、大きな挑戦であると同時に、物流DXを加速させる変革への第一歩となります。
(※)国内におけるEC業界最大規模の導入台数(2022年6月時点 ラピュタロボティクス社導入実績より)
◾️背景と目的
アスクル社は、急速なEC市場の成長による物流需要の増加や物流センターにおける人手不足への対応として、全社をあげて積極的に高度自動化を推進していました。そのような中、アスクル社では、現場のオペレーションを止めずに、短期間で柔軟に導入が可能なAMRに注目し、複数社のAMRを比較した上で、最終的にラピュタPA-AMRの稼働実績と性能および国内の万全なサポート体制を高く評価いただき、本導入に至りました。
ラピュタPA-AMRは作業スタッフと協働でピッキングを行い、荷物の搬送の代行とピッキングルートの最適化を図ることで、生産性向上とピッキングスタッフの歩行時間削減を可能とする最新のロボティクスソリューションです。この度、アスクル社が運営するEC向けの出荷オペレーションに34台のラピュタPA-AMRを導入し、生産性は従来の約1.8倍に向上しております。本稼働前に、要件定義に基づいた緻密なシミュレーションを重ね、事前に課題を見つけ出し、解決したことでスムーズなオペレーションの実現に繋がりました。
また、ラピュタPA-AMRの操作画面は、誰でも簡単で直感的に使用できるユニバーサルデザインを採用しています。新人スタッフや日本語が堪能ではない海外メンバーも、30分でロボットの操作をマスターし、ベテランスタッフと同等の生産性を出しています。企業の新人教育の手間を省き、より物流オペレーションに集中できる環境づくりに貢献しています。
今後もラピュタロボティクスとアスクル社は、ラピュタPA-AMRを活用し、お客様にとって必要な製品を「早く」届けられるよう、協業してまいります。
◾️アスクル株式会社 ロジスティクス本部 物流戦略企画 髙橋 要弘様
今回ラピュタロボティクス様と取り組む決め手となったのは、豊富な導入実績はもとより、導入決定前に弊社からAMRに求める必要な機能やスペックについてお伝えしたところ、それらに前向きに取り組んでいただけるという力強いお言葉をいただけたことでした。
導入合意後はその実現に向けて打合せを重ね、多くを実装していただき、その成果が生産性の大幅な向上という形で表れてきています。今後もラピュタロボティクス様と共に、日本のロボティクス活用を推進して行ければと考えております。
◾️アスクル社について
所在地: 東京都江東区豊洲3-2-3 豊洲キュービックガーデン
代表者: 代表取締役社長 吉岡 晃
事業内容: 事業所向け(BtoB)、個人向け(BtoC)の EC 事業
URL: https://www.askul.co.jp/kaisya/index.html
1993年に事業所向け通販サービス「ASKUL」事業、2012年には個人向けEC 「LOHACO」を開始。全国9拠点の自社EC物流センターから、全国に当日・翌日配送「明日来る」を実現しています。
商品開発からラストワンマイルまで担うバリューチェーンにおいて、メーカーやパートナーとの共創を推進し、データとテクノロジーを最大活用してサイバー・フィジカル両面からのビジネストランスフォーメーションを進めています。当社のパーパス〈仕事場とくらしと地球の明日(あす)に「うれしい」を届け続ける。〉を実現する社会インフラであり続けることを目指しています。
◾️ラピュタロボティクス株式会社について
ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(「Making robotics attainable and useful for anyone」)をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の開発と、「rapyuta.io」を弊社自身で活用した、ロボットソリューションの開発・導入・運用を行っています。
世界20ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。
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