書類審査を自動化する AIエージェント「書審AI(ショシンエーアイ)」を提供開始
申請書類の不備確認から添付PDFの確認まで、既存システムはそのままに自律処理
株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:勝本 伸弘、以下「インフォディオ」)は、企業・BPO事業者・行政機関・金融機関などにおける各種申請書類の審査・承認・判定業務を自動化するAIエージェントソリューション「書審AI(ショシンエーアイ)」の提供を開始します。
「書審AI」は、インフォディオの「brox AIプラットフォーム」上で稼働する審査専用のAIエージェントで、申請内容や添付ファイルを自律的にチェックし、結果を既存のワークフローや業務システムへ反映します。既存システムを入れ替えることなく導入できる点が特長です。あわせて、参照したルール・規程や判断理由を提示し、判断根拠を可視化・記録することで、説明責任や監査対応にも有効です。

背景:膨大な書類審査業務と判断基準の属人化
請求書や経費精算、口座開設や融資審査など、企業や官公庁の現場では日々膨大な申請書類が発生しています。一件ごとの確認・照合作業に時間がかかり、処理件数の増加に伴って担当者の負荷は増大。ヒューマンエラーや見落としのリスク、審査基準の属人化も大きな課題となっています。
また、ワークフロー、会計システム、顧客管理システムなど複数の既存システムを横断して確認する必要があるほか、法改正や社内規程改定時には、ルールのメンテナンスにも多大な工数がかかっています。
インフォディオは、こうした課題を解消し、担当者が本来注力すべきコア業務に時間を割けるようにするため、「書審AI」を開発しました。
「書審AI」とは
「書審AI」は、社内規程や業務ルール、法令・ガイドラインに基づいて、申請書類および添付ファイルを自動チェックし、結果に応じてワークフローを更新する書類審査AIエージェントです。
-
申請書の記入漏れや重複申請の有無、内容の整合性をルールに基づきチェック
-
PDF・画像・スキャン文書などの添付ファイルもAI-OCRとマルチモーダルLLMで解析し、申請内容と突合せ
-
審査結果に応じて「承認」「差し戻し」「追加確認」などの処理を自動実行し、処理履歴を記録
審査不明の場合にはエスカレーション処理を実行
さらに、「なぜその判断になったか」を残すため、参照したルール・規程を明示し、OK/NGの理由を文章で出力、判断結果と根拠を自動で記録します。これにより、監査対応・内部統制などの説明責任に対応できます。
書審AIによって、従来人手に頼っていた一次チェックや不備確認などの定型業務をAIエージェントが代行し、審査スピードと品質の向上を実現します。
製品の特長
1.書類審査特化型の軽量モデル
独自開発した書類審査特化型の軽量生成AIモデルと、インフォディオ独自のマルチモーダルLLM‑VLエンジンおよびAI‑OCRの組み合わせにより、PDFや画像、表形式データなどを含む添付ファイルまで高速かつ高精度に解析し、ルールリストに基づく書類審査を行うことが可能です。紙申請やスキャンデータが多い業務でも自動化の対象とすることができます。
2.Excelにルールを書くだけ、既存文書からのルール自動作成も
審査に用いるルールは、Excelに条件を記載するだけで設定可能です。また、就業規則や社内規程など既存の文書ファイル(Word/PDFなど)をAIが読み取り、ルールリストとして自動生成する「ルール化AI」を搭載しており、ルールの変更に柔軟に対応できます。
3.既存システムのリプレイス不要
「書審AI」は、PC上で動作するAIエージェントアプリが既存のワークフローや業務システムを横断的に操作する構成のため、システムの入れ替えや大掛かりな改修は不要です。既存フォームや画面操作を学習し、ログイン・一覧取得・詳細表示・更新処理まで自動で行います。
4.説明可能な審査:判断根拠の可視化・記録(説明責任)
「書審AI」は、参照したルール・規程を明示し、OK/NG/判定不能(N/A)の理由を文章で出力します。さらに、判断結果と根拠を自動で記録することで、監査対応・内部統制・属人化防止を支援します。
5.セキュアなオンプレ・閉域環境に対応
brox AIプラットフォームは、官公庁・エンタープライズ向けに最適化されており、閉域ネットワークやオンプレミス環境での運用が可能です。機密性の高い申請書類や個人情報を外部クラウドに送信することなく、社内ネットワーク内で完結したAI処理を実現します。
6.Human in the loop (※)による継続的な精度向上
AIが行った判断結果に対して、担当者が修正・フィードバックを行うことで、その内容を継続的に学習し、現場に即した判定精度を高めていきます。
※Human in the loop ・・・ AIや自動化の処理に、人間が途中で関与する仕組み

主な機能
申請内容・添付ファイルの自動取得
ワークフローシステムから未処理案件を検索し、申請内容と添付ファイルを自動で取得。
ルールリストに基づく審査処理
書類の記載内容と添付証憑を照合し、不備やルール違反を検出。参照したルール・規程や照合箇所などの判断根拠をあわせて提示し、判定理由を明確化します。
結果に応じたワークフロー更新
審査結果に応じて承認・差し戻しコメントの登録などを自動で実行し、処理履歴を保存します。
スケジュール・インターバル実行
時間指定・インターバル実行により、夜間バッチや定時チェックなど業務に合わせた自動稼働が可能です。
想定される活用シーン
社内稟議・申請業務
稟議書・支払申請書・経費精算などの一次チェックを自動化し、承認リードタイムを短縮。記載漏れや添付不足を減らします。
金融・保険業界の審査業務
口座開設・融資・保険加入における書類照合や本人確認情報の名寄せ、反社チェックなどをAIが一括で実施し、審査スピードとリスク管理を強化します。
業務委託・BPO業務
大量の委託処理において、書類の仕分け・照合・明細抽出などを自律的に実行することで、人手に頼っていたルーチンワークを省力化し、処理能力を向上。
行政手続き
住民から提出される申請書類の事前チェックを自動化し、「記入漏れ」「添付資料不足」などの不備を削減。窓口業務の負荷軽減と住民サービスの品質向上に貢献します。
提供開始日・価格
提供開始日:2026年4月下旬
価格:個別見積り
※導入形態や対象業務量に応じて費用が変動します。詳細はお問い合わせください。
今後の展望
インフォディオは、「書審AI」をはじめとするbrox AIエージェント群の機能拡張を進め、書類審査にとどまらず、経理処理や受注処理などのバックオフィス全体の高度な自動化を実現していきます。また、既存サービス「スマートOCR」などと連携したトータルソリューションにより、紙・デジタルを問わない業務プロセス変革を支援してまいります。
サービスサイト
書審AI 詳細ページ:https://www.brox-ai.net/ai-agent/shoshin-ai/
会社概要
会社名:株式会社インフォディオ
所在地:東京都文京区本郷2-27-20本郷センタービル 5F
代表者:代表取締役CEO 勝本伸弘
設立:2002年7月
資本金:1億円
事業内容:AI-OCRソリューション「スマートOCR」の開発・運用・販売
電子帳簿保存ソリューション「DenHo」の開発・運用・販売
AIサーチ・生成AI・AIエージェントサービス「brox」の開発・運用・販売
ソフトウェア受託開発およびソフトウェア製品開発
(金融機関、独立行政法人、通信会社等)
URL:https://www.infordio.co.jp/
【お問い合わせ先】
本製品についての詳細につきましては、以下よりお問い合わせください。
株式会社インフォディオ
お問合せフォーム:https://brox-ai.net/contact/ai-agent.html
メール:ocr_contact@infordio.co.jp
お電話:03-3868-2888 (ADXカスタマー本部 担当者 宛)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード
