マッキャン・ワールドグループのIPG Women’s Leadership Networkが国際女性デーの#Inspireinclusionをテーマにイベントを開催。
「真のインクルージョンとは」についてパネルディスカッションを実施した。
【2024年4 月2日:東京発】
(株)マッキャン・ワールドグループ ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:ジー・ワトソン)のIPG Women’s Leadership Network(以下WLN)は、国際女性デー(以下IWD
)にあたり、UN Women(国連女性機関)の日本事務所長でアンステレオタイプアライアンス日本支部事務局長も務める福岡史子氏と、性別、人種、国籍、宗教などの垣根を超えた多様な採用を「GO DRIVERSITY.*注」として実践している日の丸交通株式会社(以下日の丸交通)の代表取締役社長、富田和孝氏を迎え、「インクルージョンとは何か」、「働きやすい職場とは何か」についてパネルディスカッションを行いました。
今年の国際女性デーのテーマである#Inspireinclusionについて、事前の社内の意識調査を行い、社内の「公平性」や「働きやすさ」について社員の意識を測るとともに、「インクルージョンが高まった」状態では「独自性(人々の違い)」が尊重され、活かされることで「帰属意識」が高まるのではないかという仮説のもと、福岡氏、富田氏とともに、「真のインクルージョン」とは何かについてパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションの前半では、福岡氏より2月に国連本部で行われた、アンステレオタイプアライアンスのグローバル・メンバー・サミットの「変化とインパクトのモデル」というセッションにて、男性ばかりのタクシードライバーという業界にインクルージョンを取り入れた優れたケースとして、日の丸交通の「GO DRIVERSITY.」が紹介され、世界の参加者から、社会のエンジンでもある企業の具体的な「アクション」として称賛を受けたエピソードが紹介されました。
日の丸交通の富田氏からは、「具体的なアクションを起こすことで多くのポジティブな変化が起きた中でも、社員が会社に誇りを持つようになったことと、これまではみられなかった多彩な人材が集まるようになった。」という成果が共有されました。
後半ではWLNのメンバーも加わり、「インクルージョン」を高めるためには、「独自性(人々の違い)の尊重」と「帰属意識」が重要であるという仮説の元、ディスカッションを行いました。「独自性(人々の違い)」を尊重しあうためには「目に見えない互いの違いへの配慮」も重要であること、そして自分の意見が言える、受け入れてもらえるという「心理的安全性」が担保されていることが重要であり、それを組織としてどのように提供できるのかを考えていく必要があること。またコロナ禍を経てコミュニケーションの取り方も大きく変わった昨今においては「勇気をもって相手に踏み込んでいくこと」「待つのではなく、自発的にコミュニケーションをとっていくこと」「理解されるための一工夫をすること」、さらには相手がコミュニケーションを取りやすい「アクセシビリティ」や「安全なスペース」を提供することで、互いを理解しあうことが重要であるとの意見が出ました。
これらの意見を踏まえ、WLNでは「話しやすい風土・空気感を作る、心理的安全性の確保」、「個々の事情や状況の尊重」、「すべての人が働きやすい環境を作ろうというマインドセット」を意識することで、よりインクルーシブな職場づくりを目指します。
WLNは、当グループが所属するインターパブリックグループ(IPG)が2007年に米国で立ち上げた組織で、IPGにおける男女平等の推進、および女性のキャリア機会の創出を目的とする有志団体(WLN/ウィメンズ・リーダーシップ・ネットワーク)です。
WLNの使命は、IPGの女性社員が直面している男女平等の課題を理解し、その学びを活かして、すべての仲間の代弁者としてたゆまぬ努力を続けることで、よりインクルーシブな職場環境の醸成に貢献し、IPGの女性社員の活躍を支援することです。
日本では、2018年にWLN Japanを発足し、日本にオフィスを持つIPG傘下のエージェンシー間を越えて様々な活動を実施しています。その活動は、男女平等の必要性の認知、理解を深めるセミナー、ワークショップ、女性をサポートするメンタリングプログラムやコンフィデンスビルディングのプログラム、ウェルビーイング等多岐に渡ります。
マッキャン・ワールドグループ ホールディングスのCEOであり、WLNジャパンの創設者の一人でもあるジー・ワトソンは、次のようにコメントしています。 「恒例となった弊社のこのイベントに、このような素晴らしいゲストをお迎えし、お話を伺えたことは社員だけでなく私にとっても、とても刺激的でした。国際女性デーは我々が立ち止まって振り返り、これまでのプランや成果を見直す機会になります。世界では常にいろいろな出来事が起こり、我々の関心もすぐにほかの差し迫った課題に向いてしまいがちです。ですからこの日は弊社の女性社員を称え、認め合い、力を与える特別な日であると考えています。さらには弊社のクライアントとも連携して、女性にとっても誰にとっても自分らしく輝けるような社会に貢献していきたいと考えています。」
日本のWLNのチェアパーソンの森貴枝子は、次のようにコメントしています。「今回のイベントではこのテーマに広い知見をお持ちの福岡氏、そしてそれを企業で実践されている富田氏のお考えやご意見をうかがう、貴重な機会をいただけたことに心から感謝申し上げます。今回のディスカッションをきっかけに社員一人一人がインクルージョンについて考えるきっかけとなれば幸いです。」
*注:「GO DRIVERSITY.」は2019年、マッキャン・ワールドグループのCRAFTが担当したキャンペーンです。https://hinomaru.tokyo/recruit/midcareer/project/01/
マッキャン・ワールドグループ(MW)について
インターパブリックグループ(NYSE: IPG)傘下のマッキャン・ワールドグループは、世界有数のクリエイティブ・ソリューション・カンパニーです。マッキャン・ワールドグループは、「ブランドが人々の生活の中で意味のある役割を果たせるようお手伝いをする」という使命のもと、100カ国以上のオフィスが結束しています。また、マッキャン・ワールドグループは、2022年度のエフィー賞で、4年連続、「世界で最もクリエイティブ効果の高いマーケティング・サービス企業」に選ばれています。マッキャン・ワールドグループは、McCann、MRM、CRAFT、FutureBrand、RafterOneの各エージェンシーから構成されており、モメンタム・ワールドワイド、ウェーバー・シャンドウィック、UMをパートナーとして、マーケティング全般にわたるソリューションを提供しています。日本では、1960年12月末の設立以来外資系日本系のクライアントとお取引いただいている日本有数の外資系グループです。http://www.mccannwg.co.jp/
アンステレオタイプアライアンスについて
2017年にカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにて発足したUnstereotype Alliance(アンステレオタイプアライアンス)は、UN Women(国連女性機関)が主導する、メディアと広告によって有害なステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みです。企業の広告活動がポジティブな変革を起こす力となり、社会から有害なステレオタイプを撤廃することを目的とし、持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特にジェンダー平等と女性・女児のエンパワーメント(SDGs目標5)の達成を目指しています。国内においては、「日本支部」が2020年5月に設立され、現在9の企業や団体が参加しています。
日の丸交通株式会社について
ドライバー不足が社会問題にもなっているタクシー業界で、人材採用のあり方からタクシー業界が抱える問題を解決したいと、“DIVERSITY採用”を実施。その認知拡大を目指して、“GO DRIVERSITY.(ゴー・ドライバーシティ)”キャンペーンを展開中。“個性は、可能性。”を掲げ、多様な声に、多様な人で応える社会を目指しています。国で立ち上げた組織で、IPGにおける男女平等の推進、および女性のキャリア機会の創出を目的とする有志団体(WLN/ウィメンズ・リーダーシップ・ネットワーク)です。
WLNの使命は、IPGの女性社員が直面している男女平等の課題を理解し、その学びを活かして、すべての仲間の代弁者としてたゆまぬ努力を続けることで、よりインクルーシブな職場環境の醸成に貢献し、IPGの女性社員の活躍を支援することです。
日本では、2018年にWLN Japanを発足し、日本にオフィスを持つIPG傘下のエージェンシー間を越えて様々な活動を実施しています。その活動は、男女平等の必要性の認知、理解を深めるセミナー、ワークショップ、女性をサポートするメンタリングプログラムやコンフィデンスビルディングのプログラム、ウェルビーイング等多岐に渡ります。
マッキャン・ワールドグループ ホールディングスのCEOであり、WLNジャパンの創設者の一人でもあるジー・ワトソンは、次のようにコメントしています。 「恒例となった弊社のこのイベントに、このような素晴らしいゲストをお迎えし、お話を伺えたことは社員だけでなく私にとっても、とても刺激的でした。国際女性デーは我々が立ち止まって振り返り、これまでのプランや成果を見直す機会になります。世界では常にいろいろな出来事が起こり、我々の関心もすぐにほかの差し迫った課題に向いてしまいがちです。ですからこの日は弊社の女性社員を称え、認め合い、力を与える特別な日であると考えています。さらには弊社のクライアントとも連携して、女性にとっても誰にとっても自分らしく輝けるような社会に貢献していきたいと考えています。」
日本のWLNのチェアパーソンの森貴枝子は、次のようにコメントしています。「今回のイベントではこのテーマに広い知見をお持ちの福岡氏、そしてそれを企業で実践されている富田氏のお考えやご意見をうかがう、貴重な機会をいただけたことに心から感謝申し上げます。今回のディスカッションをきっかけに社員一人一人がインクルージョンについて考えるきっかけとなれば幸いです。」
*注:「GO DRIVERSITY.」は2019年、マッキャン・ワールドグループのCRAFTが担当したキャンペーンです。https://hinomaru.tokyo/recruit/midcareer/project/01/
マッキャン・ワールドグループ(MW)について
インターパブリックグループ(NYSE: IPG)傘下のマッキャン・ワールドグループは、世界有数のクリエイティブ・ソリューション・カンパニーです。マッキャン・ワールドグループは、「ブランドが人々の生活の中で意味のある役割を果たせるようお手伝いをする」という使命のもと、100カ国以上のオフィスが結束しています。また、マッキャン・ワールドグループは、2022年度のエフィー賞で、4年連続、「世界で最もクリエイティブ効果の高いマーケティング・サービス企業」に選ばれています。マッキャン・ワールドグループは、McCann、MRM、CRAFT、FutureBrand、RafterOneの各エージェンシーから構成されており、モメンタム・ワールドワイド、ウェーバー・シャンドウィック、UMをパートナーとして、マーケティング全般にわたるソリューションを提供しています。日本では、1960年12月末の設立以来外資系日本系のクライアントとお取引いただいている日本有数の外資系グループです。http://www.mccannwg.co.jp/
アンステレオタイプアライアンスについて
2017年にカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにて発足したUnstereotype Alliance(アンステレオタイプアライアンス)は、UN Women(国連女性機関)が主導する、メディアと広告によって有害なステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みです。企業の広告活動がポジティブな変革を起こす力となり、社会から有害なステレオタイプを撤廃することを目的とし、持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特にジェンダー平等と女性・女児のエンパワーメント(SDGs目標5)の達成を目指しています。国内においては、「日本支部」が2020年5月に設立され、現在9の企業や団体が参加しています。
日の丸交通株式会社について
ドライバー不足が社会問題にもなっているタクシー業界で、人材採用のあり方からタクシー業界が抱える問題を解決したいと、“DIVERSITY採用”を実施。その認知拡大を目指して、“GO DRIVERSITY.(ゴー・ドライバーシティ)”キャンペーンを展開中。“個性は、可能性。”を掲げ、多様な声に、多様な人で応える社会を目指しています。
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