DFA Robotics、サービスロボットの安全に関する国際標準 ISO/TC 299 に、基準づくりに携わるエキスパートとして参画
〜国際的なサービスロボットの安全基準づくりを推進〜
これにより、近年、国内外で導入が増加しているサービスロボットを、利用者がより安全に活用できるような枠組み作りに寄与します。
ISO/TC 299 参画の内容
■ISO規格について
ISO規格はISO(国際標準化機構)によって定められた、国際的な標準規格です。国際的な取引をスムーズに行うために、何らかの製品やサービスに関して、国際的に同じ品質、同じレベルのものを提供するための国際的な基準です。
■ISO/TC 299について
ISO(国際標準化機構)におけるロボットの安全規格を検討する技術委員会、ISO/TC 299のWG7(ワーキンググループ7)は、サービスロボットのマネジメントシステムについての基準について議論しており、このたび当社より、代表取締役副社長 COO 松林大悟、執行役員 CSO 鈴木良祐の2名がエキスパート(基準づくりに携わる専門家)として参画しました。
■DFA Robotics参画により、ISO/TC 299 WG7のコンビーナ(議長)が期待すること
参画に際し、ISO/TC 299 WG7のコンビーナ(議長)を務め、基準づくりをリードしている中坊 嘉宏様よりコメントをいただきました。
中坊様コメント
「WG7は日本からのJIS Y 1001規格を基にしたサービスロボットの安全運用についての新規提案をきっかけに2020年に設立され、以来 ISO/DIS 31101 規格の審議を行ってまいりました。今回、最前線で大量のサービスロボットの運用をサポートされているDFA Robotics様が参画されることで、規格発行にむけてのWGの議論が加速し、ロボットサービスの普及拡大にもはずみがつくと期待しています。」
今後の展望
DFA Roboticsはこれまで、3,250台以上のサービスロボットを、全国2,300店舗に導入するなど、国内トップクラスのサービスロボット導入実績を有します。その導入過程において蓄積したノウハウを、サービスロボットの安全基準作りに役立て、ロボティクスソリューションカンパニーとして、社会にサービスロボットを普及させ、「ヒト」と「ロボット」が共存する社会の実現に寄与してまいります。
■DFA Roboticsとは
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。
当社は、人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供しております。
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年間(※)で3,250台以上の配膳ロボットを全国に導入しました。当社のロボットサポート拠点は全国140箇所以上にあり、地域に根付いた導入提案やアフターサポートの体制構築を迅速に行っております。2023年4月には、国内で初めてPudu Robotics社製 1台4役の清掃ロボット「PUDUCC1」をホテルへ導入いたしました。豊富な知見とロボット導入店舗へのサポート力により、多くの企業様から導入のご依頼をいただいております。
※2021年11月1日〜2022年12月31日
会社概要
■当社概要
名称 :株式会社DFA Robotics https://dfarobotics.com/
設立 :2017年9月
代表者 :代表取締役社長 波多野 昌昭
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-18-18 東急不動産恵比寿ビル4階
資本金 :5,683万5,500円
事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等
■お問い合わせ先
リリース・取材等のお問合せ
担当者:鈴木 mail:pr@dfarobotics.com
ロボット導入等のお問合せ
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