【コロナ禍におけるスーツ市場のトレンド変化】中年層は高価格帯のスーツ人気、若年層はオーダースーツのスタンダード化が顕著に!
オンワードパーソナルスタイル社が2022年第1四半期 顧客分析結果を発表「KASHIYAMA」では新規購入者数がコロナ前の1.3倍!スーツ事業に回復の兆し
※2019年~2022年(各年3~5月)自社調べ
■中年層は“特別な一着”を求め高価格帯のスーツを求める傾向が強まる
・百貨店での展開を中心とする中年層向けブランド「五大陸」「ONWARD Personal Order」について購入者数は、コロナ前までの回復には至っていないものの、1人あたりの平均購入単価はそれぞれ1万円弱上がっていることが判明した。
・「五大陸」では10万円以上のスーツ購入率が11.9%増加。「Onward Personal Order」では25万円以上のスーツ購入率が10%増加と、高価格帯のスーツ購入率が特に増加している。在宅勤務の広がりなどでスーツを着用する人は減少しているが、スーツを着用する人は単価の高いスーツを好む傾向があることが伺えた。また、コロナ禍で毎日スーツを着る機会がなくなり、会食や商談などの大切な日用に良いスーツが少数あれば良いという考えの人が増加したことも要因の一つであると考察できる。
■パーソナライズされたアイテムが身近になり、若者の中でもオーダースーツがスタンダード化
・若年層に顧客が多い、オーダースーツエントリーブランド「KASHIYAMA」においては、購入者数がコロナ前と比較して約1.4倍に増加。新規購入者数においても約1.3倍に増加しており、全体として、購入者数が増加傾向にある。
・年齢・性別ごとに購入数の比率を比較した結果、20代以下のオーダースーツ購入者比率が20.3%、女性のオーダースーツ購入者比率が9.6%増加しており、オーダースーツを初めて購入するエントリー層の購入者が増加していることがわかった。
・近年、ファッション業界に限らずパーソナライズ化された商品やサービスを気軽に楽しむことのできる機会が増えており、スーツ業界においても、自分のサイズに合ったスーツを購入できるサービスが増加していることから、カジュアルな形でオーダースーツのスタンダード化が進んでいると言える。さらに、カジュアルな形でオーダースーツのスタンダード化が進んだことで、女性でもオーダースーツを気軽に楽しめるようになっていることが考察できる。
■『KASHIYAMA』とは
“オーダーメイドの民主化”を目指し、2017年10月よりオムニチャネル進化形の新事業としてオーダーメイドスーツの販売を開始。全国にある店舗に加え、自宅やオフィスへの出張採寸(メンズのみ)も採り入れており、2着目からはオンラインストアからもオーダーが可能です。
オーダーメイドスーツの価格は¥33,000(税込)からで、最新のCAD・CAMを導入した大連の自社グループ工場から直接自宅にお届けするファクトリー・トゥ・カスタマー(F2C)により、最短1週間での納品を実現しています。
現在、メンズではスーツ以外に機能性に優れたカスタムメイド・セットアップの「EASY」をはじめ、フォーマルウェアや礼服、高品質な日本製のオーダーシャツを展開。
エレガントなクラシックスーツを展開するウィメンズでは、わたしらしさを主役にする程よいトレンド感と軽い着心地の高機能ウェア「EASY」や、ベースデザイン、素材、ヒールを組み合わせることで約30万通りの中からお好みの一足が選べるオーダーメイドウィメンズシューズをラインアップ。2021年12月からは、シャツ・ブラウスのオーダーメイドをスタートしました。また、冬シーズンにおいてはメンズとウィメンズのオーダーメイドコートも展開しています。
今後も取り扱いアイテムを拡大し、マス・カスタマイゼーション時代に対応する次世代の基幹事業へと成長を加速させています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- メンズファッションレディースファッション
- ダウンロード