Cellid、Pegatronと次世代ARスマートグラスの開発に向けた協業を発表
Cellidの最新技術を搭載したPegatron社のARスマートグラスをCOMPUTEX 2025で初公開
次世代デバイスのARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を手がけるCellid株式会社(読み方:セリッド、本社:東京都港区、代表取締役CEO:白神賢、以下、Cellidおよび当社)は本日、世界的なテクノロジー・リーダーである台湾のPegatron Corporation(以下、Pegatron)との協業を発表いたしました。この一環として、5月20日から台北で開催されている「COMPUTEX 2025」において、PegatronはCellidのウェイブガイドを搭載したスマートグラス「Verge 2 ARスマートグラス」を初公開しております。
Pegatronが開発した「Verge 2 ARスマートグラス」には、Cellidが最先端のフォトニクス技術に基づいて開発したフルラミネート、高効率、超軽量のウェイブガイドを搭載しています。このウェイブガイドは、優れた透明性と快適な装着感を追求して設計され、スリムかつ最適な形状で、没入感のあるAR体験を実現します。
Cellid株式会社 代表取締役CEO 白神賢のコメント
「『Verge 2 ARスマートグラス』は、高度なフォトニクス技術とAI技術が連携する新しい空間体験の未来を示すことができるスマートグラスとなっており、開発においてPegatronと協業できたことを誇りに思います。本製品に採用されているCellidの超軽量フルラミネーション・ウェイブガイドは、スリムで装着感の良い形状を実現しながら、拡張現実の可能性を再定義するために設計されています。今後もPegatronと協業し、新しいAR体験を提供する製品の開発を加速していきたいと考えています。」
Qualcomm AR1プラットフォームを搭載した「Verge 2 ARスマートグラス」は、ナビゲーション、情報アクセス、コミュニケーション、高度なAIアシストで、シームレスなパフォーマンスを実現します。重量はわずか45グラムで、日常で快適な装着感を保ちながら高い性能を発揮します。
COMPUTEX 2025は5月20日(火)~23日(金)まで、台北南港展示センターで開催。Pegatronのブースはホール1・4階のL0118で、Verge ARスマートグラスを体験することができます。
■ Cellid株式会社(セリッド)について
Cellidは、次世代デバイスのARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を主軸とする事業を展開しています。ARグラス用ディスプレイとして、最先端の光学シースルーディスプレイ方式のウェイブガイド(DOE方式)を製造しています。Cellid独自の光学シミュレーションと生産技術で、一般的なメガネレンズと同等の薄さと軽さ、鮮明な画像、ウェイブガイドで世界最大級の広視野角を実現したディスプレイモジュール製品を展開しています。またCellid SLAMなどの空間認識ソフトウェア技術を用いた、産業別ソリューションの開発、提供もしています。ARディスプレイのハードウェアの技術と、現実世界の空間認識のソフトウェアの技術を連携し、現実世界とデジタル世界の融合「Blending the Physical and Digital Worlds」を促進し、より人間に身近で段違いに便利な情報ツールの実現を主導していきます。
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