WOTA、住宅規模の全排水に対応した小規模分散型水循環システムを開発
生物処理を加えた亜寒帯利用の実証に成功
WOTA株式会社(代表取締役・前田瑶介、以下「WOTA(ウォータ)」)は、自社技術を活用し生物処理を追加した「住宅規模の全排水再生循環利用に対応した小規模分散型水循環システム(以下、「本システム」)」を新たに開発し、亜寒帯での実証(以下、「本実証」)に成功したことをお知らせします。今後は製品開発フェーズへと移行し、日本及び海外での水問題の解決を目指します。
■概要
(1) 本システムの特徴
一方で上記と並行して、用途拡大とコスト低減を目的に、上記に加えて生物処理を追加し、排水を欠かさず回収して生物処理・膜処理・殺菌処理によって再生し、安全に循環利用することができる本システムの開発を行っており、国内複数箇所でのフィールド実験を実施してまいりました。
本システムにより、特に用途拡大に関して、水の中の不純物のうち有機物を微生物に分解させることで、し尿等の有機物を多く含む排水の再生を可能にし、同時に膜処理における膜への負荷を軽減することが可能となります。
■ 本システムの可能性
本実証の成功により、本システムが温帯だけでなく亜寒帯においても、一般的な生活排水の再生利用に貢献することができる可能性が示されました。地球の人口の約69.5%は温帯から亜寒帯に居住しており、本システムは国内外において広範囲で活用できる可能性があります。
また、現在の本システムは、実際の水利用における安全性・利用性を実現しており、コストにおいても地域によっては既に既存ソリューションよりも安くなっています。世界の水不足が顕著な地域をはじめ、国内でも過疎地域や島嶼地域など、本システムが今後様々な地域において活用いただけるように、プロジェクト及び製品化を推進して参ります。
当社における小規模分散型水循環プロジェクトはこちらをご覧ください。
https://wota.co.jp/projects/
【WOTAについて】
WOTA株式会社は、「水問題を構造からとらえ、解決に挑む」を存在意義に掲げる、日本のスタートアップ企業です。地球上の水資源の偏在・枯渇・汚染によって生じる諸問題の解決のため、「水処理自律制御技術」及び「小規模分散型水循環システム」を開発しています。当社製品には、災害時等に仮設シャワー施設として活用できる可搬型の水再生処理プラント「WOTA BOX」、水道不要の水循環型手洗いスタンド「WOSH」があり、日本国内において災害対策、衛生対策のため全国的にご活用いただく中で、「小規模分散型水循環システム」を実証してまいりました。今後も研究開発と製品普及を推進し、人類がより持続的かつ自由に水資源を使いこなせる「小規模分散型水循環社会」の実現を目指してまいります。
詳しくは、https://wota.co.jp/ をご覧ください。
【会社概要】
WOTA株式会社 https://wota.co.jp/
代表者:代表取締役CEO 前田瑶介
所在地:東京都中央区日本橋馬喰町一丁目13番13号
設立:2014年10月24日
事業内容:小規模分散型水循環システムの開発、水処理自律制御システムの開発
(1) 本システムの特徴
- 既存のWOTA製品で用いている膜処理及び殺菌処理に加え、微生物に有機物を分解させる生物処理を追加し、独自開発の水処理自律制御システムを用いた自律制御を実施。
- WHO基準の細菌・ウイルス除去率での水安全を維持した上で、雑排水だけでなく全ての生活排水の再生に対応。同時にランニング・コストを低減。(※)※当社実験環境下での評価
一方で上記と並行して、用途拡大とコスト低減を目的に、上記に加えて生物処理を追加し、排水を欠かさず回収して生物処理・膜処理・殺菌処理によって再生し、安全に循環利用することができる本システムの開発を行っており、国内複数箇所でのフィールド実験を実施してまいりました。
本システムにより、特に用途拡大に関して、水の中の不純物のうち有機物を微生物に分解させることで、し尿等の有機物を多く含む排水の再生を可能にし、同時に膜処理における膜への負荷を軽減することが可能となります。
小規模分散型水循環システムの概念図
本システムを導入した長野県軽井沢町の個人別宅
- 長野県軽井沢町の個人別宅の新築時に本システムを導入し、実際の水利用に伴う水処理負荷(日本の一般住宅において4人家族が日常的な水利用をした場合と同程度)をかけ、本システムの基本動作、性能等を検証。
- 新たに導入した生物処理が苦手とする亜寒帯(※)での冬季利用における生物処理効率への影響や、効率維持のためのランニング・コストを検証。※ケッペンの気候区分において、軽井沢町は亜寒帯湿潤気候(Dfb)に所属
冬季における本物件の様子
本物件の内部の様子
■ 本システムの可能性
本実証の成功により、本システムが温帯だけでなく亜寒帯においても、一般的な生活排水の再生利用に貢献することができる可能性が示されました。地球の人口の約69.5%は温帯から亜寒帯に居住しており、本システムは国内外において広範囲で活用できる可能性があります。
また、現在の本システムは、実際の水利用における安全性・利用性を実現しており、コストにおいても地域によっては既に既存ソリューションよりも安くなっています。世界の水不足が顕著な地域をはじめ、国内でも過疎地域や島嶼地域など、本システムが今後様々な地域において活用いただけるように、プロジェクト及び製品化を推進して参ります。
当社における小規模分散型水循環プロジェクトはこちらをご覧ください。
https://wota.co.jp/projects/
【WOTAについて】
WOTA株式会社は、「水問題を構造からとらえ、解決に挑む」を存在意義に掲げる、日本のスタートアップ企業です。地球上の水資源の偏在・枯渇・汚染によって生じる諸問題の解決のため、「水処理自律制御技術」及び「小規模分散型水循環システム」を開発しています。当社製品には、災害時等に仮設シャワー施設として活用できる可搬型の水再生処理プラント「WOTA BOX」、水道不要の水循環型手洗いスタンド「WOSH」があり、日本国内において災害対策、衛生対策のため全国的にご活用いただく中で、「小規模分散型水循環システム」を実証してまいりました。今後も研究開発と製品普及を推進し、人類がより持続的かつ自由に水資源を使いこなせる「小規模分散型水循環社会」の実現を目指してまいります。
詳しくは、https://wota.co.jp/ をご覧ください。
【会社概要】
WOTA株式会社 https://wota.co.jp/
代表者:代表取締役CEO 前田瑶介
所在地:東京都中央区日本橋馬喰町一丁目13番13号
設立:2014年10月24日
事業内容:小規模分散型水循環システムの開発、水処理自律制御システムの開発
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