ポラリスが東京都「自立支援に向けた取組促進事業」に採択
自立支援介護の共同実証で東京都の質を向上へ
株式会社ポラリス(本社:兵庫県宝塚市)は、東京都が実施する「自立支援に向けた事業者の取組促進事業」に採択されました。本事業では、介護施設にて科学的な評価指標に基づく実証を行い、地域包括ケアに資する自立支援モデルの構築と展開をめざします。
本補助金事業の背景
東京都が推進する「自立支援に向けた事業者の取組促進事業」は、高齢者の生活機能の維持・改善を目的とし、意欲的なモデル構築に取り組む介護事業者を支援する制度です。採択された事業者は、研修等事業者として、取組事業所に対して自立支援介護に関する研修を実施する責務を負い、取組事業所が実際に自立支援・重度化防止ケアを運用できるよう、伴走型支援を行うことが要件として定められています。
また、取組事業所は、利用者の機能・状態を「利用者評価表(事前・中間・最終)」により測定し、その変化を都に報告することが義務付けられています。
各社の取り組み内容
今回の共同採択により、以下の各施設が取組事業所として参画いたします。
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株式会社ポラリス:「SPROUTデイサービスポラリス大吉庵(東京都世田谷区)」
「ポラリスデイサービスセンター羽田萩中(東京都大田区)」
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株式会社東急イーライフデザイン:「ライフニクス高井戸(東京都杉並区)」
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DSセルリア株式会社:「トータルリハセンター旗の台(東京都品川区)」
各法人は、研修等事業者(指導者側)および取組事業者(実践側)の立場を兼ねながら、自立支援ケアモデルの導入・運用を協働で行います。
具体的には、以下のような施策を予定しています:
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取組事業所の管理者および職員に対する自立支援介護研修の提供
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取組事業所における自立支援ケアの現場実践に対して、研修等事業者が伴走し、PDCA(Plan‑Do‑Check‑Act)サイクルを支援
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利用者評価表を用いた定期測定とその方法指導
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各施設間で改善成果やノウハウを共有するナレッジ構築
期待される成果
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取組事業所における職員能力と実践力の底上げ
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利用者の生活機能改善およびQOL向上の定量的データ蓄積
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ケアプロセスの見直しによる業務効率と再現性の向上
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自立支援介護モデルの科学的根拠構築と普及可能性の提示
今後の展望
3社は本事業を通じて、自立支援型介護の標準化に向けたナレッジを蓄積・共有し、都内はもとより全国の介護サービスの質向上に貢献してまいります。
取組事業所について
■ ライフニクス高井戸
所在地 東京都杉並区高井戸東四丁目12番31号
類型 介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
事業主 株式会社東急イーライフデザイン
公式サイト https://www.grancreer.com/senior/list/takaido/
■ トータルリハセンター旗の台
所在地 東京都品川区旗の台2-7-12 アベイト1階
類型 デイサービス(地域密着型通所介護)
事業主 DSセルリア株式会社
公式サイト https://total-riha.jp
■ SPROUTデイサービスポラリス大吉庵
所在地 東京都世田谷区若林3丁目21-3
類型 デイサービス(通所介護)
事業主 株式会社ポラリス
公式サイト https://www.polaris.care/office/detail.php?no=MTMw
■ ポラリスデイサービスセンター羽田萩中
所在地 東京都大田区萩中3-14-20
類型 デイサービス(通所介護)
事業主 株式会社ポラリス
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