株式会社NASU、創業5周年を記念し大阪・天満橋で「NASU POSTER展 クリエイティブ表現の探求」を開催
最終日には、寺島デザイン制作室の寺島 賢幸さんをゲストに迎え、代表前田とのトークイベントを開催。
「NASU POSTER展 クリエイティブ表現の追求」では、NASUの全クリエイター9名が、仕事ではできない自己表現の追求にチャレンジしたポスターを制作し、ギャラリーに展示いたします。各クリエイターの個性やデザイン手法やアイデアを活かし、多様な視点からNASUの世界観を表現します。
株式会社NASUは、5周年を迎えるにあたり、今回のポスター展を通じて、幅広い方々にNASUの世界観をご紹介する機会となることを願っております。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
フライヤーが、探求の宝箱を開ける鍵に
ポスター展のフライヤーは、鍵型になっています。このポスター展が、クリエイティブ表現の探求ということから、着想したモチーフです。また、会場には宝箱が設置されており、フライヤーを持参していただけると宝箱を開けることができます。ぜひ、探求の宝箱を開けにきてください。
クリエイターと探求テーマの紹介
「NASU POSTER展 クリエイティブ表現の追求」では、NASUの全クリエイター9名が、個人の探求したいテーマと共通のテーマ「NASU」を掛け合わせたポスターを制作します。NASUの解釈は、株式会社NASUのNASUや、野菜の茄子など各々の自由です。クリエイターと探求テーマについてご紹介します。
代表取締役/デザイナー 前田高志
普段のクライアントワークという人間らしい世界から一歩踏み出し、"動物的"な自我に身を委ねた。そこから生まれたのが、「トイチックの物体感」。自分の五感を信じ、手触り良く、視覚に訴えるポスターを探求しました。今回のポスター展では、そんな新たな野生の部分を表現した新しい前田高志を体感していただきたいです。
広報 浜田綾
私は、広報としてオウンドメディアや書籍の執筆・編集などをしています。私の探求テーマは、気づきを得られる文章表現です。「なるほど!」と唸るような文章や言葉遣いがたまらなく好きだからです。そこで、日常会話で何気なく使っている言葉を探究し、自分なりの新たな視点を加え、新しいの解釈を得られる文章表現を目指しました。ポスターを見終わったあと、言葉の可能性、新しい解釈に気づくきっかけになっていたら嬉しいです。
デザイナー 水上肇子
自分が昔から好きな「シュールな世界観」を探求し、架空のSF映画ポスターを制作しました。ポップで不穏、明るくて暗い…相反する表現をひとつにして、さまざまなストーリーが見えるポスターを目指しました。自分の表現の枠を超えて、鑑賞した人の想像がふくらむ体験を提供できれば嬉しいです。
デザイナー 久本晴佳
私が探求テーマとして選んだのは「絵の具の質感」です。一つとして同じにならない偶発性と生きてるような揺らぎが昔から好きでした。なので今回は、自分が最も本能的に惹かれる「絵の具の質感」について探求しました。絵の具で出来るさまざまな表現を試し、最後にひとつ選んだものをポスターにしています。視覚でドキドキとするような体験をしていただけたら嬉しいです。
デザイナー 小野幸裕
昔から壁や椅子にステッカーを貼るのが大好きだったので、いかに気持ちよくたくさんのステッカーを貼れるか探求しました。またステッカーは経年劣化が激しいアイテムなので、シワやカスレ具合から、貼られたモノ自体の歴史も感じ取ることができると思っています。今回のNASUオブジェに貼られたステッカーから、いいデザインを作り出すために泥臭く何度もトライ&エラーを繰り返したような様子も感じてもらえると嬉しいです。
Webデザイナー 中川誠也
私は普段、Webサイトに関するディレクションやデザイン制作をしています。ポスター制作は、学生時代以来なので9年ぶりです。私が追求する表現は、意図的に公共性を排除したポスターです。通常、街中で目にするデザインは、正確に伝わりやすく読みやすいように設計されています。この文章も、伝わりやすさを意識した順序で書いています。今回、私が作るポスターでは、その公共性を排除しエゴを詰め込みましたので、そこを楽しんでいただければと思います。
デザイナー 小賀雪陽
テーマは「ギャップ」です。「陰影や質感は写実的なのに、カタチは抽象的」なグラフィックに、ものすごくフェチを感じます。今回は、デザインを学ぶより先に学んでいた「3DCG」を使って、ギャップを追求したクリエイティブ表現を探求します。「なにこれ!どうなってるの?」と、ジっと細部を見てしまうようなポスターを制作しておりますので、ぜひ会場でご覧になっていただきたいです。
広報・経理 中山乃愛
今回、探求テーマとして「ゆるさ」を選びました。ゆるい線のような物理的な「ゆるさ」と、感情や時の流れなどの感覚的な「ゆるさ」。その2つを共存させた作品を目指しました。知らず知らずのうちに緊張してしまうことが多い世の中で、見た方がふっと肩の力が抜けるような、そんな作品になれますと幸いです。
デザイナー 村山歩弓
私は、「むちむち」という表現に魅了されています。それは何にでも適応できる柔軟さや、母に抱かれているような温かい感覚を思わせる触感をもっているからです。普段は企画を中心にデザインを考えることが多いですが、今回はクリエイティブ表現の探求に焦点をあて、「触りたくなるむちむち」に挑戦しています。作品を見て、「このむちむち、たまらん〜!」と感じていただけたら嬉しいです。
【イベント概要】
正式名称: 「NASU POSTER展 クリエイティブ表現の探求」
日程: 6月1日(木)〜 6月16日(金)
時間: 平日12:00-20:00 / 休日12:00-18:00(最終日のみ展示は17:00まで)
場所: NASUギャラリー(大阪・天満橋)
大阪府大阪市中央区石町2丁目2-2 都住創石町ビル 203号室
最終日のイベント以外は、入場無料です。
京阪本線天満橋駅徒歩5分
OsakaMetro谷町線天満橋駅徒歩5分
OsakaMetro堺筋線北浜駅徒歩11分
「NASU POSTER展 クリエイティブ表現の探求」開催によせて
「デザインの日々の業務に忙殺されつつも、さらにポスター展を開催するなんて、ぼくは何を考えているんだろう?」その答えは、北海道の寺島デザインの寺島賢幸さんにあります。
20代の頃、ぼくは寺島デザインさんのブログに夢中でした。そこで紹介されていた「寺島デザインポスター展」の様子を見るのが好きでした。デザインを熱烈に愛する人が北海道にいることに勇気をもらい、彼らから多くを学ぶことができました。何より、寺島さんたちは、心からデザインを楽しんでいると感じました。 自分もいつかデザイン会社を設立したら、同じようにポスター展を開催するという夢を抱くようになりました。デザインの面白さやすごさを多くの人に伝えたい。だからこそ、昨年移転した新オフィスにはギャラリースペースも備えました。会社設立から5周年を迎えた今、その夢をついに実現することができました。 ポスター展は、仕事では得られない、100%の自己表現を探求する機会になるでしょう。その探究を経ることで、仕事にも活きてきて楽しくなるはずです。「仕事は私事に、私事は仕事に。」これがぼくの仕事の楽しみ方です。 NASUのクリエイターたちは優秀です。しかし、我々は優秀を超えた一流を目指しています。仕事とは異なる場での、NASUクリエイターたちの表現の探求をぜひ観に来てください。そして、あなたの表現の探求も聞かせてください。お待ちしています。
株式会社NASU
代表取締役 前田高志
最終日の6月16日は、NASU POSTER PARTYを開催
展覧会の最終日である6月16日(金)は、NASU POSTER PARTYを開催します。
交流会
ささやかではありますが、スパム寿司を振る舞います。ご参加いただいた皆様とスパム寿司を食べながら交流しましょう。
トークイベント
本展覧会を開催するきっかけとなった、寺島デザイン制作室の寺島賢幸さんをゲストに迎え、代表前田とのトークイベントを開催します。(トークイベントのみ配信チケットもあり。)
開催日時:
2023年6月16日(金)18:30〜22:00
タイムスケジュール:
18時半-19時
交流会
19時-20時
トークイベント(オンライン配信あり)
21時-22時
交流会
会場:
NASUギャラリー
(トークイベントのみ配信チケットもございます)
申し込み:
こちらからお申し込みください。
https://nasu5th.peatix.com
■NASUギャラリーについて
名称 :NASUギャラリー
所在地 :大阪府大阪市中央区石町2丁目2-2 都住創石町ビル 203号室
運営 :株式会社NASU
■株式会社NASUについて
商号 :株式会社NASU
所在地 :大阪府大阪市中央区石町2丁目2-2 都住創石町ビル 203号室
代表者 :代表取締役 前田高志
Webサイト:https://nasu.design/
■詳細情報、 取材などにつきましては、下記お問い合わせ先までお願い申し上げます。
株式会社NASU
Email:info@nasu.design
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