漫画制作サポートAI「コミコパ」、リリース後10日間でユーザー数2万5000人を突破。アルが少年ジャンプ+編集部と共同で開発
また、コミコパはリリースから10日間後の5月21日までに、チャット画面を開いたユーザー数が2万5000人を超え、TwitterなどのSNSでも大きく話題になっております。
漫画制作サポートAIであるコミコパについて、リリースからわずか10日間で2万5000人以上にご利用いただくことができました。
Twitterでは運営メンバーによるコミコパの紹介ツイートが累計で350万インプレッションを超え、漫画家をはじめさまざまなクリエイターの方々が使用した感想をツイートしてくださっています。主な反応を、下記のとおり紹介します。
・プロット制作やアイデア出しの補助にめちゃくちゃ使える
・AIなので怒らない、めんどくさがらないため、どんどん質問できる
・足りない部分や改善点を優しく教えてもらえて助かる
・ネタ出しのサポートだけでなく、評価機能もしっかりしていてすごい
・突っ込まれた部分を修正したら評価が上がったりと、しっかり見てくれる
・漫画家に限らず、物語の創作全般でいいサポーターになりそう
こういったSNS上でのユーザーの方々の反応やご意見を受け止めながら、今後もAIによってクリエイターの方々の創造性を高めることを目指し、開発・運営を行っていきます。
Comic-Copilot(コミック・コパイロット)とは?
「Comic-Copilot」(コミコパ)は、 AI研究・開発企業であるOpenAI社が提供する対話型AI「ChatGPT」を活用した無料で使える漫画制作サポートサービスです。
あらかじめ用意されたメニューの中から使いたい機能を選ぶだけで、漫画制作のめんどうな作業や、詰まりがちなアイデア出しなどに対し、AIが相談に乗ってサポートします。
コミコパは、これから漫画を描こうと思っている漫画家さんや、制作の中で壁にぶつかってしまった漫画家さんなどの創作活動を支援し、完成に導きます。
※コミコパとの実際のやりとり
コミコパが実現したい世界
新人の漫画家さんにとって、漫画制作は孤独で行き詰まる場面も多くあると考えています。AIのロボットが、とことんブレストに付き合って、相談相手になったり、手間のかかる作業を担うことで、その壁を突破し、漫画を完成させることができる、そんなサービスを開発しました。
コミコパによって、潜在的な漫画家さんたちが次々に新たな作品を生み出しやすくなり、より漫画業界が盛り上がることを目指しています。
アル株式会社 代表取締役 古川健介(けんすう)よりコメント
AIによって、クリエイターの仕事を奪うのでは?という予想もありますが、僕個人でいうと、逆だと思っています。AIによって、むしろ、創造性は拡大していくのではないかと。今回のコミコパでは、漫画家さんの創造性をより広げ、また創造的な活動により集中できるような形になればいいなと思っています!
制作の背景について、古川のnoteにてより詳細に説明しておりますので、あわせてご覧ください。
https://kensuu.com/n/n1cc0d26c9b5b
集英社「少年ジャンプ+」編集部と共同で開発
コミコパは株式会社集英社「少年ジャンプ+」の編集者の皆さまにご意見を伺い、その知見やアイデアを活用し、共同でサービス開発をしています。
コミコパの開発に参加している編集者の皆さまからのコメント:
・マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」編集長 細野修平氏
AIの良さは人間の思考の補助だと思います。それは漫画創作にも必ず役に立つはずです。今回の企画「コミコパ」では、アルさんと一緒にAIがどこまで漫画創作に役立つか試したいと考えています。みなさんに使っていただいて、面白いツールに育てていきたいです。
・マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」副編集長 籾山悠太氏
漫画家・漫画家志望者のための新しい企画にトライしました。AIがどのように漫画を描くクリエイターの創作支援に繋がるのか。フィードバックをもらいながら改良を重ねて、どんどん役立つツールに成長させていきたいと思っています。たくさん活用いただければ嬉しいです。
コミコパでどんなサポートができるのか
コミコパでは、下記のような場面で漫画家さんの制作をサポートします。
●手間のかかる作業を一瞬で
・セリフを短くしたい
・別の文章に言い換えたい
・セリフを校正してほしい
●アイデア出し・ブレストに
・テーマを一緒に考えたい
・マンガのタイトルを提案して
・キャラクター名を考えて
・必殺技名の案を出して
・固有名詞を考えて
・もし〇〇が言ったら
●相談相手として
・とにかく励ましてほしい
・とにかく話をしたい
●客観的な視点で
・評価や感想を聞きたい
・仮想読者のフィードバック
※機能は今後、随時追加予定です。
コミコパの詳しい情報
コミコパについての詳細は特設サイトをご覧ください。
コラボ先サービスについて
・ジャンプルーキー!
「少年ジャンプ+」編集部が運営する、WEBマンガ投稿・公開サービス。『タコピーの原罪』のタイザン5氏など、これまで「ルーキー!」出身作家による「少年ジャンプ+」連載作品は90作品にものぼる。
https://rookie.shonenjump.com/
・マンガノ
株式会社集英社の「少年ジャンプ+」編集部と株式会社はてなが共同で運営するWEBマンガ投稿・公開サービス。有料でマンガを販売できるほか、自らの作品をひとまとめに整理できるポートフォリオ機能・MangaFolio(マンガフォリオ)機能を持つ。
その他のAI関連の取り組みについて
アル株式会社は今年4月に「AIサービスラボ」を新設し、AIを活用したサービス提供についての研究・開発に取り組んでいます。詳細は下記プレスリリースをご覧ください。
・アル株式会社、AIサービスラボを開設。AI活用による社会課題解決のためのサービスを研究・開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000041122.html
お問い合わせ先について
コミコパについてのお問い合わせにつきましては、下記ページの「アルのサービスについてのお問い合わせ」の欄からご連絡ください。
AI活用にご興味のある企業様へ
コミコパは集英社の編集者の皆さまにご意見を伺いながら、その知見やアイデアとAIを組み合わせて開発したサービスです。
今回のケースと同様に、ChatGPTなどのAIを活用して自社サービスや社内向けツール等の開発にご興味のある企業様は、ぜひお問い合わせください。「まずはAIについて話を聞いてみたい」という気軽なご相談もお待ちしております。
こちらは下記のフォームからお問い合わせください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdUjOPIzZJe-Dd5STWjHST49VgNsZlg0mO2P7hp-vc2YggdGg/viewform
アル株式会社について
アル株式会社は、新興テクノロジーを活用することで「クリエイティブ活動が加速する世界を実現する」ことを目指す企業です。
大手出版社と提携した漫画メディア・コミュニティサービス「アル」から事業をスタートし、クリエイター支援のためのサービス開発・運営、大手出版社やレコード会社をはじめとしたさまざまな企業とアライアンス事業を実施してきました。
また、昨年9月にはWeb3 / NFT領域へ参入。初心者向けの成長するNFT「marimo」で1万点の完売を達成したほか、今年3月に一般販売を開始したきせかえできるNFT「sloth」では8500点以上を売り上げています。
詳細については、アル株式会社のWebサイトをご覧ください。
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