【男性恐怖症アンケート調査】女性297人に聞いた男性とのコミュニケーションについて
男性恐怖症に関する意識調査
男性とのコミュニケーションが苦手…怖い…
もしかしたら、私は男性恐怖症かもしれない…
そう感じている女性にとって、普段の日常にも「男性との関わりを避けられない場面」が多く、日々の苦労は計り知れないものでしょう。
今回、ウェブスターマーケティング株式会社が運営するLoveMA!(ラブマ: https://lovema.jp/ )は、全国の女性297人の協力のもと「男性恐怖症」についてアンケート調査を実施しました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「LoveMA!(ラブマ)」の公式サイトURL( https://lovema.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
調査概要
調査対象:全国の女性
調査日:2023年2月13日~2月27日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:297人
調査対象者の年代:10代1.3%/20代23.6%/30代43.4%/40代20.2%/50代10.8%/60代0.7%
調査結果サマリー
・男性に苦手意識を感じている・感じたことがある女性は約7割
・男性恐怖症だと思う・過去に男性恐怖症だったかもしれない女性は約2割
・男性恐怖症を感じるようになった時の年齢は10代が多い
・男性恐怖症になったきっかけは、男性からの嫌がらせ(いじめ、ストーカー、暴力等)が最も多い
・男性恐怖症が原因で起こる症状の1位は、「男性と目が合わせられない」
・男性恐怖症が原因で日常で困っていることは「男性と同じ空間にいるのが苦痛に感じる」が最も多い
・男性恐怖症を緩和・解消した人は約5割
■男性に苦手意識を感じている・感じていたことがある人は68.7%
まず始めに、「男性に対しての苦手意識の有無」をアンケートしたところ、回答は以下のようになりました。
「ある」が68.7%、「ない」が31.3%です。
男性に対して苦手意識を感じている(感じていた経験がある)人のほうが多いようです。
■男性恐怖症を自覚している人は22.9%
続いて、「自分自身を男性恐怖症だと思うか」(思ったことがあるか)について聞きました。
「はい」が22.9%、「いいえ」が77.1%という結果になりました。
先ほどの質問で、男性への苦手意識を持った経験のある人は、204人。
そのうちの68人もの女性が、軽い苦手意識ではなく、自身を「男性恐怖症かもしれない」と思った経験があるようです。
男性恐怖症は、かなり多くの女性が経験する悩みであることがわかります。
■男性恐怖症を感じるようになった時期は7割以上が20歳未満
自分自身を男性恐怖症だと思う・思っていた68人の回答者に、「男性恐怖症を感じるようになった時の年齢」を聞きました。
最も多かったのは、10代(58.8%)という意見です。
次に多かったのが、20代(16.2%)そして、10代以前(14.7%)と続きます。
上記の3つの意見で全体の89.7%を占める割合となり、
10代・10代以前の「20歳よりも若い」意見だけでも全体の73.5%を占める割合となっています。
■男性恐怖症のきかっけは「男性からの嫌がらせ」が最も多い
次に、「男性恐怖症になったきっかけ」について聞きました。
最も多かったのは、男性からの嫌がらせ(66.2%)(いじめ、ストーカー、暴力等)です。
2番目に多かったのが、男性と関わる機会がなかった(22.1%)という意見。
3番目に、覚えていない(2.9%)と続きます。
「その他」と回答した人の具体的な意見を紹介します。
<その他と回答した人の意見>
仕事上、嫌がらせまでとはいかないが、受付で見下されることが多かったし、同僚に女性だからとか性別を理由に区別されてる気がした(30代/パート・アルバイト)
幼少期に父親から精神的なDVを受けていたからだと思います。(30代/パート・アルバイト)
小学生の時から、病気をしていたせいか、ニキビがひどかった私。病気のイジりから始まり、私の外見を見てニキビがうつるとか色々言われてから恐怖を感じる様になりました。(30代/パート・アルバイト)
幼少期のトラウマ(20代/自営業・自由業)
明確なきっかけはないのですが、学生時代(小学生高学年くらい)に、気づいたら男性教員がとても苦手でほとんど話すこともなかったように感じます。(30代/パート・アルバイト)
十代の頃、下心を抱いて近付いてくる男性が多く気持ち悪く感じていました。(30代/パート・アルバイト)
その他の意見の中にも、男性に不快な思いをさせられたという内容が多く見受けられます。
最も多かった意見が「男性からの嫌がらせ(いじめ、ストーカー、暴力等)」だったことからも、男性の行動や言動が、男性恐怖症のきっかけになるケースがとても多いようです。
■男性恐怖症で起こる症状
「男性恐怖症が原因で起こる症状」には、どのようなものがあるのでしょうか。
複数回答で聞いたところ、以下の回答結果となりました。
最も多かったのは、男性と目が合わせられない(45人)。
次に多かったのは、男性と話せない(39人)。
ほぼ同数で、疲労を感じる(37人)と続きます。
なお、動悸(17人)・冷や汗(13人)・呼吸が苦しくなる(6人)という意見も合計すると36人となり、身体に症状が現れてしまう人も多いことがわかります。
「その他」と回答した人の具体的な意見を紹介します。
<その他と回答した人の意見>
そこまでではないが交際とかを考えると先に進むのが怖くて踏み出せない時期があった。男性というだけでちょっと気持ち悪いと思ってた。(30代/専業主婦)
そもそも関わるのを避ける。(30代/パート・アルバイト)
怖いと感じてしまう。(20代/大学生・大学院生)
■男性恐怖症が原因で日常で困っていること
男性恐怖症が原因で日常で困っていることには、どのようなケースがあるのでしょうか。
複数回答で聞いたところ、以下の回答結果となりました。
最も多かったのは、男性と同じ空間にいるのが苦痛に感じる(44人)(電車、バス、会社、教室等)。
次に多いのは、男性店員からの接客が受けられない(33人)(美容室等)。
次に、自分1人で行動するのが怖い(17人)と続きます。
<その他と回答した人の意見>
知人男性でも話をするのがおっくう。(50代/無職)
会話をすることが困難でした。(40代/会社員)
乗り物・会社・学校・お店・1人での行動・会話など、どの状況も、男性恐怖症でなければ何気ない日常生活の1コマです。
男性恐怖症に悩む女性にとって、少し外出するだけでも数多くのストレスが存在していることがわかります。
■男性恐怖症を緩和・解消した人は48.5%
「自分自身を男性恐怖症だと思う・思っていた」と回答した68人のうち、48.5%(33人) が、現在は男性恐怖症を緩和または解消されていました。
男性恐怖症が緩和・解消されたきっかけも聞きましたので、ここで紹介します。
エピソードは様々でしたが、閲覧しやすいよう状況をカテゴライズしています。
現在も男性恐怖症にお悩みの方は、ご自身にも試せそうなものがあるか是非チェックしてみてください。
<好きだと思える男性との出会いで解決した>
男性恐怖症の緩和や解消のきっかけとして多かったのは、恋愛や結婚でした。
寄り添い支えてくれる素敵な男性との出会いが、少しずつ解決へ向かうきっかけとなったようです。
今の旦那と結婚してから、過呼吸になっても支えてくれたり大事にしてくれてると実感するからです。(30代/専業主婦)
今の主人に出会って、最初はガチガチになってなにも話せなかったけどゆーっくりコミュニケーションをとってくれて、昔よりは異性と話せるようになったし緩和されました。今でも美容院などで初対面の男性と話すということは苦手ですが、なんとか最低限の会話はできるようになりました。(30代/専業主婦)
好きな人を作って結婚したいと思ったから。男性全員が変な人ではないと分かったから。(40代/専業主婦)
一緒にいても緊張したり嫌悪感を抱かない男性と知り合い、交際を始めてから緩和されました。交際できたからと言って他の男性も大丈夫というわけでは無く、かなり限られていました。(40代/専業主婦)
好きな男性ができたことが、きっかけです。(30代/自営業・自由業)
夫と出会い、寄り添ってもらい、心身癒されたから。(50代/パート・アルバイト)
主人と出会って男性への恐怖心がかなり薄れたと感じています。(40代/自営業・自由業)
結婚をきっかけに気持ちが楽になり緩和された。(30代/会社員)
<まともだと思える男性達に出会えた>
信頼関係を築ける「まともな男性」と出会えたことで、男性恐怖症を緩和・解消できたという意見も多かったです。
社会人になり色々な男性と接する機会が増えたことにより、世の中おかしな男性ばかりではなく、とてもまともな人もたくさんいるのだと体感することができたからです。(40代/自営業・自由業)
20代になってからは、下心だけで寄ってくる男性がいなくなり、私自身を人として心から仲良くなりたい、接してくれる人が現れていつの間にか解消されました。(30代/パート・アルバイト)
今の夫を含め、自分のことを女性としてだけでなく一個人として大切にしてくれる人たちに出会えたこと。(30代/専業主婦)
喋ってみると優しかったり思いやりのある人もいるとわかったから。(20代/大学生・大学院生)
<環境を変えた(環境が変わった)ことで解決した>
環境を変えたり、環境が変わったことで、男性恐怖症を緩和・解消できたという意見も多くありました。
友人を介してグループで男性と関わる機会を増やすなど、交友関係の環境を変えるという方法も見受けられました。
いじめが原因で男性恐怖症を発症していましたが、卒業後私立の学校に進学したことがきっかけで、緩和されました。自分を知る人が誰もいなかったという事が良かったんだと思います。(30代/専業主婦)
社会人になって男性と話す機会が増え、会社の飲み会や、同期やグループで遊びに行くうちに慣れました。(50代/専業主婦)
仕事をするにあたり、男性とは関わらないということが難しかったため婚活パーティーや、相席屋、合コンなど異性と関わる機会を断らずに参加した。(30代/パート・アルバイト)
職場の環境もあり、やわらかい雰囲気の男性や、女性的な感覚を持つ男性と関わることで少しずつ苦手意識がなくなっていきました。また恋人ができたことで、男性の思考など未知の部分が見えてきて、あまり怖いと思わないようになっていきました。(30代/パート・アルバイト)
男性との接触機会が増えて慣れたため。(30代/会社員)
男性と関わる機会が、友だちを通じて多くなったからです。(20代/パート・アルバイト)
<時間の経過とともに解決した>
時間の経過や、年齢を重ねたことで緩和されていったという意見も多くありました。
今すぐにはアクションするのが難しいと感じる人も、あせらず気楽に、頑張りすぎないのも有効な手段のようです。
時間の経過が緩和してくれたと思う。完全に治るまで10年ぐらいかかった。(20代/専業主婦)
母子家庭だったので、男性と接する機会が家以外であっても、子供の頃は怖いという印象が強かったのですが、大人になるにつれ、過剰な恐怖は減っていったと思います。なのできっかけというほど劇的なものはありませんが、男性にも優しい人がいるということが分かってきてからだと思います。(40代/パート・アルバイト)
15歳の時にバイトの職場でセクハラを受けたのと、痴漢で気持ち悪くなったのですが、時間と男性と付き合った機会で少し緩和しました。(30代/経営者・役員)
若い時はストーキングや変な人から絡まれることが多かったのが、加齢とともに嫌な目に遭う機会が減ったことが理由だと感じます。(40代/自営業・自由業)
時間が解決してくれたと思います。(40代/医療関係者)
時間の経過が一番です。あとは原因から距離を置いたこと。(40代/会社員)
■まとめ
この記事では、全国の女性の協力のもと、男性恐怖症についてのアンケートで得られた意見を紹介しました。
お話しする事にとても勇気がいるテーマに対して、貴重な声を提供して頂いたアンケート協力者の皆さまに、感謝いたします。
男性恐怖症のきっかけとして「男性の行動や言動」が数多くあります。
微力ながらも、この記事が様々な人の目に触れることを通して、周囲に対して配慮を持つ男性が一人でも多く増えればと願います。
男性恐怖症を緩和した人のエピソードが、男性恐怖症に悩み始めた方や、長くお悩みの方へ向けて、少しでも不安を緩和でき、前向きな気持ちになれるヒントとしてお役に立てましたら幸いです。
■会社概要
会社名:ウェブスターマーケティング株式会社
所在地:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ33階
設立:2011年10月
URL: https://webstar-marketing.co.jp/
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