ユニバーサルロボットのロベルタ・ネルソン・シーがエンゲルバーガー賞を受賞
~ロボットの安全性への貢献が評価され、ロボティクス分野の最高賞を受賞~
ユニバーサルロボット グローバル・テクニカル・コンプライアンス・オフィサー
ロベルタ・ネルソン・シー (エンゲルバーガー賞授賞式にて)
授賞式はデトロイトで開催されたオートメイトショーで行われました。URとしては、2018年にテクノロジー部門で受賞したURの共同創業者エスバン・オスターガードに続き、5年以内に2度目の受賞となります。
アプリケーション部門は、ロボット技術の発展とその実用化に大きく貢献した個人または団体を表彰するものです。ロベルタ・ネルソン・シーは、世界中のロボットの安全性に関する優れた活動が評価され、今回の受賞となりました。
受賞者であるロベルタ・ネルソン・シーは次のように述べています。「ロボティクス分野で栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。この賞は、私自身の仕事だけでなく、ユニバーサルロボットとテラダインの安全への取り組みが評価されたものだと考えています。この賞は、長年にわたってロボットの安全性向上に貢献してきたすべての人たちを評価するものです。40年以上前にロボティクス分野に関わって以来、私には個人的な使命がありましたが、それに共感してくれる人はいないと感じていました。しかし今は、特に協働ロボットのアプリケーションが登場してからは、安全性を高めることが重要であるとの認識を、皆が持つようになった手ごたえを感じています」
近年、女性技術者もエンゲルバーガー賞を受賞していますが、これもロベルタ・ネルソン・シーが1982年に初めてこの業界に入ってから、ロボティクスがいかに進化してきたかを示しています。
ロベルタ・ネルソン・シーは次のように続けます。「幸運にも、私はこの賞を受賞した最初の女性ではありませんが、ロボット業界ではまだ女性の数が少ないため、私のキャリアが若い女性たちのインスピレーションになることを願っています。ロボティクスとテクノロジー全般の将来の発展には、女性が重要な役割を担っています」
UR社長のキム・ポウルセンは、ロベルタ・ネルソン・シーの功績を次のように述べています。「エンゲルバーガー賞は、ロベルタ・ネルソン・シーがロボット産業に多大な貢献をしたことの証しです。ロボティクス、特に協働ロボットに関しては、安全が常に最優先されます。ロベルタ・ネルソン・シーの安全に対する献身的な努力により、人とロボットが互いにどう関わるかの基準が策定されました。これは今日、何千もの職場で見られる人間と協働ロボットの協力関係に不可欠な貢献です」
[ユニバーサルロボットについて]
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。
2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16e、UR20を開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。
ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに50,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。https://www.universal-robots.com/ja/
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