「瀬戸工場」竣工のお知らせ
~サステナビリティを重視した環境配慮型工場~
日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長 黒野 透、以下 日東工業)は、愛知県瀬戸市にて建設を進めていました瀬戸工場が竣工したことをお知らせします。
瀬戸工場は、2024年春、電気機器収納用キャビネット等を生産する新工場として稼働開始を予定しています。太陽光発電システムの設置やカーボンフリー電力の購入により100%再生可能エネルギーで電力を賄う環境配慮型の最先端の工場となります。
また、デジタルトランスフォーメーション(以下 DX)を推進し、日東工業独自のスマートオーダーキャビネットの生産システムを導入しています。自動かつ多品種少量生産に対応できる画期的な生産システムで、お客様が要求する仕様・品質の製品を最適な価格・納期でお届けします。
日東工業は、これからも持続可能な社会の構築に貢献し皆様のお役に立てるよう、全力を挙げて取り組んでまいります。
■瀬戸工場の概要
名 称 | 日東工業株式会社 瀬戸工場 |
所在地 | 愛知県瀬戸市八床町22番の4 |
敷地面積 | 253,000㎡ |
建物面積 | 工場棟50,000㎡(一部2階) |
工場概要 | 鉄骨造・2階建て |
生産品目 | キャビネット・ブレーカ・システムラック・光接続箱・熱関連機器など |
■瀬戸工場の特徴
(1)サステナビリティを考慮した工場
・工場の屋根に太陽光発電システム(パネル容量1,312 kW)を設置。太陽光発電の電力を空調・照明・各種生産設備に使用するほか、蓄電池設備を導入し、事務エリアの防災電源を確保します。不足電力はカーボンフリー電力を購入し、100%再生可能エネルギーで電力を賄います。
・CO₂削減に向けた取り組みとして、工場南側敷地に太陽光発電システム(パネル容量 1,134kW)を設置し、発電した電力を当社中津川工場へ託送します。
・来客、社員駐車場にEV充電設備(100台)を順次設置します。
・BELS評価で最高ランクの5つ星を獲得すると同時にZEB認証を取得しています。
(2)DXを採り入れたスマートファクトリー
・DXを推進し、当社独自のスマートオーダーキャビネットの生産システムを導入します。当社標準キャビネットをベースに、お客様が求める仕様の製品データ(サイズ、穴加工、色など)を入力し、自動かつ多品種少量生産に対応できる画期的な生産システムです。お客様が要求する仕様・品質の製品を最適な価格・納期でお届けします。
・仕様、生産、出荷情報をシステム化し一括管理することで、価格・納期の見える化を実現します。
そのほかにも従業員の作業負荷軽減、大空間休憩ルーム・オールジェンダートイレ・ウォーキングコースの整備、四季を感じる「公園工場」にすることで働きやすい職場環境を目指します。
■グリーンローンの充当状況
日東工業は、瀬戸工場建設が、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた取り組みの一つであると捉え、「グリーンローン」による資金調達を実施することとし、2023年1月に融資契約を締結しています。このたび、当該契約で調達した150億円を、瀬戸工場建設資金に充当したことをお知らせします。
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