自社製品で”快適なオフィス空間”を提案する「ADAL CREATIVE PLACE」を5 月16 日に東京・福岡2 拠点オープン。
創業69年、飲食・ホテル・オフィスをはじめ多様な業種に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下、「アダル」)は、2022年5月16日に福岡本社と東京支店をリニューアルし、社員が自社製品で構成されたワークプレイスで働き、その様子を「ショールーム」として社外の方に見学いただける『ADAL CREATIVE PLACE TOKYO』『ADAL CREATIVE PLACE FUKUOKA』へ同時リニューアルいたします。
- 『ADAL CREATIVE PLACE』について
- 『ADAL CREATIVE PLACE TOKYO』
■デザインコンセプト
『ADAL CREATIVE PLACE TOKYO』のコンセプトは、多様なライフスタイルに応える空間提案の場とし、デザイン事務所 Canuch Inc. 木下 陽介氏のデザインにより、「ADAL BASIC」というコーディネートの素地となるベーシックトーンから、空間創造のきっかけを作る提案となっています。具体的には、空間の配色や張地の彩度を落とし、グレーやベージュ色を基調とすることで、来訪者の視点では家具の色・形・質を比較体験しやすくなっており、実際に働く社員にとっては家庭環境に近い落ちつきある配色から、居住性が高く、戻ってきたくなる居心地の良い空間を意図して設計しています。
■特徴1:自社工場で製作した家具を使用し、ABWの考え方を軸とした空間を設計。
『ADAL CREATIVE PLACE TOKYO』では、イス・テーブルなどの“置き家具”と、本棚やベンチソファなどの“造作家具”はほぼ全て自社工場にて製造し、置き家具から造作家具まで一貫したコーディネートを実現しています。レイアウトはABWの考え方を用いた働き方でレイアウトを構築。
ライブラリースペースでは、顧客への提案時に使用する自社カタログ、他社カタログの他、張地見本、木材の塗装見本など、1000点以上の素材見本を完備し、その場で顧客が想像する空間に提案する素材のイメージを共有することができます。集中ブースでは、周囲の視線や音から適度に退避し、集中すべき作業を効率的に行うことが可能です。
■特徴2:社員はフリーアドレスを採用し、よりオープンなコミュニケーションを促進。所在はアプリで共有管理する。
個人の固定席を設けないフリーアドレスを採用し、チームを越えた社員同士のコミュニケーションを促進しています。フリーアドレスの懸念点である、社内での居場所・外出状況の不明といった点を解決する為、株式会社PHONE APPLIのサービス「PHONE APPLI PLACE」を導入。
<デザイナー Canuch Inc. CEO/デザイナー 木下 陽介 氏からのエンドースメント>
ADAL社の強みは、置き物家具から造作家具まで一貫した素材で空間提案が可能なことと、あらゆる課題を解決していく技術力と経験値です。今回のリニューアルで「製品を通じてどのような関係を築きたいのか」を問わせていただき、社名となっている人の営みのそばにあるという点に立ち返る事とその強みが空間設計の大きな軸となりました。あらたに設定したADAL BASICというカラーコーディネートから、置き物家具の提案のみならず空間全体からトータルな提案ができる力があるということを、再提示できたショールームになっています。
- 『ADAL CREATIVE PLACE FUKUOKA』
■デザインコンセプト
コンセプトは「未完成」。アダル クリエイティブ事業部 露口 治のデザインによるこの『ADAL CREATIVE PLACE FUKUOKA』は、集う人々が固定概念に捕らわれることなく柔軟に物事を考えられる場でありたいと考え、“完成”という解釈を捉え直した空間設計をしました。素材本来の価値を感じやすい空間事例を参考に壁面には本来人の目に触れない下地材として使われる事の多い素材を、仕上げ材(※)として使用しています。ここでは「仕上げた状態」を本質から問い直し、下地材それ自体の美しさや魅力など新たな気づきが得られると言う事を表現しています。
※仕上げ材とは、建物の内外装や家具に使用される、直接目に触れる部分の表面材料のことで、床や壁、天井等を覆うため使用される材料のこと。
■ 特徴1:来訪者に向けた空間効果
むき出しのモルタル、下地材のラワンベニヤ、軽量鉄骨むき出しの間仕切りなど、一見工事途中かのように見える空間ですが、照明、植栽、ディスプレイ、アートワークなどをバランスよく調和させることにより、素材その物の美しさを引き立たせた豊かな空間へ昇華しました。
そこに洗練された「A.T.I.C」の家具を配置する事で、家具そのものの美しさがより引き立ち、来訪者へ空間インスピレーションを与えます。
■ 特徴2:社員に向けた空間効果
このスペースでは、主に企画開発職やプランニング職など、業務に創造性を求められる社員が働く為、空間から受けるインスピレーションも重要な役割だと捉えました。
生産性と創造性が高まるオフィスには「心地よい緊張感」と「程よい安堵感」の両立が必要です。空間の意匠は視覚情報量としての色味を抑え、より、素材などの温度感を感じやすくさせるために、全体の素材を選定しています。照明に関しては、明暗のメリハリが出るような照度設定により、光の表現でも緊張と緩和を演出しております。
私たちアダルには、「完成」がありません。絶えず変化していけるということは、正解がないからこそ面白い。この先どうなるのか、わくわくする・未来を感じる「未完成」という状態を再解釈し、来訪者が空間と家具を体験して本質的な視点から想像が発現されていく場所となればと考えています。
■ADAL CREATIVE PLACE TOKYO』の概要
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-5 ラウンドクロス新宿5丁⽬ビル1・2階
電話番号:03-5155-5005
■『ADAL CREATIVE PLACE FUKUOKA』の概要
住所:〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3丁目13番2号
電話番号: 092-504-4141
ご来場の際はそれぞれの上記電話番号にご連絡、もしくは下記フォームより事前のご予約をお願い致します。
URL: https://www.adal.co.jp/contact/
※メディア関係者はページ下部、報道問合せ先よりご予約の程お願い致します。
■アダル(https://www.adal.co.jp/)について
カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど商空間で使われる業務用家具の製造メーカー。創業69年、福岡本社をはじめとし全国14か所の拠点を構え、業務用家具の製造工場として国内最大級の規模、100名以上の職人が勤務する総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える他、デジタルテクノロジー研究組織として設立した「ADAL TECH Lab(アダル テックラボ)」にてAI、AR、VRなどのテクノロジーを活用し、様々な空間に最適な業務用家具の提案を行うなど業界に先駆けDX推進中。
■Canuch Inc. 会社概要
CEO/デザイナー :木下 陽介
COO/デザイナー : 野口 優輔
設立 :2012年12月
所在地 :〒151-0064 東京都渋谷区上原1-3-9
事業内容 :空間コンサルティング、空間デザイン、プロダクトコンサルティング、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン等のデザイン、コンセプトプランニング、企画業務全般
URL :https://canuch.com/
■株式会社アダル 会社概要
会社名 : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地 : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日 : 1968年4月
事業内容 : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金 : 1億8,225万円
従業員数 :259名(2022年4月時点)
URL : https://www.adal.co.jp/
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