新潟県長岡市の単発・短時間求人を集めたギグワークプラットフォーム開設

「ながおかマッチボックス」9月1日(金)よりオープン

株式会社Matchbox Technologies

株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社︓新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑︓佐藤 洋彰)は従業員・パート・アルバイト・ギグワーカーを含めた各社独⾃の⼈材プールを構築し、⼈材の採⽤にかかる時間やコストの⼤幅な削減を可能にすることができるセルフソーシング®️※サービス「matchbox(マッチボックス)」を提供しています。
この度、新潟県長岡市(市長:磯田達伸 いそだたつのぶ)が当社サービスを活用し、長岡市内を就業地とする求⼈をまとめて掲載するギグワークプラットフォーム「ながおかマッチボックス」の開設とアプリケーションの提供を9月1日(金)から開始します(URL:https://matchbox.jp/niigata/nagaoka)。

 利⽤企業は長岡市を就業地とした求⼈を登録でき、「ながおかマッチボックス」のwebサイトおよびアプリケーション上に求人が集約され、全国から閲覧・応募することができるようになります。長岡市は本事業を通じ、隙間時間を活用して柔軟に働きたい子育て世代や高齢者、学生などのニーズと、人員確保に悩む市内企業とのマッチングを目指します。プラットフォームはマッチボックステクノロジーズが管理保守・運用を行い、企業はマッチボックステクノロジーズに利用申し込みを行います。

※人材を自社のデータベースに登録し人材募集を行うマッチボックスの仕組みをアウトソーシングと対比しセルフソーシングという名称で商標を取得しました


 長岡市も他の自治体と同様、子育て、介護などで固定・長時間勤務ができない働き手や、募集を出しても応募が集まらないことによる企業の人手不足などの課題を抱えています。一方で、長岡市は新潟県第2位の人口の市であり、市内に高等教育機関が集まっています。

 今回オンライン上のギグワークプラットフォームを構築することで、企業は簡単に短期単発求人を出すことができるようになり、働き手は柔軟に働くことができる求人を簡単に閲覧・応募できるようになります。長岡市は、「ながおかマッチボックス」を通じ、主にITやデザインを学ぶ地元学生や子育て世代、高齢者、副業を求める就労者と地元企業のマッチングの機会を増やします。

 今後は、単発求人のマッチングだけでなく、長岡市デジタル地域通貨「ながおかペイ」と連携した市民ボランティア募集や、企業が学生と共同で行う事業の募集、体験就業のマッチングなども予定しており、長岡地域ならではの総合的な人材プラットフォームとなることを目指します。



■継続した雇用を可能にするセルフソーシングプラットフォームへの展開も可能

「ながおかマッチボックス」の利用事業者は、セルフソーシングプラットフォームを導入することが可能です。セルフソーシングとは人材を自社のデータベースに登録し、人材募集を行うプロセスのことを指します。セルフソーシングプラットフォームの導入企業は「ながおかマッチボックス」を通じてつながったギグワーカーをはじめ、現役従業員、OB・OGや退職者、登録制アルバイトを、両者の合意のもとデータベースに登録し、登録人材に限定したシフトを共有することができます。

 セルフソーシングを有効活用するには人材データベースの充実が必要です。企業は、「ながおかマッチボックス」との併用により、幅広い人材に対しセルフソーシングプラットフォームへの登録を促すことができます。また、「ながおかマッチボックス」などを通じて知り合った人材の中で特にニーズが合致した人材を登録することで、より信頼性の高い人材にシフトを共有することができます。


■9月1日から19事業所がながおかマッチボックスに掲載予定

「ながおかマッチボックス」には現在19事業所の掲載を見込んでます。鮮魚専門チェーンを展開する角上魚類ホールディングス株式会社や米を原料とする食品を販売する越後製菓株式会社などの食品関連企業に加え、観光関連企業などが参加しています。導入企業の角上魚類ホールディングスは「コロナ禍前以上の人出で賑わう観光地の寺泊では、スタッフが足りない状況であり求人募集の強い味方が現れた」、越後製菓は「スポット求人をきっかけに、長期で働ける方も増えることを期待している」と期待を寄せています。


■2024年3月までに、80事業所、約1,600名の登録を目指す

「ながおかマッチボックス」では、2024年3月までに、80事業所、約1,600名の登録、約8,750件の求人掲載、約1,900件の就労を目指します。本サービスは、持続性を重視したサービス設計と、働き手の稼働状況をデータ化することにより、長期的なデータの保存・分析が可能です。


■本事業に対する長岡市のコメント

 長岡市では、慢性的な人材不足や、繁忙期の人材確保に悩む企業が多くいます。その課題に対し、「ながおかマッチボックス」を導入し、短期・短時間という新たな働き方の選択肢をつくることで、これまで就業機会を持てなかった「休眠人材」を掘り起こすことができ、人材不足解消につながると期待しています。

 また、長岡市は、4大学、1高専、15専門学校という高等教育機関が集積し、多くの学生が暮らす街です。「ながおかマッチボックス」では、単発求人のほかに「体験就業」というメニューを用意し、正社員雇用・就職を前提とした業務体験をしてもらう試みを行います。学生からどんどん応募いただき、市内企業を知り、就職するきっかけとして活用してほしいと思います。


■短期単発雇用へのニーズの増加も背景に

 総務省統計局の「労働力調査(詳細集計) 2022年(令和4年)」※1によると非正規の職員・従業員の雇用形態の選択理由は「自分の都合の良い時間に働きたい」が33.5%(2101万人中679万人)と最も多く増加傾向にあります。近年、多様な働き方を求めて自発的に非正規雇用を選択する人が増加しています。また、「育児・介護と両立しやすいから」も10.9%(2101万人中222万人)となっており、子育て世代との両立や高齢化社会による影響も見られます。

 一方で、労務処理や人材管理の複雑さから企業が多くのギグワーカー※2を雇用する体制を構築するのは容易ではありません。また、ギグワーカーは業務委託契約のものもあり、労働者の権利が守られていない場合もあります。本プラットフォームでは、労務処理や人材管理の工程の大部分が自動化され採用が効率化されます。また、企業と働き手は直接雇用契約を結ぶことになり働き手も安心した環境で働くことができます。

※1総務省:https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/ndtindex.pdf

※2ギグワーカー:インターネットを通じて、単発で仕事を請け負う働き手のこと


Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。


以上



長岡市について

長岡市は、日本一の大河・信濃川が市内中央にゆったりと流れ、守門岳から日本海まで市域が広がる人口約26万人のまちです。過去、幾多の災禍に遭いながら、長岡の人とまちは、「米百俵の精神」(※)で立ち上がってきました。

そして、シティホールプラザ「アオーレ長岡」、「子育ての駅」など全国にさきがける人づくり、まちづくりを進めています。

※「米百俵」の精神

 戊辰戦争に敗れ困窮を極める長岡藩に、支藩の三根山藩から見舞いの米が贈られました。時の大参事・小林虎三郎は、「食えないからこそ教育を」の信念でその米を売り、国漢学校開校の資金に充てたのです。

 長岡のまちづくりの指針や人材教育の理念となっています。


長岡市ホームページ:https://www.city.nagaoka.niigata.jp/index.html


「matchbox(マッチボックス)」について

「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるセルフソーシング®︎サービスです。導入企業は現役従業員をはじめ、OBOGや退職者、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在関連特許を国内外に10件以上出願しており、うち6件が取得済みです。


・matchboxのマッチングまでの流れ:

① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録

② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募

③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定

④ 当該事業所で勤務


「Matchbox Technologiesグループ」について
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者にアメリカやベトナムなど様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。

企業ページ:https://mxbx.jp/company

<会社概要>
社名  株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
設立  2015年7月1日
代表取締役社長  佐藤 洋彰
本社所在地  〒950-0945 新潟市中央区女池上山3-14-10
東京本部  〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-4-2 藤和神田錦町ビル3F
代表電話  025-384-4457
資本金  1億7100万円(資本準備金含む)

お問い合わせ先
matchboxご相談窓口
TEL: 0120-425-362
https://mxbx.jp/inquiry

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会社概要

株式会社Matchbox Technologies

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URL
https://matchboxtech.co.jp/about-us/
業種
情報通信
本社所在地
新潟県新潟市中央区女池上山3-14-10
電話番号
025-384-0706
代表者名
佐藤洋彰
上場
未上場
資本金
1億7100万円
設立
2015年07月