日本で獲れる魚の“3割”が獲れる熱海の海の可能性って?「熱海の海と魚を知る体験イベント」を開催します
〜アジやサバなど多様な“未活用魚”の価値化を通じて豊かな熱海の海を知ってもらおう〜
私たち「海と食の地域モデルin熱海」は2021年度より、熱海の海の豊かさや魅力を伝えるというビジョンのもと、熱海で意図せず獲れてしまう「未活用魚」の価値化を入り口に、
・地域でも知られていない、アジやサバなどを含む“多品種小ロットな未活用魚”の認知向上
・多種多様な魚が獲れる、熱海の海の豊かさや面白さを知ってもらう
・“海のコンテンツ”や海に関わる人材や、新しい海にまつわる食文化の可能性を育てていく
ことを掲げ活動していきます。
初回の取り組みとして、7日4日(日)に熱海市網代漁港にて、小学生とその親御様を対象に、網代漁港に並ぶ多様な未活用魚を見て、触って、料理したり、網代漁業株式会社独自の取り組み「網代型蓄養」の見学や餌やり体験などを実施する、熱海の海と魚を知る体験イベント「熱海・めぐる海の学び舎」を実施します。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<プロジェクトの背景/イベント概要>
「アジ」も「サバ」も未活用魚の一種って知ってた!?
日本の魚種の3割が獲れる豊かな熱海の海。未活用魚の価値化などを通して、
熱海の海への興味や理解を広げていきます
相模灘には日本の魚種の3〜4割(約1500種類)が生息していると言われており、熱海の海には地形的特徴も背景に豊かな生態系があります。主要漁法である定置網漁でも、アジ、イワシ、サバ、カツオなど年間を通して多種多様な魚が獲れます。
定置網漁は、固定された網に集まってくる魚を待ち、魚は一度網に入っても出ていくことができるため、最終的に捕獲するのは網に入った魚の2〜3割。「獲り尽くさない」漁法として知られています。ですが、そんな海に優しい漁といえども、価格がつかない・低い、買い手がつかない「未活用魚」が一定数獲れてしまいます。
例えば、私たちがよく食べている「アジ」も流通に乗るのはマアジがほとんどで、アオアジやメアジといったその他のアジは、価格がつきづらく買い手がありません(※1)。また、春夏のサバは細く痩せており、脂があまりのっていません。獲れてもあまり価値が出ない“未活用魚”なのです。
そこで本イベントでは、「熱海の海の豊かさや魅力を伝える」というビジョンのもと、そんな熱海でうまく活用できていない「“多品種小ロット”の未活用魚」を入り口に、子供たちに多様な魚が獲れる熱海の海の豊かさや面白さ、反対に問題点などを伝えるとともに、以前より行われている、意図せず取れてしまった未活用魚の価値をあげる“網代型蓄養”(※2)を体験してもらい、楽しみながら未活用魚の現状や取り組みを伝えていきます。
熱海は、江戸時代をピークに豊かな海の恩恵を受けて発展した一大海洋拠点でした。これまで時代とともに新たな挑戦をし、そしてそれに伴い新たな食文化を生んできました。本イベントを皮切りに、未活用魚の認知向上、価値化、商品化など、さまざまな取り組みを実施していきます。それら取り組みを通じて、熱海の豊かな海をより理解、体感してもらうとともに、新しい食や海の楽しみ方や食文化の可能性を育てていきます。
※1:地域によっては、アオアジの価値が高い地域もあります。
※2:網代型蓄養:網代漁業株式会社が行っている取り組みです。熱海の主要漁法である定置網漁で、意図せず獲れてしまったサバなどの未活用魚を捨てたり、低価格で流通させるのではなく、価値が出る大きさになるまで育てて出荷しています。
事業名称:海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista)
電話番号:090-3309-3788(担当:水野)
プロジェクト責任者 :水野綾子
活動内容:「熱海の海の豊かさを」への興味を高め理解を深め、海に関わる人材や団体を可視化・接続・育成へとつなげたり、文化や食の可能性を育てるため、熱海で獲れる“多品種小ロット”の未活用魚の価値化を多角度的に実施していく。
SNS:https://bit.ly/3gczUIk
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
・地域でも知られていない、アジやサバなどを含む“多品種小ロットな未活用魚”の認知向上
・多種多様な魚が獲れる、熱海の海の豊かさや面白さを知ってもらう
・“海のコンテンツ”や海に関わる人材や、新しい海にまつわる食文化の可能性を育てていく
ことを掲げ活動していきます。
初回の取り組みとして、7日4日(日)に熱海市網代漁港にて、小学生とその親御様を対象に、網代漁港に並ぶ多様な未活用魚を見て、触って、料理したり、網代漁業株式会社独自の取り組み「網代型蓄養」の見学や餌やり体験などを実施する、熱海の海と魚を知る体験イベント「熱海・めぐる海の学び舎」を実施します。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<プロジェクトの背景/イベント概要>
「アジ」も「サバ」も未活用魚の一種って知ってた!?
日本の魚種の3割が獲れる豊かな熱海の海。未活用魚の価値化などを通して、
熱海の海への興味や理解を広げていきます
相模灘には日本の魚種の3〜4割(約1500種類)が生息していると言われており、熱海の海には地形的特徴も背景に豊かな生態系があります。主要漁法である定置網漁でも、アジ、イワシ、サバ、カツオなど年間を通して多種多様な魚が獲れます。
定置網漁は、固定された網に集まってくる魚を待ち、魚は一度網に入っても出ていくことができるため、最終的に捕獲するのは網に入った魚の2〜3割。「獲り尽くさない」漁法として知られています。ですが、そんな海に優しい漁といえども、価格がつかない・低い、買い手がつかない「未活用魚」が一定数獲れてしまいます。
例えば、私たちがよく食べている「アジ」も流通に乗るのはマアジがほとんどで、アオアジやメアジといったその他のアジは、価格がつきづらく買い手がありません(※1)。また、春夏のサバは細く痩せており、脂があまりのっていません。獲れてもあまり価値が出ない“未活用魚”なのです。
そこで本イベントでは、「熱海の海の豊かさや魅力を伝える」というビジョンのもと、そんな熱海でうまく活用できていない「“多品種小ロット”の未活用魚」を入り口に、子供たちに多様な魚が獲れる熱海の海の豊かさや面白さ、反対に問題点などを伝えるとともに、以前より行われている、意図せず取れてしまった未活用魚の価値をあげる“網代型蓄養”(※2)を体験してもらい、楽しみながら未活用魚の現状や取り組みを伝えていきます。
熱海は、江戸時代をピークに豊かな海の恩恵を受けて発展した一大海洋拠点でした。これまで時代とともに新たな挑戦をし、そしてそれに伴い新たな食文化を生んできました。本イベントを皮切りに、未活用魚の認知向上、価値化、商品化など、さまざまな取り組みを実施していきます。それら取り組みを通じて、熱海の豊かな海をより理解、体感してもらうとともに、新しい食や海の楽しみ方や食文化の可能性を育てていきます。
※1:地域によっては、アオアジの価値が高い地域もあります。
※2:網代型蓄養:網代漁業株式会社が行っている取り組みです。熱海の主要漁法である定置網漁で、意図せず獲れてしまったサバなどの未活用魚を捨てたり、低価格で流通させるのではなく、価値が出る大きさになるまで育てて出荷しています。
イベント タイトル |
熱海・めぐる海の学び舎 |
実施団体 | 主催:海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista) 共催:日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 | 2021年7月4日(日)午前6時~午前11時30分 (受付開始 5時30分~) |
会場 | 網代漁港(静岡県熱海市網代100-7) ◆当日の緊急連絡先:090-3309-3788(担当:水野) |
アクセス | 伊東線「網代駅」徒歩10分(※駐車場をご希望の方は事前にお知らせください) |
体験プログラム詳細 | ◇6:00〜6:15 運営側から今日の流れ、注意のお願い等々のお知らせ ◇6:15〜6:45 網代漁港では何が獲れるのか。市場に並ぶ魚を見てみよう ◇6:45〜7:45 こんなに多様な魚が獲れるのはなぜ? 知っているようで知らない熱海の海のこと。熱海の海(相模湾)の特徴を知ろうをテーマにレクチャー ・ゲスト:水井涼太様(特定非営利活動法人ディスカバーブルー 代表理事) ◇7:45〜8:00 トイレ休憩など ◇8:00〜8:15 蓄養って知ってる? 未活用の魚の価値化をする網代漁港の動きについて ・ゲスト:山村 豊様(網代漁業株式会社 蓄養ご担当) ◇8:15〜9:45 船に乗って、蓄養の餌やりを体験しよう ・船に乗り蓄養の生簀に行き、餌やりの現場を体験する ◇9:45〜10:15 ワークショップ。熱海で獲れた未活用魚を触って絵を描こう。 ◇10:15〜11:00 未活用魚をさばいて料理しよう ・ゲスト:宇田 勝様(株式会社宇田水産代表/魚のさばき方レクチャー) ◇11:00〜11:30 みんなでいただきます ◇11:30 イベント終了 ※当日の状況で時間や内容が変更、前後する可能性があることをご了承ください。 ※雨天決行ですが、中止の場合は事前にご連絡致します。 |
参加方法 | お申し込み・お問い合わせ 主催:海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista) メール:umiproatami@gmail.com URL:https://forms.gle/RYgAKdnocjdUYS8GA ※または、下記QRコードからの申し込みフォームを読み込んでください。 |
▼申し込みフォームQRコード
事業概要
事業名称:海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista)
電話番号:090-3309-3788(担当:水野)
プロジェクト責任者 :水野綾子
活動内容:「熱海の海の豊かさを」への興味を高め理解を深め、海に関わる人材や団体を可視化・接続・育成へとつなげたり、文化や食の可能性を育てるため、熱海で獲れる“多品種小ロット”の未活用魚の価値化を多角度的に実施していく。
SNS:https://bit.ly/3gczUIk
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード