データ活用に向けたローコード環境を提供
データ活用支援サービス「D-Native」の新メニューとしてデータドリブン経営に貢献
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、データ活用を支援する伴走サービス「D-Native」の新たなサービスメニューとして、ローコードとノーコードの開発ツールを用いたデータ活用の基盤構築パッケージ「Modern Data Stack設計構築支援サービス」※1を開発しました。データ活用に向けたシステム構築の期間・工数の削減につながるパッケージで、日々変化する経営環境におけるお客様のニーズに柔軟に対応できるシステムを用意することができます。データドリブン経営の推進やデータ分析の内製化を図るお客様に提供し、3年間で30社の提供を目指します。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を念頭に、各企業ではデータの活用や分析に基づく新規ビジネスの創出や業務変革に取り組んでいます。しかし、全社のデータを一元的に管理し活用する基盤を構築するための専門知識やスキルを備えた人材の不足が原因で、特定部署や業務でのデータ活用に留まっているケースもあります。
D-Nativeはデータ活用環境の構築を伴走支援するサービスで、今回の新メニューであるModern Data Stack設計構築支援サービスは、ローコードとノーコード開発ツールを用いた直感的な操作で、データ活用環境の構築を可能にします。お客様企業では、従来自社では難しかった環境構築の内製化につながり、データ分析業務の作業の簡素化や生産性の向上、運用コストの削減などを通して、さらなるデータ活用に臨むことができます。
Modern Data Stack設計構築支援サービスは、データパイプラインと呼ばれるデータの整備から準備、分析までのデータ活用の一連の最適化されたプロセスにおいて、特に高い専門知識や開発工数が必要とされる集信※2、加工、統合管理を簡易にするもので、チューニングや処理に関する設定をWebブラウザ上で視覚的に行うことができます。既存のシステムデータや外部のデータといったフォーマットの異なるデータの形式の統一や、大きなデータに対する分散処理など、集信と加工で発生する作業も専門知識がなくても実行できるようになります。また、データの統合管理では、各処理の依存関係や実行状態を判断し、処理の制御、見える化、アラートの設定などが実現できます。
D-Nativeは、ビジネスの課題の整理、データ活用の基盤構築、データ活用の定着化といったフェーズにおいて、伴走型でお客様のデータ活用を支援するサービスで、Modern Data Stack設計構築支援サービスの追加により、お客様はデータ活用に集中した業務が可能になります。
今後もCTCは、データガバナンスや高度なビジネスインテリジェンスといった、D-Nativeの更なる機能拡充に取り組み、お客様のデータドリブン経営及びDXに貢献していきます。
■Modern Data Stack設計構築支援サービスの適用範囲
※1 Modern Data Stack:クラウドサービスやSaaSを組み合わせてデータ活用基盤を設計構築するというコンセプトのこと。データの収集、加工、分析、活用といった一連のプロセスで、それぞれに特化したツールを組み合わせて効率的で柔軟なデータ活用を可能する。
※2 データ集信:データを収集し、高速なサーバに保存すること。
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
以上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
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