【令和6年能登半島地震】未来へ繋ぐ一滴。出汁で能登の飲食店を支え続けたい！～倒壊した倉庫を修繕し、いち早く能登地域に食材を届けるためのクラウドファンディングがスタート～

クラウドファンディングサイト「COREZO FAMILY FUNDING」にて、株式会社弘洋が、令和6年能登半島地震により被災した能登の飲食業界を支え続けるための新プロジェクトを開始いたしました。

株式会社北國フィナンシャルホールディングス（代表取締役社長：杖村 修司）グループの株式会社ＣＯＲＥＺＯ（代表取締役社長：園 悟志）は、自社が運営するクラウドファンディングサイト「COREZO FAMILY FUNDING」にて、「【令和6年能登半島地震】未来へ繋ぐ一滴。出汁で能登の飲食店を支え続けたい！」プロジェクトを開始いたしました。

プロジェクト開始の経緯

株式会社弘洋は業務用食品卸売会社として、石川県を中心に、全国のレストラン、旅館、病院等への食材提供を行う他、能登の飛魚(あご)やのどぐろなど、国産天然素材、無添加にこだわった“だしパック”の生産、販売も行っています。

令和6年能登半島地震により、輪島市にある弘洋の能登営業所では倉庫の一部が損壊しました。
お取引先の方々も輪島朝市通りの焼失・損壊により同じく被災し、営業の目処が立っていません。これまで提供していた先が営業停止となり、弘洋の商品は行き場を失っています。

そんな中でも、「長期休業を余儀なくされている能登のお客さまが再開される際には、速やかにホテル・飲食店に食材を提供し、輪島の復興を加速させたい。」との想いから、クラウドファンディングを通じて資金を募ることを決意しました。

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大切な人には安心安全なものを食べてほしい

「株式会社 弘洋」は30年以上の調理師としての実績と経験を活かした食品会社です。
当社は業務用食品業界で30年以上を過ごした経験から、日々『食の大切さ』というものを実感しています。近年食の多様化が進み、食品業界ではいろいろな商品が開発されていますが、私たちは化学調味料や加工品ではなく、天然素材で作る食材本来の味をお届けしたいとの思いで、安心・安全で優れた食品を提供しています。

2020年新型コロナウイルス感染症が流行し、漁師さんや原料加工業者様の多くが苦境に立たされた際に、主力商品の業務用だしパックに加えて、「ダシ」に関わる方々のお役に立ちたいという思いから、家庭用だしパックの生産と販売を始めました。

その時に生まれたのが、「焼き飛魚入りだしパック」「のどぐろ入りだしパック」です。
能登の飛魚(あご)は水揚げが年々減少傾向で市場価値が高騰している希少価値の高い魚であり、また、のどぐろは“日本海の赤い宝石”と言われる高級魚です。
さらに、弘洋のだしは料亭などでも出されるプロの味で、天然素材以外の余計なものを一切使わない「無添加」のだしパックとなっています。

●本格的でおいしいプロの味
職人歴40年の削り節の匠が厳選した国産天然素材を、多くのプロの料理人の意見を伺い、独自のこだわりブレンドで、どんな料理にも合うように仕上げました。
全国各地のホテル・料亭でも使用される逸品です。

●安心安全の無添加だし
「大切な人には自然の食材のみで作った、安心・安全なものを食べて欲しい。」そんな想いから、スタッフには調理師や出汁ソムリエを起用し、離乳食にも最適な、身体に優しいだしパックが生まれました。

どちらも旨味をしっかりと感じられる贅沢な出汁に仕上げています。

輪島の現状と地震の被害

令和6年1月1日の能登半島地震によって、当社の能登営業所がある輪島市門前町も最大震度7を観測し、大きな被害を受けました。
生まれ育った故郷の景色は一夜にして変り果て、輪島の人々とともに深い悲しみに暮れています。

能登営業所の倉庫は震災の影響で大きく傾き、建物の至る所に亀裂やヒビがある状態です。屋根瓦が割れ落ち室内は水浸しとなり、真空機や冷凍庫も使用不能な状態です。
お取引のあるお店も輪島朝市通りの焼失・損壊により、輪島での営業の目途が立っていません。これまで提供していた先が営業停止となり、私たちの商品も行き場を失いました。

倒壊した能登倉庫

お取引先の曹洞宗大本山總持寺祖院

現在の輪島市

4m隆起し、漁に出られない輪島市門前町鹿磯漁港

出汁の力でできること。仲間と前を向くために

能登半島地震が起こった直後は、避難所へのだしパックや飲料水の支援を行いました。
また、県知事への早期復興のお願い、日本調理師連合会会長に出張輪島朝市の出店等のバックアップをお願いするなど、能登の復興のために全力を尽くしてきました。
その度に、たくさんの方から暖かい応援の言葉をいただきました。

公益社団法人日本調理師連合会　会長　森口富士夫さま

輪島朝市　南谷良枝商店　代表取締役　南谷良枝さま

しかし、復興までの道のりは長くこれからも継続的な支援が必要です。
また、地震発生から半年以上が経過しましたが、能登の街並みは地震発生時とさほど変わっていない現状の中、能登半島地震関連のニュースは日々少なくなっており憂慮しています。

自社ブランドの出汁を皆さんに手に取っていただくことで、能登の漁師さんや原料加工業者様が継続して仕事を行えることを願っています。
また、能登のホテルや旅館のお客さまが再開される際には、速やかに食材を提供し、輪島の復興を加速させることで、輪島を離れることを考えざるを得ない方々が、輪島に残る選択を行ってほしいです。

リターンには、弘洋が生産するこだわりのだしパックなどをご用意しています。集まった資金は倉庫の修繕に利用し、いち早く能登地域に食材を届けます。

これまでも縁の下の力持ちとして能登の食品産業と観光を下支えしていたように、今後も能登復興に貢献していく弘洋に、どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

左：無添加のどぐろ入りだしパック  右：無添加焼き飛魚入りだしパック

プロジェクト名	【令和6年能登半島地震】 未来へ繋ぐ一滴。出汁で能登の飲食店を支え続けたい！
実施期間	2024年7月11日（木）～2024年9月30日（月）
目標金額	100万円
プロジェクト実行者	株式会社弘洋
専用ページ	【令和6年能登半島地震】未来へ繋ぐ一滴。出汁で能登の飲食店を支え続けたい!|弘洋 クラウドファンディング|COREZO(コレゾ) これぞ北陸のいいモノ・いいコト発掘サイト