「理想の姿勢」を測る時代の終わりに ── こころ整体院グループとタンクル、AI姿勢分析システムを共同開発
全全国125院・年間来院数80万人の臨床知見×予約管理システム「リザハブ」の開発力。2026年8月頃にモニター運用を開始し、2027年初旬の正式リリースを予定
全国125院・海外2拠点/年間来院数80万人を展開する「こころ整体院グループ」(運営:株式会社givers/本社:東京都新宿区/代表取締役CEO:安藝 泰弘)は、整骨院・整体院向け予約管理システム「リザハブ」を開発・運営する株式会社タンクル(本社:沖縄県糸満市/代表取締役:小笹 諒介)と共同で、AI姿勢分析システムを開発していることをお知らせします。
本システムは、背面・側面の写真2枚から姿勢の逸脱パターンを自動分析し、身体への影響やケアのヒントを可視化するものです。2026年8月頃よりモニター運用を開始し、2027年初旬の正式リリースを予定しています。
▼ こころ整体院グループ 公式サイト https://seitai.co.jp/
ニュースの要点
・こころ整体院グループ(運営:株式会社givers)と株式会社タンクルが、AI姿勢分析システムを共同開発中
・タンクル社の整骨院・整体院向け予約管理システム「リザハブ」に搭載し、2026年8月頃よりモニター運用を開始、2027年初旬の正式リリースを予定
・姿勢評価の基準点として古典的に用いられてきた耳・肩峰・大転子・膝・外果の5点を踏襲しつつ、少数の典型例に当てはめる従来方式ではなく、逸脱の組み合わせとして姿勢を記述する分析ロジックを独自に構築
・背面・側面の写真2枚から、前額面・矢状面の姿勢を分析し、負荷がかかりやすい部位、支持低下・短縮傾向が推定される筋群などを自動で可視化
・年間来院数80万人の臨床現場の知見と、東亜大学との共同研究(国際学術誌『PLOS ONE』掲載/DOI: 10.1371/journal.pone.0335268)で蓄積した身体メカニズムの研究知見を、システムの分析ロジックに反映
・将来的には、写真を撮るだけで姿勢の状態・身体への影響・対策のヒントまで瞬時に提示できるシステムへの進化を構想(整骨院・整体院の施術現場向け)
「典型例に当てはめる」評価からの脱却
姿勢評価には長らく、Kendallらが提唱した標準姿勢が基準として用いられてきました。耳・肩峰・大転子・膝・外果を結ぶ垂直線を理想とし、そこからのズレを少数の典型パターンに当てはめる方式です。
しかし近年、この標準そのものの妥当性が問い直されています。2024年に『Journal of Rehabilitation Medicine』に掲載されたスコーピングレビューは、この標準姿勢の原典と設計手順を追跡したうえで、これを姿勢の異常判定に用いることは現在のエビデンスでは支持されず、多数の偽陽性を生む可能性があると指摘しました。姿勢は固定的な基準に従うものではなく、個人差の大きいものとして捉え直されつつあります。
当グループも、年間80万人の来院者と向き合うなかで同じ実感を持ってきました。実際の姿勢は少数の典型例に収まらず、複数の逸脱が同時に、しかも人によって異なる組み合わせで現れます。
そこで本システムでは、基準点そのものは古典的な5点を踏襲しつつ、評価の方法を変えました。理想形との一致度を測るのではなく、骨盤のシフト・傾斜、胸椎の弯曲、腰椎の前弯、膝の伸展、頭部の位置といった逸脱をそれぞれ独立に定義し、その組み合わせとして姿勢を記述する方式です。
これにより、「どの型に近いか」ではなく「どの逸脱が、どの程度、どう組み合わさっているか」を示せるようになります。施術者の経験に左右されやすかった姿勢評価に、共通の記述方法を持ち込むことが本システムの狙いです。

AI姿勢分析システムの概要 ─ 写真2枚で、姿勢パターンと身体への影響を可視化
本システムは、背面・側面の写真2枚をもとに、前額面(正面から見た左右バランス)と矢状面(横から見た前後バランス)を分析します。
・矢状面(側面)の分析:耳・肩峰・大転子・膝・外果の相対関係から、骨盤の前後シフト、骨盤の前傾・後傾、胸椎の後弯増大・平坦化、腰椎の前弯増大、膝の過伸展、頭位前方といった逸脱を個別に判定し、その組み合わせとして提示
・前額面(背面)の分析:肩の高さと骨盤の高さの関係から、左右のバランスを分類
・身体への影響の可視化:検出された逸脱の組み合わせごとに、負荷が集中しやすい部位や、制限されやすい動きを表示
・筋バランスの推定:支持低下が示唆される筋群・短縮傾向が示唆される筋群を提示し、施術者のスクリーニングを補助
※本システムの分析結果は、写真上の配列から推定した参考情報であり、医学的な診断や徒手筋力検査・筋長テスト等の代替となるものではありません。
分析ロジックには、当グループが東亜大学との共同研究(国際学術誌『PLOS ONE』掲載/DOI: 10.1371/journal.pone.0335268)などを通じて蓄積してきた身体メカニズムの知見と、全国125院の臨床現場で培った評価ノウハウを反映しています。
▼ 東亜大学共同研究・PLOS ONE掲載論文の概要
https://seitai.co.jp/research/
「写真を撮るだけ」で分析からケアのヒントまで ── 今後のロードマップ
本システムは、リザハブを導入する整骨院・整体院の施術現場で活用されます。目指すのは、写真を撮るだけで、姿勢の状態と身体への影響、対策のヒントまでを瞬時に提示できるシステムです。施術者の経験に頼りがちだった姿勢評価を標準化し、来院された方への説明や施術計画づくりを支援します。
「不調が出てから対処する」のではなく、「壊れる前に整える」。当グループがスポーツコンディショニングの現場で大切にしてきたこの考え方を、テクノロジーの力で全国の施術現場に広げていくことが、本共同開発のゴールです。

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時期 |
内容 |
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2026年8月頃 |
モニター運用開始(リザハブ導入院・当グループ店舗の一部で先行活用) |
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2027年初旬 |
正式リリース予定 |
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将来構想 |
写真を撮るだけで姿勢の状態・身体への影響・対策のヒントまで瞬時に提示する機能へ拡張 |
※時期・内容は開発状況により変更となる場合があります。
両社の役割
・株式会社givers(こころ整体院グループ):勢分析ロジックの監修、臨床現場の評価ノウハウ・研究知見の提供、モニター運用における検証
・株式会社タンクル:システム設計・開発、予約管理システム「リザハブ」への機能実装、UI/UX設計
代表取締役CEO 安藝 泰弘 コメント

「姿勢の"正解"を決めて、そこからのズレを測る。これが長く当たり前とされてきましたが、その前提自体が今、問い直されています。私たちが臨床で見てきたのも、教科書どおりの型に収まらない身体ばかりでした。
大切なのは理想像に近づけることではなく、その方の身体に何が起きているかを、誰が見ても同じように記述できることだと考えています。タンクル様の技術力で、その仕組みを全国の施術現場が使える形にできることを嬉しく思います」
株式会社タンクルについて
予約管理システム「リザハブ」
「リザハブ」は、株式会社タンクルが開発・運営する整骨院・整体院向けの予約管理システムです。24時間Web予約、顧客管理、カルテ、売上分析などの機能を一つに集約し、施術院の受付・顧客管理業務の自動化を支援しています。患者向けの予約アプリ「リザハブ/予約Myページ」も提供しています。
株式会社タンクルは、沖縄県糸満市に本社を置くシステム開発会社で、スマートフォンアプリ・Webシステムの開発を強みとしています。
▼ リザハブ 公式サイト https://hub-reserve.com/
▼ 株式会社タンクル 公式サイト https://tanqle.co.jp/
こころ整体院グループについて
「良い治療家を育てる」を理念に、整体院・整骨院を全国125院・海外2拠点で展開するこころ整体院グループ(運営:株式会社givers)です。2006年2月の創業以来、2026年で創業20周年を迎え、年間来院数は約80万人にのぼります。初回全額返金保証・強引な勧誘なしの方針で運営しています。
独自の身体メソッド「GIFTメソッド」と「AI姿勢分析」を全院で展開し、東亜大学との共同研究の成果は国際学術誌『PLOS ONE』に掲載されています(DOI: 10.1371/journal.pone.0335268)。研究知見をメソッドの開発・改良に応用するアプローチで、エビデンスベースのヘルスケアを実践しています。
▼ GIFTメソッドの詳細 https://seitai.co.jp/gift/
会社概要
株式会社givers(こころ整体院グループ)
・会社名:株式会社givers(こころ整体院グループ)
・所在地:東京都新宿区新宿6丁目29-3 新宿桑原ビル9階
・代表者:代表取締役CEO 安藝 泰弘
・創業:2006年2月14日(2026年で創業20周年)
・設立:2014年1月7日
・事業内容:国内外に160店舗以上を展開する「こころ整骨院・こころ整体院グループ」を主軸に、筋膜整体や巻き爪治療などの専門ケア、マシンピラティスやフィットネスジム、美容エステの運営、スポーツトレーナー派遣、女子プロ3x3バスケチーム運営、整体師育成スクール、さらには整形外科・メンタルクリニックの医療連携や経営コンサルティングまでを一体で手がける総合ヘルスケア企業
・コーポレートサイト:https://givers.co.jp/
・こころ整体院グループHP:https://seitai.co.jp/

株式会社タンクル
・会社名:株式会社タンクル
・所在地:沖縄県糸満市大度69
・代表者:代表取締役 小笹 諒介
・設立:2013年
・事業内容:自社サービス「リザハブ」の開発・運営、スマートフォンアプリ
・Webシステムの受託開発

■ 参考文献
・Aki Y, Okino I, Tsuyama G, Tanitsu Y, Nishijo H, Takamoto K. Relationship between the asymmetry of the resting scapular position and the prevalence of latent myofascial trigger points in the trapezius muscle in asymptomatic adults. PLoS One. 2025;20(10):e0335268. DOI: 10.1371/journal.pone.0335268
・The standard posture is a myth: a scoping review. J Rehabil Med. 2024. DOI: 10.2340/jrm.v56.41899
本リリースに含まれるテキスト・図表は、出典明記の上、引用・転載自由です。
お問い合わせ先
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株式会社givers(こころ整体院グループ)
マーケティング担当:塩野 正貴
mail:givers.marketing@givers.co.jp
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